GAME第11回Wリーグ

プレーオフ・ファイナル第1戦 vs トヨタ

第11回Wリーグ

2月25日(木)

JOMO

62

15
10
20
17

VS

トヨタ

59

13
10
15
21

STARTING MEMBER

大神
田中
吉田
諏訪

櫻田
田代
矢野
池田
久手堅

個人得点
#1
大神
#2
木林
#6
内海
#8
田中
#12
吉田
#15
諏訪
#21
間宮
#53
11 3 9 2 11 12 6 8

サンフラワーズの勝利への執念がファイナル初戦の大きな1勝をもたらした

11thWリーグファイナルは長野県松本市で幕を開ける。
今年もまたこの最高の舞台に立てることに、誇りと感謝の気持ちを込めて、日本一まで突っ走ろう!
2年連続2冠へ向けた大事な初戦、JOMO-トヨタファイナル第1戦TIP-OFF!

1st Quarter

両チームマンツーマンDEFでスタート。開始早々トヨタ#12矢野の連続ドライブに得点を許すが、#15諏訪・#12吉田のミドルショットで応戦し、互いに譲らないゲームスタート。
今シーズン5試合を戦っている相手なだけに、手の内を分かり合っている両チームは、相手の攻め手を封じどちらもリズムを掴めないままロースコアな試合展開となる。
終盤、激しいDEFで奪ったボールを#6内海の速攻に繋げ、#1大神のペネトレイトからのジャンプショットで加点し15-13で1Q終了。

2nd Quarter

開始早々、トヨタ#3櫻田・#6田代に3PTSを許し、15-19と追う展開で2Qスタート。 #2木林・#21間宮の若い二人がインサイドで動き回り、果敢にリングに攻め込むが得点にならず、アウトサイドのシュートもリングに弾かれOFFが単発で終わり得点が止まってしまう。
中盤、両チームターンオーバーが続き、先にこの状況から抜け出したい場面で吉田がリバウンドに飛び込み奪取すると、大神がそれに得意のジャンプショットで応え、1:58、21-23リードを奪い返す。
序盤トヨタの3PTSで先手を取られながらも、その後のDEFを踏ん張り相手を波に乗せず、2Qでの得点を10-10と凌ぎ25-23、2点のリードを保ち前半終了。

3rd Quarter

守り合ったロースコアの前半から、スピードに乗ったバスケットで後半は抜け出したいJOMO。ただし爆発力のあるトヨタの3PTSには要注意だ。
序盤トヨタにOFFリバウンドを取られセカンドショットでの得点を許すが、JOMOも諏訪・内海の連続得点でリードは譲らない。
2点リードでこう着状態が続く中、5:05、DEFリバウンドを取った間宮からパスを受けた吉田が、勢いに乗ったドリブルでリングへ向いDEFを引き付け、逆サイドを走りこんだ内海に、シュートモーションからノールックパスでバスケットカウントをアシスト。スピードに乗ったプレイに今日一番の歓声が体育館に響く。
このプレイで波に乗ったJOMOは#53林の3PTS、間宮のインサイドでの連続得点と続き、一時は39-29とリードを10点に広げる。
その後トヨタも#23鈴木の3PTS・矢野のペネトレイトで加点し45-38、7点のリードで最終クォーターへ。

4th Quarter

残り10分、勝利に全てをかけたいJOMOだが、トヨタが仕掛けたゾーンDEFに得点が止まる。
対するトヨタは鈴木の2本のロング3PTS、7:55には矢野のバスケットカウントで47-49と逆転を許し、JOMOはタイムアウトを請求。
TOが功を奏し直後に吉田の速攻で再び同点。しかしトヨタも譲らず田代の3PTSで49-52。JOMOはアウトサイドショットがリングに嫌われ、3分間無得点の重たい時間が流れる。
何とかしなければ、と焦りが見え始めたその時、鋭くリングに攻め込んだ木林がファールを受けながらもシュートをねじ込み3点プレイで同点。このプレイが流れを変えた。
フリースローで得点を与えリードを許しても、吉田の3PTSで食らいつく。
2点ビハインドで迎えた残り1分30秒、5人全員で飛び込んだ4連続の怒涛のOFFリバウンドが繋いだ先には、林の3PTSが待っていた。
残り43秒で58-57、1点リード。しかしまだ終わらなかった。残り28秒、チームファールで与えたフリースローを矢野に2本とも決められ58-59。諦めない。
残り12秒田中が渾身のドライブで矢野からファールを誘い、フリースローを冷静に決め1点リード。残り12秒、#25久手堅のドライブをノーファールで守りきったJOMO。
最後は諏訪がフリースローを確実に沈め62-59、最後まで戦い続けたサンフラワーズに勝利の女神が微笑み、大きなファイナル1勝目を挙げた。

ページの先頭