長南・吉田の活躍で劣勢からの逆転勝利！　開幕4連勝

熊本県から程近い福岡県大牟田市民体育館は、試合前から立ち見が出るほどの盛り上がりを見せる。
10月とは思えない蒸し暑さの中、応援席では熊本玉名中学校バスケット部の大応援団を中心に、SPEEDタオルを広げ応援練習に余念が無い。
九州シリーズ連勝に向け、JOMO－JAL第2戦、TIP-OFF！！

1st Quarter

両チームマンツーマンDEFで試合開始。
開始早々JALのプレッシャーディフェンスに負け、♯5にインターセプトからのワンマン速攻をくらう。
その後も、JALのDEFを切り崩すことができずに、ターンオーバーが続いてしまうJOMO。
吉田・大神のシュートが決まるもののJALの一方的な展開を打開できず、8－22とJALペースで1Q終了。

2nd Quarter

なんとか点差を詰めたいJOMO。JALのファーストオフェンスを気迫のDEFで24秒OTを奪う。
吉田は鋭い読みで連続インターセプトを決め、OFFでもジャンプシュートで加点し、攻守共に奮闘する。
吉田につられて徐々に他メンバーのDEFの足が動き始めた！
1QでほとんどJALに奪われていたリバウンドも♯10長南がもぎ取る。
JOMOのDEFが機能しだし、JALのシュートが落ち始める。
残り1分20秒、長南がオフェンスリバウンドに飛び込み獲たセカンドショットに対し、♯11が思わずファールをしバスケットカウント。残り1分を切り＃12吉田のDEFが冴える！！
チャージングを奪ったかと思えばルーズボールに飛び込み、JOMOに勢いを与え24－29と5点差まで詰め前半終了。

3rd Quarter

2Qで掴みかけた流れを確実に引き寄せたい！　一緒に戦っている応援席にも気合が入る。
開始早々、♯14山田のインサイドにボールが入り、山田がこの日初得点を挙げる。
3点差となりJALを捉えた！　吉田のDEFは相変わらずチームを救い、ついに吉田のインターセプトから繰り出された速攻を♯8田中が決め、この試合始めてのリードを奪う。
JOMOとは対照的に足が止まり始めたJAL。♯8・♯11が執念のペネトレイトで加点するものの、JOMOがDEFリバウンドをしっかり抑え、相手の攻撃を単発で終わらせる。
このクォーターで2本の速攻が飛び出し、エンジン全開のJOMO。
46－44とリードのまま最終クォーターへ！

4th Quarter

流れはJOMO。5人全員がきっちり自分のマークマンを抑え、出だしでJALに2連続でターンオーバーを引き起こさせる。
頑張って守って獲たボールを、この日2ptsのシュート率が100％の吉田が連続で決め、相手に大きな打撃を与える。
8分40秒、♯13が5ファールで退場。ファールで獲た接戦で、とても重要なフリースローも確実に決め、ゲームが引き締まる。
♯10長南がDEFリバウンドを奪取し、さらにはJOMOのスピード軍団の先頭を走り、必死にチームを牽引する。
JALのシュートに対し、徹底したハンズアップが効きシュートを落とさせる。
攻めては♯1大神の吸い込まれるような連続3ptsで点差を広げる。
残り2分、長南の2連続のインターセプトが飛び出し、相手の反撃をかわす。
最後まで集中したDEFで相手の追い上げを封じ、確実に加点したJOMO。
1Qの劣勢から、長い長い戦いを制し68－53で開幕4連勝を挙げた！