JOMO
74
9
15
18
17
15
VS
64
18
12
23
6
5
富士通
2月22日(日)
JOMO
74
9
15
18
17
15
VS
64
18
12
23
6
5
富士通
STARTING MEMBER
内海
田中
吉田
山田
林
三谷
畑
蒲谷
矢野
名木
#4 立川 |
#6 内海 |
#8 田中 |
#10 長南 |
#12 吉田 |
#14 山田 |
#15 諏訪 |
#53 林 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 9 | 18 | 4 | 19 | 11 | 6 | 5 |
セミファイナル第2戦は黄と赤の応援団で埋め尽くされた代々木第二体育館での戦い。
ファイナルまであと1勝! JOMO-富士通TIP‐OFF!
両チームマンツーマンDEFでスタート。
富士通の勝利への執念がDEFに表れ、激しいプレッシャーに押され気味のJOMOは苦しいシュートを打たされ、開始3分半無得点のまま時間が流れる。
両チーム緊張と疲労からかシュートがリングに嫌われスロースタートのゲームとなる。しかし富士通♯45名木の積極的なOFFに得点を許しリードを奪われる。
JOMOはOFFのターンオーバーやシュートミスで得点が伸びず苦しい展開の中、終盤♯8田中のドライブとリバウンドショットで何とか場をつなぎ9-18とダブルスコアビハインドで1Q終了。
スピードに乗ったバスケットに持ち込み得点を伸ばしたい2Q。
富士通のプレッシャーDEFにも慣れ始め、序盤から貪欲に得点を取りに行く。
♯6内海・♯53林の連続ジャンプシュートでバスケットが落ち着くと、♯15諏訪もリバウンドショットをねじ込み仕事をする。勢いに乗ったJOMOはDEFも機能し、スティールからアーリーOFFに持ち込み田中がバスケットカウントを奪うドライブ決め、残り7:48 17-20と3点差まで詰め、流れを引き寄せる。
しかしここからまたもシュートがリングに弾かれ6分間無得点となりリードを奪いきれない。
終盤、その重い展開を♯12吉田が渾身のドライブで切り裂き、要所でのミドルシュートを決めラストOFFでは残り7秒、田中の3PTSをアシストし24-30と差を6点に詰め前半終了。
前半終了時の良いリズムを後半に繋げたいJOMOは♯14山田のフックシュート、吉田のスティールから田中の速攻、内海のリバウンドショットと、連続で決まり流れを呼び寄せると、7:16吉田のドライブで34-32と逆転に成功。
しかし富士通もエース♯12矢野にDEFのマークの上から4連続3PTSを決められ一気に得点が離れてしまう。
吉田がカットインからのシュートをねじ込み粘りをみせるが、終了間際に鈴木にバスケットカウントを許し、42-53とこのゲームの最大得点差で4Qへ。
JOMOは諦めない。
吉田のミドルシュートで先制すると、コートに戻った山田がインサイドで底力を発揮しパワープレイで連続得点。
落ち出した富士通のシュートに飛びつく黄色い選手たち。泥臭いプレイで試合の流れをJOMOが掴むと、田中の3PTS・長南のミドルシュートで5:15に一気に同点とし、53-53と戦いを振り出しに戻す。
ここまで富士通を無得点に抑えていた4Qだったが、三谷・名木に得点を許し、残り1.54で54-59。5点ビハインドのまま時間が過ぎ、残り28秒オフェンスリバウンドで得たフリースローを山田が2本とも落ち着いて決めたところで富士通がタイムアウト。
直後の富士通のスローインでボールがコートに入った瞬間、諏訪・田中がダブルチームで相手のトラベリングを誘いボールを奪い返すと、残り15秒内海が放ったロング3PTSがリングに吸い込まれ59-59とし勝負は延長戦へ。
集中した表情のサンフラワーズは開始早々、♯15諏訪のインサイド・田中のジャンプシュートが決まり先手を取ると、勝負どころで吉田が鋭くリングに攻め込み、得たフリースローをきっちりと沈めリードを広げる。
終盤ファールゲームに持ち込む富士通に対しフリースローも確実に決め、最後まで足を止めずに堅いDEFで富士通に得点を許さず、45分間諦めず勝利を信じ戦い続けたサンフラワーズが激戦を制しファイナル進出を決めた。