GAME第10回Wリーグ

レギュラーリーグ第1戦 vs 富士通

第10回Wリーグ

10月3日(金)

JOMO

77

21
12
24
20

VS

富士通

62

14
14
21
13

STARTING MEMBER

大神
内海
吉田
山田

三谷

船引ま
蒲谷
矢野

個人得点
#1
大神
#3
内田
#4
立川
#6
内海
#7
寺田
#10
長南
#12
吉田
#14
山田
#15
諏訪
#53
18 0 2 17 3 0 10 11 13 3

守って走ったサンフラワーズ!! 全員バスケットで開幕戦を勝利で飾る

秋の気配が辺りを包み込む今日、ついにWJBLが開幕です。
昨シーズンのファイナルでの悔しさを胸に、行けサンフラワーズ!
10th WJBL JOMO-富士通 因縁の対決が代々木第2体育館でTIP-OFF!!

1st Quarter

両チームマンツーマンDEFでスタート。インサイドの♯14山田にボールを集め、得点のきっかけを作ろうとするJOMOに対し、5アウトで全員がアウトサイドに広がり、3PTSやドライブインで得点を狙う富士通。両チーム、開幕の緊張からかオフェンスにミスが目立ち、ロースコアなゲーム展開となる。山田のインサイドに対し、ダブルチームをしかけてくる富士通を前にリズムを掴めない中、残り7分45秒、山田の力強いポストプレイでJOMOに初得点が入る。
残り5分をすぎ、徐々に硬さも取れ始めたサンフラワーズ。♯1大神がアメリカでも通用したという、トップスピードからのジャンプシュートでネットを揺らすと、♯12吉田がインターセプトからレイアップを決め、連続ポイントで波に乗る。残り28秒、今期頭角を現してきたフォワード♯7寺田がコートに立った直後、♯12吉田からのアシストで左コーナーからの3PTSを沈め21-12。最後に♯45名木にレイアップを返されるが、21-14と7点リードで1Qを終了。

2nd Quarter

2年ぶりに♯4立川がコートに復帰。持ち前のDEF力で相手の攻め手をつぶし、勢いをつけてほしいところ。しかし2Q開始から5分間、我慢の時間がやってきた。OFFではシュートに行く前にミスが起こり、ノーゴール。激しいDEFから走る展開に持って行きたいが、ファールが混み、フリースローや♯45名木の3PTSで徐々に点差が詰まる。
その重い雰囲気を断ち切ったのはベテラン♯14山田。残り4分40秒、ダブルチームをかいくぐり、JOMOの2Q初得点を決めると、バスケットカウント、リバウンドショットなど次々と得点を重ねチームを救う。負けじとキャプテン♯53林は、ルーズボールを渾身の力で追いかけ、チームの士気が上がる。コート上の5人が集中して守り、富士通のパッシングOFFを簡単にはさせず、33-28とロースコアで前半を終える。

3rd Quarter

5点差を追いかける富士通が、アウトサイドにプレッシャーを強め、逆転を狙ってきた。
しかし、このクォーターの主役は♯12吉田。コート上で一番小さい吉田がリバウンドに飛びまくり、OFFリバウンドを連続して取ると、DEFではインターセプトから♯1大神との高速2メンでレイアップをアシスト。富士通エース♯12矢野に3PTSを許すが、JOMOシューター♯6内海が即座に3PTSを決め返し、プライドをみせる。
横へのパスに対してプレッシャーの強い富士通DEFに対して、♯12吉田は縦に力強くドライブインをしかけ、2本のバスケットカウントを奪う。♯12吉田・♯7寺田の同級生コンビが、富士通の3PTSを連続してブロック。そのボールを、5年目の中堅選手♯6内海・♯15諏訪がきっちりと得点に結びつけ、DEFからテンポ良いバスケットを展開する。
残り11秒、DEFの隙をつかれ、♯8鈴木にバスケットカウントを許すが、57-49とリードを8点に広げ、最終クォーターへ。

4th Quarter

昨シーズン何度も痛い目にあってきた、富士通の3PTSには注意が必要。その思いが一つとなり、ボールマンに対してのプレッシャーが増すと、苦し紛れに出る富士通のパスを♯12吉田が見逃さずインターセプト。と同時に、♯4立川と♯7寺田が両サイドをトップスピードで駆け抜け、速攻につなげる。残り8分50秒、♯4立川が今期初得点を挙げ、60-49の二桁リード。
後のない富士通が、ボールマンに対して高い位置からダブルチームを仕掛けてくるものの、JOMOガード陣♯1大神・♯4立川・♯12吉田のボールキープ力の方が勝り、ノーマークとなったリング下の♯15諏訪に、決定的なパスが飛び加点。最後はコートを広く使い、余裕を持った攻めで時間を使い、ゲームを支配したサンフラワーズ。
コート・ベンチでそれぞれが自分の役割を果たし、77-62の大量リードで10th WJBL開幕戦を勝利で飾った。

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