JX-ENEOS
73
16
14
19
24
VS
富士通
61
19
10
20
12
4月6日(日) 15:00 国立代々木競技場第2体育館
JX-ENEOS
73
16
14
19
24
VS
富士通
61
19
10
20
12
STARTING MEMBER
| ＃2 木林 |
＃9 新原 |
＃10 渡嘉敷 |
＃11 岡本 |
＃21 間宮 |
＃23 大沼 |
＃24 高橋 |
＃52 宮澤 |
||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0 | 8 | 33 | 8 | 12 | 4 | 0 | 8 |
会場を代々木第二体育館に移したセミファイナル第2戦。あと1勝でファイナル進出が決まるＪＸ-ＥＮＥＯＳに対し、負ければシーズン終了の富士通。
試合前から両チームの並々ならぬ気迫と集中力が伝わる中、ＪＸ-ＥＮＥＯＳ対富士通セミファイナル第2戦、TIP-OFF！
両チームマンツーマンDEFでスタート。開始早々＃10渡嘉敷がジャンプショット、＃21間宮との合わせのプレイで連続得点を挙げるが、富士通はベテラン＃8鈴木がフリースロー、ジャンプショットと沈め互角のゲームスタートとなる。
先にペースを掴みたいＪＸ-ＥＮＥＯＳはインサイド＃52宮澤、間宮、渡嘉敷が果敢に攻め込み7:14には10-4とリードを奪うが、ここから富士通のアウトサイド陣＃15山本、＃10町田のドライブインに連続得点を許し、5:11にはOFFのミスから＃45名木に得点をされ、10-12と追う展開に。
富士通のプレッシャーDEFに苦しみOFFのミスが続き得点が伸びないＪＸ-ＥＮＥＯＳに対し富士通は、＃0長岡の3PTS、リバウンドショットで加点し徐々に差が開く。
終盤、間宮のジャンプショット、渡嘉敷のインサイドプレイで繋ぎ16-19、3点のビハインドで1Q終了。
1本ずつ返し早い段階でリードを奪いたい2Q。
序盤、互いに守り合い得点が伸びない時間帯が続くが、要所で＃9新原のカットインからのリング下、宮澤のポストプレイ、4:48には＃11岡本のフリースローが決まり24-23と逆転に成功。
このQ、ＪＸ-ＥＮＥＯＳのDEFとリバウンドが機能し、富士通に簡単には得点を許さないが、渡嘉敷のファウルトラブルでインサイド陣の得点が思うように伸びず30-29、1点のリードで前半終了。
前半だけで11回犯したターンオーバーを1つでも減らして、ＪＸ-ＥＮＥＯＳペースを作りたい後半。間宮のインサイドを基点に宮澤のジャンプショット、渡嘉敷とのハイロープレイが決まり9:17、34-29と5点リードを奪う。
ＪＸ-ＥＮＥＯＳ本来のインサイドを基点としたOFFで得点を重ねると、アウトサイド陣も余裕を持ったプレイを披露し、＃23大沼がドライブインを仕掛けバックショットを決め、7:26には40-33とリードを7点に。
このまま付き離せるかと思われた中盤、富士通山本・長岡に連続バスケットカウントを許し再び1点差まで詰め寄られる。やられてばかりはいられないと渡嘉敷がパワープレイでバスケットカウントを奪い返すが、終盤、山本・町田に連続3PTSを許し1:20には45-49と逆転を許す。
3Qのうちに流れを取り返したいところで渡嘉敷が2本のパワープレイをねじ込み49-49、同点で勝負の最終Qへ。
富士通以上の勝利への執念をコートで表現し戦いたい最終Q。
1つ目のDEFを守りきり、DEFリバウンドを間宮が奪取すると渡嘉敷が猛スピードでリングに走りこんだのを見逃さず、新原がロングパスでアシストし理想の形で先制を挙げると、ミドルショット、間宮のフリースローも続き8:11、55-49と6点のリードを奪う。
しかし一筋縄にいかないのがプレーオフ。ＪＸ-ＥＮＥＯＳのアウトサイドショットがリングに嫌われ得点が伸びない間に、富士通山本のポストプレイ・3PTS、長岡の速攻と続き5:23、57-58と逆転を許しＪＸ-ＥＮＥＯＳが後半2回目のタイムアウトを請求。
TO後、仕事をするのがエース渡嘉敷。バスケットカウントとなるパワープレイをねじ込みリードを奪い返すと、間宮-渡嘉敷の合わせも決まり自分たちのペースを取り戻す。
さらに新原が苦しい場面で2本のドライブインを決め、逆転を狙う富士通の反撃をかわし、残り1分を切りファウルゲームを仕掛ける富士通に対しフリースローを確実に決めて逆転のチャンスを与えず、最終スコア73-61、12点差で勝利しファイナル進出を決めた。
