GAME第9回Wリーグ

プレーオフ・ファイナル2第戦 vs 富士通

第9回Wリーグ

2月23日(土)

JOMO

73

19
15
25
14

VS

富士通

72

9
20
21
22

STARTING MEMBER

大神
田中
長南
吉田
山田

三谷

船引ま
船引か
矢野良

個人得点
#1
大神
#6
内海
#8
田中
#10
長南
#12
吉田
#14
山田
#15
諏訪
#53
25 2 12 2 2 30 0 0

序盤からゲームの主導権を握り40分間戦い抜いたサンフラワーズ。
4Qの富士通の猛攻を振り切り、ファイナル1勝目をあげる!

戦いの舞台は群馬県前橋市のぐんまアリーナ。
試合前から両チームに掛けられる沢山の声援が、ファイナルの雰囲気を作り上げる。
今日こそ勝利を。9th WJBLファイナル第2戦、TIP-OFF。

1st Quarter

開始早々♯14山田のポストプレイ・♯1大神のジャンプシュートで上々のスタート切ると、DEFでも富士通の得点源である♯12矢野にボールを持たせず、相手のターンノーバーを誘う激しいDEFで、開始2分半♯7船引(ま)に3PTSを許すまで、富士通の得点を0点に抑える。JOMOは、攻守共に集中した表情を見せ、♯1三谷・♯7船引(ま)の1 on 1に対しても最後までシュートチェックをし、苦し紛れのシュートを打たせ、簡単には決めさせない。DEFで奪ったボールを♯1大神・♯14山田が確実に得点し、交代で入った♯53林が♯12矢野(良)を粘り強く抑え、1QをものにしたJOMO。19-9と10点のリードを奪い、JOMOペースで1Qを終える。

2nd Quarter

富士通は2-3ゾーンを敷き、インサイド♯14山田を抑えにかかる。オフェンスでなかなかリズムに乗り切れないJOMOは、開始1分半堪らずタイムアウトを請求するまでの間ノーゴールに抑えられ、その間1Qは無得点に守りきった♯12矢野(良)の連続得点で徐々に点差を詰められる。
残り5分、♯12矢野(良)の3ptsで21-23と逆転を許し、富士通の勢いが増してきた。しかしそれを断ち切ったのは♯12吉田。
相手ゾーンにドライブで鋭く切り込み、♯1大神のミドルシュートをアシストすると、徐々に富士通のゾーンDEFに慣れ始め、アウトサイドのオフェンスが機能しだした。
残り2分半、♯14山田のリバウンドショットで27-27の同点に戻した後は、♯1大神の3ptsや♯8田中の速攻が続き、34-29と再びリードを奪い返して前半終了。

3rd Quarter

ファイナル第1戦は後半3Qの失速で、富士通に逆転を許してしまった。
攻めることを止めず、点を取りにいきたいJOMO。DEFでは相手の武器である高確率な3ptsには注意が必要。
しかし相手はベテラン揃いの富士通。後半開始早々に♯12矢野(良)がマークの上から3ptsやジャンプシュートを決めてくる。しかしJOMOも2-3ゾーンを継続し、インサイドを守ってくる富士通DEFに対して、♯14山田が高さとパワーを活かしリング下で暴れると、♯8田中も相手のシューターに負けじとロング3ptsを沈め、一進一退の攻防が続く。残り5分、我慢の時間を乗り越えた!
JOMOの激しいDEFに富士通のシュートがこぼれ、得点が止まっている間に♯1大神のペネトレイトからのジャンプシュートや、♯14山田のポストプレイで一気に加点し、59-50とリードを広げ最終クォーターへ。

4th Quarter

DEFをマンツーマンに戻し、ボールに対してプレッシャーを掛け逆転を狙う富士通に対して、JOMOはボールをインサイド山田に集め続ける。山田はダブルチーム・トリプルチームのDEFを落ち着いて突破すると、マークが甘くなった♯1大神が点を取りにいく。
チームDEFも機能し、良い緊張感でゲームが進んでいた6分23秒、#12吉田がインターセプトから速攻にいこうとするところ、富士通#7船引(ま)から故意のファールであるアンスポーツマンライクファールを受け負傷退場してしまう。替わって出場した♯6内海がしっかり2本のフリースローを決め69-56。JOMOペースでゲームが進み、残り5分まで10点のリードを保っていたが、勝負はそう簡単にはいかなかった。
♯1三谷・♯7船引(ま)に連続で3ptsを決められ、残り2分で73-68の5点差に迫られると、♯45名木にオフェンスリバウンドを奪われセカンドシュートに痛恨のファール。フリースローを2本とも決められて73-72の1点差。
最後の1分がとてつもなく長い。JOMOは時間を使いながら攻めるが得点できず、残り7秒でボールが富士通へ。
絶対に決めさせない。その思いが通じたのか♯1三谷のシュートがこぼれ落ち、残り3秒でJOMOボールとなり、最後は♯53林がボールをキープし試合終了。怒涛の反撃をかわし、73-72の1点差でファイナル1勝目を挙げた。

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