バスケットボールクリニックコーチ陣による、スキルアップのためのクリニックです。
すぐに練習に取り込めるテクニックや、選手に必要な「エネルギー・水分」の補給ポイントなどを紹介します。
テクニックのこと、身体のこと、バスケットボールを行う上で基本的なことをもう一度見返して、基礎力アップを目指しましょう!
横方向へ足を交差することなく、移動するステップをスライドステップと言います。ディフェンスの動きの中心となるフットワークです。オフェンスの動きの変化、特に方向変換に対しては、素早く反応しなくてはならないので、ディフェンスをする上でとても重要なステップでもあります。他のステップとのつなぎ目の役割を果たす重要なステップなので、上半身は基本姿勢を保ったまま行えるように身に付けましょう!!
悪い例
オフェンスの動きが早く(トップスピード)、スライドステップでついていけない時に、顔はオフェンスに向け、走りながら移動するステップです。素早いポジション移動にも良く用いられます。
悪い例
オフェンスの急激な方向転換に対して、ディフェンスもそれに合わせて方向転換をしなければなりません。体の向きを素早く変えるために良く用いられるのが、スイングステップです。初心者の場合、外側の足で踏ん張ることが出来ずに、オフェンスに背を見せて再び追い付こうとする場合がありますが、このような癖をつけないように十分練習する必要があります。
両足で床を小刻みに叩くようにして、細かく足を踏み替える動きをスタッターステップ(クローズアウトステップ)と言います。ボール保持者に向かってディフェンスが近づく時、相手のドライブに素早く対応するための準備動作として用いられたりします。また、オフェンスでは、ドリブルの時に勉強した、スピードドリブルから急激にスピードを落とし、バランスを保つ時や、オフェンスがディフェンスの動きを惑わすために(フェイク)使われるステップでもあります。