JX
67
14
15
16
22
VS
富士通
58
17
18
12
11
2月26日(土)
JX
67
14
15
16
22
VS
富士通
58
17
18
12
11
STARTING MEMBER
大神
寺田
吉田
渡嘉敷
諏訪
三谷
畑
鈴木
有明
名木
#1 大神 |
#2 木林 |
#7 寺田 |
#9 新原 |
#10 渡嘉敷 |
#11 本田 |
#12 吉田 |
#15 諏訪 |
#21 間宮 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16 | 4 | 5 | 2 | 14 | 6 | 0 | 12 | 8 |
いよいよ始まった12th Wリーグプレイオフ。セミファイナルはレギュラーシーズン対戦成績4戦全勝の富士通と、2戦先勝方式でファイナル進出をかけ戦う。
第1戦の会場はここ数年、負け無しでJXとは相性が良いぐんまアリーナにて。
短期決戦のプレイオフは緒戦がとても重要となる。JX-富士通セミファイナル第1戦TIP-OFF!
JXはマンツーマンDEF、富士通は2-3ゾーンとマンツーマンを併用したチェンジングDEFでスタート。インサイドにボールを集めOFFを展開するJXは#15諏訪のインサイド、ペネトレイトから#1大神のジャンプショットで得点し6:55、6-2。
DEFでは富士通の3PTSに対しては、しっかりとシュートチェックし簡単には決めさせずDEFリバウンドを奪取。しかしミスマッチを狙った#8鈴木のインサイドプレイや5アウト(センターを置かない)からのドライブインを許し序盤は一進一退に。
しかし6:30#12吉田が負傷しベンチに下がると序々に攻撃のリズムが狂いだす。最後まで立て直しができないまま影響はDEFにも及び、終盤富士通#11蒲谷・鈴木に連続得点で14-17と3点ビハインドで1Q終了。
吉田の穴はチーム全員で埋める。セミファイナル独特の雰囲気の中、その大役を任された若手選手たちがもがきながらも必死に戦う。しかし、インサイドでミスマッチを狙われ富士通#1三谷・#5畑のポストプレイを抑えきれず5:55、19-24と差は詰まらない中、交代で入った#21間宮がミドルショット・ドライブインの連続得点。
この流れを切らすまいと#1大神がドライブインで得たフリースローをきっちりと2本沈め4:16、25-24と逆転に成功。しかし直後富士通ベテラン三谷に3PTSを許し、再び富士通に流れが。畑・蒲谷に連続得点を許し最大8点差まで広げられる。
残り24秒、後半に繋がる終わり方をしたいJXはタイムアウト後、大神の1on1にその思いを託すと、じっくりと時間を使った大神がドライブからブザービーターとなるジャンプショットをねじ込み29-35、6点のビハインドで前半終了。
2Q最後の大神の気迫を繋げたい後半、#7寺田のジャンプショット・#11本田の3PTSが連続で決まり6:49、34-36と2点差に詰め寄った所で富士通タイムアウト。
TO後、諏訪のインサイド、#9新原のフリースローで一時逆転に成功するものの富士通も#8鈴木のドライブ、畑の3PTSで両チーム譲らず一進一退の攻防に。
富士通の堅い守りに阻まれインサイドでの得点が伸びないJXだが本田が2本目の3PTSを沈め45-47、差を2点まで詰め勝負の最終クォーターへ。
序盤からJXのインサイド陣が力を発揮する。リバウンドボールに必死に喰らいつき勝利への執念を見せると渡嘉敷の力強いドライブ、ポストプレイ、木林のリバウンドショットで2点のリードを奪う。
富士通も鈴木のドライブ、有明の速攻で粘りをみせるが、間宮・渡嘉敷がインサイドを支配し確実なプレイで得点を重ね、僅かなリードを保つJX。
終盤、若手選手を牽引してきた大神が試合を決める力強いドライブをねじ込むと、ファウルで得たフリースローを4本確実に沈め最終スコア67-58で試合終了。若手選手の奮闘、それをまとめた大神の活躍でセミファイナル初戦を白星で飾った。