GAME第10回Wリーグ

プレーオフ・ファイナル第4戦 vs シャンソン

第10回Wリーグ

3月10日(火)

JOMO

107

28
21
18
27
13

VS

シャンソン

105

20
21
22
31
11

STARTING MEMBER

内海
田中
吉田
山田

相澤
石川
池住
中川
渡辺

個人得点
#4
立川
#6
内海
#8
田中
#9
新原
#10
長南
#12
吉田
#14
山田
#15
諏訪
#53
1 16 32 0 2 15 20 5 16

日本一の粘り、そしてチームワークで激戦を制し5年ぶりの2冠達成!!

優勝に王手をかけ迎えた第4戦。沢山の応援を力に最高のゲームを今ここに!
JOMO‐シャンソン化粧品ファイナル第4戦TIP‐OFF!!

1st Quarter

両チームマンツーマンDEFでスタート。
インサイドを起点に試合を組み立てるJOMOに対し、シャンソンは♯14山田を二人がかりで徹底的に抑えに掛かる。だがDEFが山田に寄るのを見逃がさず待ち構えたアウトサイド♯53林・♯8田中・♯6内海の3PTSで先手を取ると、DEFでも♯12吉田を筆頭に前線からプレッシャーを掛け相手のミスを誘いスピードのあるOFFに繋げ、4:28またも林がノーマークの3PTSを冷静に決め20-6と大量リード。
しかし終盤、ファールで与えたフリースロー、♯8石川のペネトレイトで得点を許し28-20の8点リードで1Q終了。

2nd Quarter

開始早々♯25藤吉のポストプレイで先制されると、警戒していた♯7相澤の3PTSがリングに突き刺さる。勢いに乗るシャンソンだったが、JOMOフォワード陣もアウトサイドのシュートで応戦し逆転を許さない。
3-2のマッチアップゾーンに切り替え守るシャンソンに対しても、♯12吉田が積極的にOFFし自らドライブでDEFを切り崩し得点に絡むと、3:48リング下に潜り込みバスケットカウントで得たフリースローもきっちりと決め42-29。
このまま差を広げたいJOMOだったが、シャンソンも意地を見せベテラン相澤の3PTSで息を吹き返すと、♯24中川の連続得点で42-39の3点差。
残り1:40、嫌な空気が流れたがキャプテン林がこのピンチを救う。1対1になっているインサイド山田にパスを入れファールを誘うプレイをアシストすると、山田がそれに応えフリースロー2本決め、自ら前半4本目となる3PTS、そして残り10秒、OFFリバウンドをもぎ取りブザービーターとなる吉田のプレイを引き出し49-41とリードを守り前半終了。

3rd Quarter

前半同様、JOMOは山田を軸としてバスケットを展開し、マークの甘くなったアウトサイドが効果的にシュートを決め、シャンソンDEFを翻弄する。
運動量の落ちない吉田がルーズボール・リバウンドに果敢に飛び込みボールを支配し反撃のチャンスを与えない。
ゾーンDEFを敷くシャンソンに対して、ノーマークとなれば田中が3PTSを狙い、DEFが広がれば♯15諏訪がインサイドでパワーを見せつけ、2:30、67-52とリードを15点に広げる。
しかし簡単には終わらなかった。残り2分を切り、相澤・♯45渡辺に怒涛の3PTSを3本決められ67-63と4点差に詰められ3Q終了。

4th Quarter

最終クォーター、先手を取ったのはJOMO。
内では諏訪・外では田中が3PTSを沈めリードを広げる。
しかしシャンソン渡辺・相澤も一心不乱にリングに攻め込みバスケットカウント・3PTSを許し一進一退の攻防となる。後ろをぴたりとついてくるシャンソンに対し田中が連続3PTSを決め突き放し、5:26、82-74でシャンソンが最後のタイムアウト。
気が抜けない戦いが続く中、前線から激しいプレッシャーのシャンソンDEFにスティールからの速攻を許し、残り3:48で86-84。
両チームともチームファールが5つを超えファールができない状況で、山田がインサイドで底力を発揮し連続ポストプレイを決めるが、JOMOはファールを犯しフリースローでシャンソンに得点を許し、残り14秒、プレスDEFを仕掛ける相澤にボールをもぎ取られ速攻を許し92-91。
離しても離しても追い上げてくるシャンソン。ファールゲームで得たフリースローを吉田がきっちりと2本決めるが、残り3秒、3PTSを打たせまいとチェックに飛んだその上から相澤に3PTSを決められ、94-94の同点で4Q終了。勝負はオーバータイムに。

Over Time

4Qのシャンソンの勢いを止めきれず、池住に痛い先制を許すと、相澤に速攻をやられ94-98と4点差を追いかける展開に。
JOMOは勢いに押されながらもインサイドで山田が連続得点、田中の3PTSと粘り強くついていき101-105。
残り52秒、DEFでプレッシャーをかけボールを奪うと、♯4立川がドライブでDEFを引きつけパスを受けた山田がリング下で決め2点差。
残り30秒、またも立川がDEFをかき乱し3PTSラインで待ち構えた田中が放ったシュートがリングに吸い込まれ106-105。大逆転劇に沸く代々木第二体育館。
残り30秒から最後まで諦めないシャンソンのメンバーの猛攻にノーファールでしっかりと守りきり追加点を許さず、107-105と歴史に残る大勝利で2年ぶりのWJBL制覇を遂げた。

今シーズンも沢山の熱いご声援をありがとうございました!

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