バスケットボールクリニックコーチ陣による、スキルアップのためのクリニックです。
すぐに練習に取り込めるテクニックや、選手に必要な「エネルギー・水分」の補給ポイントなどを紹介します。
テクニックのこと、身体のこと、バスケットボールを行う上で基本的なことをもう一度見返して、基礎力アップを目指しましょう!
ポストマンに対するディフェンスは、今までやってきたボール保持に対するディフェンスと、ボール非保持対するディフェンスに比べると、身体接触が一番多く使われます。
ポストは、ローポスト、ミドルポスト、ハイポスト3つのエリアに分けられます。ポストマンへのつき方は、それぞれのエリアやパッサーの位置、ポストマンの能力に応じて使い分けなければいけませんが、ポストマンに有利なポジションを与えないことが一番大切です。
また、これまで説明してきたゴールラインの原則、ボールラインの原則が通用しない場面が出てきます。ボールの位置やポストマンの位置が頻繁に変化する場合、簡単にパスを入れさせないために、ディナイしながらポスマンの周囲をグルグルと回るようにして、パスコースを遮断しなければならなくなります。このような場合は、ディフェンスの原則に従わない瞬間が出てきますが、いつでもパスをインターセプトできるような姿勢を維持することが大切です。
ここでは、ローポストについて説明していきます。
サイドハイ
サイドロー
※ボールの位置とポストマンが重なる場合には、ゴールラインから外へ追いやるようにサイドハイからディフェンスします。
※ポストアップの位置がゴールラインから外れている場合は、ゴールラインに近い側のサイドローからディフェンスをして、パスラインを切るように手を上げます。