人間の体の中では、食べたものが消化・吸収され、体内で利用されエネルギーがつくりだされるまでに、色々な酵素やホルモンが必要になってきます。これらは、自律神経によって調節されています。

人間の体は周期的に変化していて（これを生体リズムといいます）、生体リズムは、常に一定のリズムに保たれていますが、不規則な生活や食事時間、必要以外の間食をすることによって、崩されてしまいます。つまり、食事に対応する神経や身体の準備が整っていないのに何かを食べたり、逆に準備が整っているのに食事をしないと、消化・吸収に悪影響を与えることになるのです。特にスポーツ選手は普通の人より多くの栄養素を必要とします。規則正しい食事時間で、消化・吸収能力を高めていくことも強い選手になるために必要なことなのです。
そのためには、基本の三食（朝食・昼食・夕食）を規則正しい時間にとることが大切です。
そして、食事を抜くこともおすすめできません。
特にジュニア期の皆さんは、しっかり朝ごはんを食べてから学校に行きましょう。
試合で大活躍したいですよね！そのためには朝ごはんで力をつけて出かけたいですね。でも、毎日朝ごはん食べる習慣が出来ていないと、せっかく食べた朝ごはんをうまくエネルギーに変えることが出来なくなります。試合中、最も良い状態でエネルギーが作り出せるように日頃から訓練しておくことが大切です。こうすれば午前中に試合があったとしてもばっちり対応できるようになります。