ENEOSバスケットボールクリニック

スキルアップ!バスケットボールクリニックコーチの身体とテクニックの基礎クリニック

バスケットボールクリニックコーチ陣による、スキルアップのためのクリニックです。
すぐに練習に取り込めるテクニックや、選手に必要な「エネルギー・水分」の補給ポイントなどを紹介します。
テクニックのこと、身体のこと、バスケットボールを行う上で基本的なことをもう一度見返して、基礎力アップを目指しましょう!

小池コーチの「身体の基礎クリニック」第14回 栄養素の働き〜たんぱく質編〜Part2

前回は、たんぱく質とスポーツを一緒に考えてみました。
今回は、「じゃぁ、たんぱく質って、何を食べればいいの?」というお話です。

皆さんは、「たんぱく質を多く含む食品」と聞くと何を思い浮かべますか?たんぱく質は主に「肉類」「魚類」「卵」「大豆」の4つの食品です。もちろんご飯や野菜にも含まれていますが、これらに含まれるたんぱく質は、少量です。
前回も少し話しましたが、アミノ酸がいくつか集まって作られたものがたんぱく質です。アミノ酸は私たちの体の中には20種類存在します。このアミノ酸の組み合わせによって作られるたんぱく質の特徴に違いが出てくるのです。
したがって、良い筋肉を手に入れたいなら一種類ではなく、いくつかのたんぱく質食品を組み合わせて摂取することをお勧めします。
たんぱく質を多く含む食品は二つに大別されます。

動物性のもの

植物性のもの

この両方からたんぱく質を摂取するよう心がけるとよいでしょう。

皆さんお魚を食べていますか?
筋力アップには「お肉」とイメージする人も多いと思います。確かにこれは間違いではありません。実は、魚も肉に引けをとらないほどの良質なタンパク質源なのです。
肉も魚も部位や種類によって、脂質含量の差がありますが、特に魚の脂質は、健康にとってプラスにはたらくことが知られてきています。また、魚は血合い(皮と身の間の赤黒い部分)や小骨まで食べることにより、鉄やカルシウムまでとることができるのです。
お魚を避けてしまっている人は、もう一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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