クォーターごとに主役が代わるサンフラワーズ！　チーム一丸となって開幕6連勝

辛勝から一夜明け、再び山形市にてデンソーとの第2戦。29得点を許したデンソー高田をどう抑えるか。DEFから流れを呼び込もう！　ＪＸ-デンソーTIP-OFF！

1st Quarter

両チームマンツーマンDEFでスタート。
開始早々♯12吉田が負傷し嫌なムードが漂うが、交代で入った♯9新原がその不安を払拭する。
インサイドにダブルチームを仕掛けるデンソーに対し、DEFの死角であるリング下に潜り込みパスを受け新原の連続得点でスタートすると、DEFでもデンソーのOFFを先読みしターンオーバーを誘う攻撃的なDEFで流れを掴む。
ＪＸは♯10渡嘉敷のスティールからのワンマン速攻や♯11本田の3PTSで着実に加点しベンチメンバーの活躍で17-12、5点のリードを奪い2Qへ。

2nd Quarter

序盤から渡嘉敷がインサイドで力をみせる。
DEFに囲まれ激しいマークを受けながらも力強く、かつ丁寧なシュート次々に加点し7:40、25-14とリードを2桁にしたところでデンソーがタイムアウトを請求。
TO後、それまで2点に抑えていたデンソー♯8高田のシュートが決まり出し、決められたら決め返す一進一退の攻防となる。
デンソーは2-3ゾーンを敷くも、冷静に回りが見えているＪＸのOFFのリズムは崩れず2桁リードを保ったまま38-28で前半終了。

3rd Quarter

前半激しいマンツーマンDEFで掴んだ流れを後半に持ち込みたいＪＸに対し、デンソーは2-3ゾーンDEFを継続しＪＸのインサイドを抑えにかかる。
序盤、デンソー♯10藤原・♯14大庭の連続3PTSで6点差に詰め寄られる場面も、相手ゾーンを冷静なパッシングで崩し♯12吉田・♯1大神がアウトサイドショットを沈め、DEFがアウトサイドに広がるとそれを見逃さずインサイドにボールを集め♯15諏訪・渡嘉敷が得点し、相手に的を絞らせない内外バランスの良いOFFを展開する。3:50には大神がインターセプトからレイアップを決め12点のリードを奪い返したところでデンソーがタイムアウト。
TO後、マンツーマンDEFに戻したデンソーに対しても冷静に対処し62-50、リードを広げ最終クォーターへ。

4th Quarter

開始早々デンソー♯5大沼に先制こそ許すが、その後ＪＸは相手の追撃を許さず3分間無得点に抑える間にＪＸ主軸の大神・吉田・諏訪が倍返しとばかりに連続得点。
6:55にはこのゲーム最高得点差の68-52。
早いタイミングで3PTSを放ち逆転を狙うデンソーに対してDEFリバウンドに飛びつきセカンドチャンスを与えず、相手のフルコートDEFに対しても大神・吉田が冷静なボール運びで付け入る隙を与えない。
そして2:30、ルーキー♯5岡本がWリーグ初出場を果たすと、持ち前のスピードとパワーで0:35ドライブインを決め初得点を挙げベンチ・応援席ともにこの日最高の盛り上がりに。チーム全員で戦った40分間、76-64で勝利し開幕6連勝とした。