勝負どころの♯12吉田の活躍でデンソーに連勝！

周りを木々で囲まれた伊勢市体育館。観客席には金木犀の香りが外から流れ込み、秋の空気が漂っている。
打って変わってコート上では、声を張り上げながらのアップで両チーム気合十分！　JOMO-デンソー第2戦！

1st Quarter

両チーム共ハーフコートマンツーマンディフェンスでスタート。
JOMOは♯14山田にボールを集め、ディフェンスのヘルプが寄りが甘いところをパワープレイでねじ込み、バスケットカウントの3ポイントプレイで先制。
♯1大神がバスケットカウント、ジャンプシュートを連続で沈めリードを奪う。
対してデンソーは♯15が気迫溢れるプレイからシュートをねじ込み必死に食らい付いてくる。
ここで♯10長南に代わり♯3内田が今シーズン初出場。長い手を生かしたディフェンスで相手のシュートを狂わせる。
デンソーのシュートが落ちる。ディフェンスリバウンドをJOMOがしっかり抑え、16-12でファーストクォーター終了。

2nd Quarter

先制はJOMO♯6内海のエンドスローインからの3ポイント。
その後、オフェンスのミスからデンソー♯15に3連続得点を許してしまい、一気に点差を詰められる。
♯14山田のポストプレイ・♯8田中の3ポイントと得点をするが、あとが続かず流れを掴みきれない。
先に仕掛けてきたのはデンソー。ディフェンスをゾーンに変える。
しかし、JOMOは落ち着いて対応し、♯8田中の2連続3ポイントなどで加点。
ディフェンスでは、相手を見失いノーマークでシュートを決められてしまい、点差をつけることができない。
前半最後に♯1大神がブザービーダーを狙うもののリングに嫌われ33-28、5点リードで前半終了。

3rd Quarter

変わらず♯14山田を起点にディフェンスを崩そうとするJOMO。
山田のリバウンドショットで得点するものの、その後が続かずデンソーに連続得点を許す。
残り7分15秒、♯6の3ポイントで35－35の同点に追いつかれるが、山田がすぐにやり返し、リードは譲らない。
デンソーのプレッシャーディフェンスに対し、JOMOガード陣が鋭いドライブで切り崩す。
点が欲しい状況で、この日3本目の♯8田中の3ポイント、相手の隙を突いた♯12吉田のカットインからのシュートが決まり、なんとか立て直し50－45のリードで最終クォーターへ。

4th Quarter

開始1分でデンソー♯35の3ポイント、♯15の2ポイントで一気に同点に追いつかれてしまうが、すぐさま♯6内海・♯12吉田が3ポイントを決め返し56－50。
残り7分40秒、デンソーがタイムアウト。
その後のディフェンスで♯12吉田インターセプトが決まるが得点に結びつかない。
デンソーがゾーンディフェンスに変え、立て続けにターンオーバーを犯してしまう。
残り2分を切り、♯35の3ポイントでついに同点に追いつかれる。
しかし、外に強いデンソーのゾーンディフェンスの盲点を突き、♯6内海がカットインからのシュートを決め2点リード。
残り8秒、JOMO痛恨のパスミスでデンソーボール。
3ポイントだけは打たせてはならないという共通理解のもと、8秒をきっちり守り、66－64で連日の接戦をものにし、開幕2連勝を挙げた。