GAME第9回Wリーグ

プレーオフ・ファイナル1第戦 vs 富士通

第9回Wリーグ

2月21日(木)

JOMO

65

22
17
15
11

VS

富士通

70

22
9
27
12

STARTING MEMBER

大神
田中
長南
吉田
山田

三谷

船引ま
船引か
矢野良

個人得点
#1
大神
#6
内海
#8
田中
#10
長南
#12
吉田
#14
山田
#15
諏訪
15 7 12 4 2 14 11

前半で流れを掴んだかと思われたが、後半の失速で勝利が手の内をすり抜けた。
ファイナル第1戦を白星では飾れず……

ついに開幕した9th WJBLファイナル。第1戦の会場となった長野県松本市総合体育館は、大勢のバスケットファンで埋め尽くされ熱気で満ちる。
連覇へ向けJOMO-富士通の因縁の戦いがTIP‐OFF!

1st Quarter

開始直後♯1大神のジャンプシュート、♯8田中の3ptsと速い展開から得点し、5-0と良い状況でゲームに入る。しかし富士通は#1三谷の3P、#7船引(ま)のドライブで得点し、ぴたりと後ろをついてくる。開始2分半ですでに10-8とハイスコアなゲーム展開で一進一退の攻防が続く。
♯14山田のインサイドを起点とし、それぞれがリングに向かいドライブやファールで得たフリースローで着実に加点するJOMOだが、富士通♯12矢野(良)に連続で3ptsを決められ、リードを奪いきれず22-22の同点で1Qを終了。

2nd Quarter

1Qとは打って変わってお互いにシュートの確率が落ち、開始2分過ぎたところで♯10長南がリバウンドショットを決め先制するが、重い展開が続くところで♯15諏訪を投入。
諏訪がオフェンスリバウンドに飛び込み得点に絡むなど強気でリングに向かうが、諏訪・♯6内海と連続でオフェンスファールを吹かれ、リズムに乗り切れないJOMOが残り3分50秒30-29でタイムアウトを請求。このタイムアウトが功を奏す。
DEFをゾーンに変え富士通のオフェンスのリズムを崩すことに成功すると、♯6内海・♯1大神の3連続得点で36-29と突き放しにかかる。
残り12秒、♯12吉田がブロックショットで奪いとり、3ptsラインで待ち構えていた♯8田中がブザービーターとなる3ptsを決め39-31。富士通の2Qの得点を9点に抑えるDEFをみせ、8点のリードを奪い良い流れのまま前半を終える。

3rd Quarter

前半の終盤に掴んだ良い流れを継続させるためにも、富士通の武器である3ptsには注意したDEFが必須。しかしこの10分でバスケットの怖さを思い知らされる。
点の取り合いとなった3Qは富士通♯5畑に3pts、ジャンプシュートを決められると、やられっぱなしではいられないJOMOも♯14山田がインサイドで力の違いを見せつけ連続で得点する。しかし前半のような勢いが感じられないJOMO。♯14山田のインサイドに対してダブルチームで守ってきた富士通のDEFに、リズムを崩され得点がとまる。
その間、♯5畑・♯7船引(ま)に連続得点を許し残り3分、畑の3ptsで47-50とリードを奪われる。その後♯6内海が3ptsを決め返すものの、逆転の場面で富士通のDEFにシュートを阻まれ得点が伸びない。オフェンスが上手く機能しない中、残り1分をきり24秒オーバータイムを奪い取る激しいDEFをみせるが、このQだけで富士通に27得点を許し、54-58で最終クォーターへ。

4th Quarter

早い段階で悪い流れを断ち切りたいJOMOだが、焦りからかターンオーバーが目立ってしまう。JOMOはシュートに持っていけない時間が流れる中、富士通♯12矢野(良)や♯1三谷がいやらしく加点し、54-65とこの試合の最大得点差をつけられたところでJOMOがタイムアウトを請求。
その後♯15諏訪がインサイドで奮起しバスケットカウントを得ると、♯6内海のシュートをアシストし6点差まで詰め寄る。
残り2分半、DEFも激しさを増し、もう一度流れはJOMOにくると信じ戦うJOMO。ファールを4つ犯している富士通♯5畑が守るインサイド、♯15諏訪にボールを集め連続得点で65-67と2点差まで迫るが、もう一歩のところでのシュートミスで逆転することができない。
最後はファールゲームで時間を止め、何とかボールを奪いに行くが、無常にもタイムアップ。
ファイナル第1戦を65-70の逆転負けを喫した。

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