インサイド山田の安定した活躍がチームを勝利に導く。08-09レギュラーリーグ、デンソーに4戦全勝

今年9月にオープンしたばかりの「湿原の風アリーナ釧路」に会場を移した北海道シリーズ2戦目。ゲーム前には地元マーチングバンドの華麗な演奏が戦いに華を添え、JOMO-デンソー第4戦TIP‐OFF！！

1st Quarter

両チームマンツーマンDEFでスタート。
コートを広く使い、インサイドにボールを集めるJOMO。それに応え♯14山田が得意のフックシュートで先制すると、♯12吉田がDEFリバウンドを取りコートの真ん中をドリブルで駆け抜け、そのままレイアップに持ち込む。倒されながらもしっかりと決める迫力満点のプレイに会場が沸く。
負けじと好調♯8田中も連続3PTSを沈め5:00で16-8と先手を掴む。
1Qを通して山田がインサイドで体を張り、OFFリバウンドや多彩なステップワークで得点。風格をみせつけゲームを安定させると、それぞれが自分のOFFを思い切り表現し、最後は♯1大神がブザービーターとなるドリブルジャンプシュートを決め、26-9と大量リードで1Qを終了。

2nd Quarter

先制はデンソー♯41伊藤の3PTS。
ボールマンに対してプレッシャーを強めたデンソーDEFに対し得点が入らず、開始2分での♯6内海のジャンプショットが2Q初得点となる。
その後もオフェンスが機能せず、無得点のうちに2:00デンソー小畑の3PTSで30-25の5点差にまで追い上げられる。直後、大神がペネトレイトで得たフリースローを落ち着いて2本とも決めると、残り1分を切り大神が3PTSをねじ込みピンチを救う。
最後は吉田がリバウンドに飛び込みゲームを引き締め前半終了。デンソーのDEFプレッシャーに苦しみながらも35-25と10点リードを守って後半へ。

3rd Quarter

序盤からJOMOがペースを掴む。
デンソー小畑にジャンプショットで先制を許すが、大神がすぐさまやり返すと、DEFの頑張りをオフェンスに繋げる。速さでDEFを翻弄し、インサイド山田の高さを活かした攻撃で連続得点。残り5分を切り、大神－山田のホットラインが決まり47-27の20点差。
終盤、2-3ゾーンを張ったデンソーDEFに対しても吉田が落ち着いてゲームコントロール。終始JOMOペースでゲームを進め、53-33の20点リードで最終クォーターへ。

4th Quarter

2-3ゾーンを継続するデンソーだったが、内海がノーマークの3PTSをパシャリと決めアウトサイドの強さをみせると、デンソーはDEFをマンツーマンに戻す。
その後も♯53林・吉田・内海の外角シュートが気持ち良く決まり、65-38と最大得点差。
終盤、♯9新原を筆頭に若手メンバーも激しく、そしてのびのびとプレイし、69-51とデンソーに快勝。北海道シリーズを連勝で終えた。