JX-ENEOS
74
19
20
15
20
VS
トヨタ
63
24
12
12
15
3月10日(金) 19:00 熊本県立総合体育館
JX-ENEOS
74
19
20
15
20
VS
トヨタ
63
24
12
12
15
STARTING MEMBER
#0 吉田 |
#1 藤岡 |
#10 渡嘉敷 |
#11 岡本 |
#21 間宮 |
#23 大沼 |
#25 石原 |
#32 宮崎 |
#52 宮澤 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
19 | 4 | 8 | 2 | 15 | 0 | 7 | 11 | 8 |
佐賀県で行われたファイナル初戦に勝利し、会場を熊本県に移して戦うファイナル第2戦。
「熊本地震」からまもなく一年。熊本、九州の皆さんに私たちのバスケットボールを通して熱いエネルギーをお届けしたい!
満員の熊本県立総合体育館にてJX-ENEOS対トヨタ、ファイナル第2戦TIP-OFF!
両チームマンツーマンDEFでスタート。立ち上がりトヨタのプレッシャーDEFに圧され、思うようなOFFを組み立てられず、得点が伸びないJX-ENEOSに対し、#22森のインサイドでの連続得点で0-4と先行を許す。
その後もトヨタの勢いは止まらず、#7水島のミドルシュート・#13馬のパワープレイと内外からシュートを決められ、4:30には6-14とさらにリードを許す展開に。
トヨタペースで試合が進む中、「我慢!我慢!」とJX-ENEOSベンチから声が飛ぶ。その言葉通り、焦る気持ちを抑え、自分たちがやるべきことだけに集中して戦い続けるサンフラワーズ。
終盤#52宮澤のバスケットカウントや、ベンチスタートの#32宮崎の連続3PTSも飛び出し19-24、逆転圏内にとらえ2Qへ。
1Q終盤に掴んだ流れを確実なものにしたい2Q序盤、#0吉田-#10渡嘉敷のホットラインで先制するが、トヨタも譲らず確率の良いアウトサイドシュートで対抗される。
6:10には水島の連続3PTS、馬の得点で24-32と二桁のリードを追う展開に。勢いづくトヨタに対し、インサイドを抑え込まれ、思うようにプレイできないJX-ENEOS。
不穏な空気が流れる中、これまで幾度となく修羅場を潜り抜けてきたキャプテン吉田が、熱いプレイでチームを鼓舞。2:00を切り3PTS・ドライブインを決める活躍で一気に流れを引き戻すと、交代直後の#25石原のジャンプショット・吉田-渡嘉敷ラインの得点で一気に同点に。
攻守でベンチメンバーの活躍も目立つ中、2Q終了間際には、バックコートから放った宮崎の3PTSがリングに吸い込まれ39-36、ビッグプレイで会場の空気も掴みとり、3点リードで後半へ。
互いに相手の攻め手を守り合い、スロースタートとなった後半立ち上がり、開始4分間でJX-ENEOSが奪った得点は吉田の2点のみ。
その間、馬のインサイドプレイに得点を許し、6:00には41-42と再びリードはトヨタに。
それでも慌てないJX-ENEOS。スペースを広げ、インサイドにボールを集めるトヨタのOFFに徐々にアジャストし守ると、このQトヨタを12得点に抑えることに成功。
DEFで流れを引き寄せたJX-ENEOSは、OFFの動きも軽くなり、#1藤岡の4得点に加え、終了間際には#21間宮がバスケットカウントとなるリバウンドショットをねじ込み54-48、点差以上の良い流れを掴み最終Qへ。
チームが勝利することだけに集中して臨む最終Q。逆転を狙うトヨタに対し、鉄壁のチームDEFで苦しいシュートを打たせ、DEFリバウンドを全員でもぎとる。
トヨタ森・馬にインサイドで得点を許し、一時4点差まで詰め寄られるが、勝負所での渡嘉敷のフリースロー・吉田の3本目となる3PTSでリードを保つと、4:30には石原の値千金の3PTSも決まり、66-55とリードを11点に。
その後、絶好調宮崎のドライブインも決まり、均衡した状況でのベンチメンバーの躍動で、チームの雰囲気は最高潮に。
ビハインドを追いかける展開から始まったファイナル第2戦を74-63で勝利し、完全優勝へ王手をかけた。