ENEOSバスケットボールクリニック

スキルアップ!バスケットボールクリニックコーチの身体とテクニックの基礎クリニック

バスケットボールクリニックコーチ陣による、スキルアップのためのクリニックです。
すぐに練習に取り込めるテクニックや、選手に必要な「エネルギー・水分」の補給ポイントなどを紹介します。
テクニックのこと、身体のこと、バスケットボールを行う上で基本的なことをもう一度見返して、基礎力アップを目指しましょう!

大山コーチの「テクニックの基礎クリニック」第13回 1on1の基本

さて、ディフェンスのファンダメンタルも一通り終了し、次は、バスケットボールの醍醐味でもある1on1の基本を勉強して行きたいと思います。バスケットボールは、チームスポーツで、5on5で行うチームゲームです。その中でも、ボールを保持できるプレーヤーは、たった一人のオフェンスプレーヤーです。その他のプレーヤーは、ボール非保持の1on1となります。このボール保持とボール非保持を繰り返し、オフェンスプレーヤーは、ディフェンスプレーヤーと駆け引きをしながら、お互いに協力し合って、チームプレーを作り上げていくのが、バスケットボールです。そして、その中で最も、必要となる技術が1on1です。ここでも、基本はとても大切になってくるので、少しずつ勉強して行きましょう。

※ここでは、ボール保持局面のオフェンスについて勉強していきます。

★ボールキープの仕方→トリプル・スレット

トリプル・スレットとは、ボール保持者がシュート、パス、ドリブル(ドライブイン)などのプレーにも、スムーズに移行できる構えを言います。ボールを保持したプレーヤーは、ボールを保持した瞬間に相手にボールを奪われないように、個人でしっかりとボールキープをしなくてはなりません。また、ボールを持った瞬間、次のプレーができる構えに入り、目は必ずゴールを見るようにします。そうすると、コート全体を見渡すことが出来、ディフェンスに脅威を与えることが出来ます。それから、ノーマークの味方に即座にパスができるボールの持ち方と構えが必要になります。あくまでも、基本は、トリプル・スレットの姿勢ですが、状況に応じては、ボールの位置を変えなければならない時があるので、その時は、ディフェンスを良く見て対応するようにしましょう。

●トリプルスレットの構えから

シュート

※画像をクリックすると、動きがご確認になれます。

パス

※画像をクリックすると、動きがご確認になれます。

ドリブル(ドライブイン)

※画像をクリックすると、動きがご確認になれます。

悪い例

※ボールを持った瞬間に突っ立っている状態です。シュート、パス、ドライブインに行くまでに、時間が掛かってしまいます。

悪い例

※ボールキープだけを考えた場合、問題ないですが、次のプレーがスムーズにできる構えではありません。

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