GAME第10回Wリーグ

プレーオフ・セミファイナル第1戦 vs 富士通

第10回Wリーグ

2月21日(土)

JOMO

85

20
18
28
19

VS

富士通

84

19
26
22
17

STARTING MEMBER

内海
田中
吉田
山田

三谷

蒲谷
矢野
名木

個人得点
#4
立川
#6
内海
#8
田中
#10
長南
#12
吉田
#14
山田
#15
諏訪
#53
0 20 19 0 9 16 16 5

勝利に向かい最後まで戦い続けたサンフラワーズ。逆転に次ぐ逆転の激戦を制しファイナル進出に王手をかける

10th WJBLセミファイナルは、宿敵富士通と3戦2勝方式でファイナル進出をかけ戦う。
今シーズンの富士通戦はオールジャパンを含め5戦全勝と分があるものの、場数を踏んだベテランが多いチームだけに侮ることはできない。全員の力を一つにまず1勝を!
セミファイナルJOMO-富士通第1戦TIP‐OFF!

1st Quarter

両チームマンツーマンDEFでスタート。
開始30秒、OFFリバウンドを奪われ富士通♯1三谷に先制点を許すが、直後♯8田中がペネトレイトからジャンプシュートを決め返し闘志むき出しの1Qが始まる。
JOMOは♯12吉田の針の穴を通すような正確なパスを受けた♯14山田がインサイドで存在感をみせ得意のフックシュート、♯6内海が2本の3PTS・速攻からのレイアップを決め、バランスの良いOFFを展開。
対する富士通は♯45名木・三谷の3PTSで加点し、残り1分18-19とリードを奪われるが、ラストOFFでオフェンスリバウンドに吉田が飛び込み、ブザービーターとなるリバウンドショットを決め20-19で1Q終了。

2nd Quarter

2Qは2点のJOMO対3PTSの富士通の戦いとなる。
♯15諏訪がポストプレイを決め先制すると、内海のバスケットカウント・ジャンプシュートで得点を重ねる。しかし富士通も譲らず名木・蒲谷の3PTSが決まり一進一退の攻防へ。
31-31の同点で迎えた残り5分、OFFでは吉田-山田のホットラインが冴えわたり連続得点するものの、DEFで富士通得意のパッシングOFFを止められず流れが富士通に。♯1三谷の3PTS、船引ま・鈴木にフリースローを与えてしまい、残り1分を切り35-42。
JOMOは動きが止まり嫌なムードが流れるが、それを払拭したのは吉田の鋭いドライブイン。ファールを受けながらも丁寧にしっかりとねじ込み4点差まで詰め寄る。しかし直後富士通ベテラン♯9船引かに3PTSを決められ38-45の7点ビハインドで後半へ。

3rd Quarter

JOMOスローインから始まった後半開始早々、山田がインサイドでパワーを見せつけ先制。前半調子の上がらなかった♯8田中が果敢にリングに攻め込みバスケットカウントを得るなどOFFのリズムが良くなり、開始1分半で45-45と勝負を振り出しに戻す。
点の取り合いとなった中盤だったが、富士通蒲谷に連続3PTSを許し、またも追いかける展開に。
その後JOMOはゾーンDEFで富士通のアウトサイドシュートを徹底して守り、リズムを崩すことに成功。最大10点差を♯53林・吉田のフリースロー、ラストOFFでの田中の3PTSで66-67の1点ビハインドまで詰め最終クォーターへ。

4th Quarter

勝負の最終クォーター。
キャプテン林が気迫のブロックショットでチームに流れを呼び込むと、自らフリーの3PTSを落ち着いて決める。これを皮切りに諏訪のインサイドでのパワーあふれる活躍で8点連続得点し、開始2分半74-67とリードを奪う。
その後、個人ファール4つの富士通三谷にマークされている諏訪が、徹底的にインサイドでのパワープレイで加点するのに対し、富士通は矢野・名木の3PTSで序々に詰め寄られる。
残り3:33ついに富士通♯8鈴木のミドルシュートで80-80の同点。JOMOは堪らずタイムアウトを取り、休ませていた吉田をコートに戻す。
残り3分を切り、またも船引かの3PTSがリングに吸い込まれリードを奪われるが、勝負どころで積極的にリングに向かった諏訪のインサイド、吉田から渾身のロングパスを受けた田中の3PTSが決まり、残り2:03 85-84とリードを奪い返す。最後まで攻め続け、守り続けた40分間、最後は吉田が華麗なドリブルでボールキープし試合終了。
心身ともにたくましく成長を見せたサンフラワーズが、セミファイナルでの大きな1勝目をあげる。

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