ENEOSバスケットボールクリニック

スキルアップ!バスケットボールクリニックコーチの身体とテクニックの基礎クリニック

バスケットボールクリニックコーチ陣による、スキルアップのためのクリニックです。
すぐに練習に取り込めるテクニックや、選手に必要な「エネルギー・水分」の補給ポイントなどを紹介します。
テクニックのこと、身体のこと、バスケットボールを行う上で基本的なことをもう一度見返して、基礎力アップを目指しましょう!

小池コーチの「身体の基礎クリニック」第17回 試合と試合の間の食事について

みなさんは試合のときに足がつった経験はありますか?
ジュニア期の試合は一日に2試合行う場合も少なくありません。
また、次の試合時間まであまり時間のないことも多いでしょう。
そこで今回は、試合の間の食事について少しお話いたいと思います。

試合が終わった後は、当然、体の中に溜め込んでおいたエネルギーは使われ、ほとんどない状態になっています。
この状態で次の試合に臨んでも、満足なパフォーマンスは得られません。
試合後のストレッチを行うのはもちろんのこと、次の試合に備えて、きちんと栄養を補給して置くことが大切です。

*ポイントその1試合と試合の間が3時間程度あるとき

普通の食事をとってかまいません。→3時間あれば胃の中の食べ物は消化されるからです。
このときは、一回目の試合の後できるだけ早いタイミングで食事をとりましょう。

ポイントその1○食べるとよいもの
糖質中心のごはん・パンを中心に取るとよいでしょう。
また、一緒に果物、特に柑橘系のものをとると疲労回復効果が高まります。

○控えたほうがいいもの
脂っこいものは避けるようにしましょう。→消化が遅くなります。

*ポイントその2試合と試合の間が1時間から1時間半程度と短いとき

食べ物が消化しないので、食事をしっかり取ることはできません。
従って、糖質類の補給を中心にしてください。

ポイントその2○食べるとよいもの
体の中で早くエネルギーに変わるもがよいでしょう。
バナナ、柑橘系のジュース、カステラ、パン(あんこやジャムの入っているものがベスト!)

間食は時間がないので、場合によっては、市販のエネルギーゼリー等も活用してみるとよいでしょう。
また、忘れてはならないのが水分補給です。
汗で体の中の水分は減っている状態です。がぶ飲みはいけませんが、コップ一杯程度は必ずとるようにしましょう。

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