GAME第9回Wリーグ

プレーオフ・ファイナル4第戦 vs 富士通

第9回Wリーグ

2月26日(火)

JOMO

86

21
22
22
21

VS

富士通

58

19
9
17
13

STARTING MEMBER

大神
田中
長南
吉田
山田

三谷

船引ま
船引か
矢野良

個人得点
#1
大神
#3
内田
#6
内海
#8
田中
#9
新原
#10
長南
#12
吉田
#14
山田
#15
諏訪
#53
23 0 6 23 1 2 9 18 0 4

JOMOらしさ全開。全員で攻めて、守ったサンフラワーズ! 日本一まであと1勝!

平日にもかかわらず、大勢のバスケットボールファンで埋められた代々木第二体育館。
1勝2敗で迎えたファイナル第4戦。戦いはここからだ!JOMOファンの熱い声援を受け、負けられない戦いがTIP‐OFF!

1st Quarter

両チームマンツーマンDEFでスタート。先制は♯7船引(ま)のジャンプショット。しかしすぐさま♯12吉田がやり返す。
1日の休養日をはさみ、元気を取り戻したJOMOはDEFで先手を取る。相手の武器を封じるDEFで24秒オーバータイムを奪うなど激しいDEFをみせ、簡単にはシュートを打たせない。OFFでは♯14山田にボールを集めるが、第2戦で30得点の山田へのマークはさすがに厳しく、序盤インサイドは思うようなプレイをさせて貰えないままリズムに乗り切れず5分経過。それでもインサイド山田は自分のエリアで果敢に勝負に挑む。その間船引姉妹の得点で6-15と大きくリードを奪われるが、残り3分を切ったところでの♯53林・♯15諏訪の交代が功を奏す。♯15諏訪がもぎ取ったオフェンスリバウンドを♯8田中が3ptsを決め、♯53林も交代直後にジャンプシュートを沈めるなど、ベンチメンバーが流れを作った。
ペースアップしたJOMOのバスケット。♯1大神・♯8田中がDEFのインターセプトから技ありの2連続速攻を決め逆転に成功。21-19の2点リードで1Qを終える。

2nd Quarter

♯53林の体を寄せたDEFで、富士通のエース♯12矢野(良)にボールを持たせない。
開始早々、♯12矢野(良)へのパスを林がインターセプトし♯1大神に繋ぐと、スピードに乗ったドライブで先制。
富士通は♯1三谷の3pts、♯5畑が得点するが、勢いはJOMOが上回る。リードされても動じない。序盤♯14山田が相手のファールぎりぎりのDEFに対し我慢して攻め続けた結果が出始めた。山田のポストプレイで27-27の同点にすると、ベンチから戻り元気いっぱいな♯12吉田がオフェンスリバウンドや切れ味のあるドライブで加点しJOMOらしさが増す。
残り2分を切り、♯10長南の良いスクリーンを利用しノーマークになった♯8田中が3ptsを決めると、♯14山田の華麗なステップからのシュートが決まり、38-28の10点差。一つのボールを5人で守る。JOMOは攻撃的なDEFで富士通に得点を許さない。ラストプレイは時間を使った攻めから大神がブザービーターを決め、43-28大量リードを奪い前半終了。
このQ富士通の攻め手を徹底的に封じ9得点に抑える最高のDEFで流れを掴み取った。後半も富士通のお家芸3ptsは絶対に打たせない。

3rd Quarter

集中の糸は切れない。JOMOの気迫がDEFに現れ、開始5分を過ぎるまで富士通の得点をフリースローの得点のみの2点に抑え、JOMOがゲームを支配する。
ゾーンDEFでインサイドを固める富士通に対し、このゲーム大当たりの♯8田中の3ptsで先制すると、切り込み隊長♯12吉田がゾーンをかき回し、♯14山田のシュートを連続アシスト。♯1大神もインターセプトから富士通のDEFを抜き去るワンマン速攻で加点し、ベンチ・観客席から割れんばかりの歓声が浴びせられる。
DEFでは3ptsエリアでボールを持たせない徹底したディナイDEFが相手のリズムを崩し、反撃の機会を与えない。
終盤、JOMOのオフェンスのミスから連続で富士通に得点を許し、61-42となったところでタイムアウト。気を引き締めなおしたJOMO。タイムアウト後、集中した表情の♯8田中が点が欲しい状況でジャンプシュートを決め、ポイントゲッターの役目を果たす。
最後はチームファールで得たフリースローを♯1大神が2本しっかりと決め、65-45の20点にリードを広げ、JOMOムードのまま最終クォーターへ。

4th Quarter

残り10分の戦い。徹底することはただ一つ、相手に3ptsを決めさせないこと。
ルーキー♯51中畑のバスケットカウントで先制されると、富士通のDEFのプレッシャーも激しさを増す。
ボールを奪いにくる富士通に対して真っ向勝負で挑むJOMO。♯14山田がインサイドで貫禄をみせつけ落ち着いて得点を重ねると、♯12吉田も攻守で巧さをみせJOMOを勢いづける。疲労からか、富士通はイージーシュートが決まらない。両チーム、身体の疲労は相当なもの。しかし必死にボールを追いかけるサンフラワーズの勝利への執念は富士通を上回り、勝利を確実なものにした。
残り1分を切ったところで♯9新原がコートに入ると、プレスDEFを仕掛けてくる富士通の3人の間をすり抜けるドリブルで得たフリースローを決め、最終スコア86-58で試合終了。
最終Q、富士通の3ptsを1本も決めさせないDEFで相手の得点源を封じた。
優勝まであと1勝。全員バスケットで連覇を目指す。

ページの先頭