2010年01月10日

VS.All Japan 2010 優勝インタビュー、そして表彰式

2010 第76回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会、
2年連続15回目の優勝!

【内海HCの優勝インタビュー】

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―連覇を成し遂げた今のお気持ちは
「ホッとしています。」
―今シーズンのリーグ戦ではトヨタに敗れて、その中で決勝にはどんな気持ちで臨みましたか
「トヨタさんも非常にシュート力のあるチームですし、我々もオールジャパンという大会に照準を合わせておりまして。
 今日のゲームは本当にタフなゲームで、選手たちが良く我慢して戦ったゲームだと思います。」
―シュート力のあるトヨタを59点に抑え、JOMOのディフェンスを見せられたのでは
「昨日・今日と良いディフェンスができたので良かったと思います。」
―リーグ戦に向けては
「またリーグ戦もしっかりと戦い、また二冠を達成したいと思います。ありがとうございました。」

【シンのインタビュー】

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―最後、勝負どころでの大事なシュート、しっかり決めましたね
「内海さんもそうですし、出てる5人が、ベンチみんなが打たせてくれたシュートなので、絶対に決めたかったです。」
―去年は久しぶりの優勝でしたが、今年の連覇というのは違う思いがあると思いますが
「WBC原監督の『連覇することがどれだけ難しいか』という言葉を自分で追求してきて、
 JOMOしか連覇のチャンスがない中、全員が意識を統一して、ファンの皆さんと共に向かった結果だと思います。」
―骨折からの復帰シーズン、タイトルが1つ取れましたが
「本当に怪我したときはたくさんの人に支えてもらって、自分としても試練だったので。
 またコートに立てて、皆さんの前でインタビューできたのがすごく嬉しいです。
 ありがとうございました!」

【ロンのインタビュー】

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―胸に今、どんな思いがありますか
「嬉しいのひとことしかありません」
―今大会、得点・リバウンドが優勝に貢献できたように見えましたが
「それが自分の仕事なので、仕事をやっただけです。」
―レギュラーとして掴んだタイトル、思いもひとしおでは
「今年はスタートでJOMOの5番としてやっているのはプレッシャーはあったのですが、
 チームメイトが声を掛けてくれるので、試合に出ていてもすごく励みにしてできました。」
―矢野選手との激しいマッチアップ、すごかったです
「矢野さんはすごいです。」
―トヨタに勝っての優勝、チームを代表して、この後に向けてを
「レギュラーシーズンでは負けていたので、リベンジっていう思いで練習していました。
 今日はみんなで優勝を喜んで、また明日から切り替えてレギュラーシーズンに向けて、
 トヨタ戦もあるので頑張りたいと思います。ありがとうございました。」

【第76回皇后杯 女子ベスト5】
 大神 雄子(JOMO #1) 6年連続6回目
 吉田 亜沙美(JOMO #12) 初
 諏訪 裕美(JOMO #15) 初
 櫻田 佳恵(トヨタ #3) 初
 久手堅 笑美(トヨタ #25) 初

ご声援、ありがとうございました!

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2010年01月10日

VS.トヨタ 代々木第1体育館

昨日の準決勝で富士通をかわして3年連続での決勝戦に駒を進めた我らがサンフラワーズ。
いよいよ本日は連覇をかけてトヨタ自動車アンテロープスとの決勝戦。
今シーズンのリーグ戦では、今治・高松と惜敗を重ね、苦杯をなめさせられている相手ではあるが、トヨタ自動車にとっては、皇后杯初の決勝進出。この一種独特の緊張感とも戦うことになれば、サンフラワーズに一日の長がある。難敵のアウトサイドをどれだけ封じることができるか、オールジャパン連覇へ、そして2冠への大きなステップとして、注目のゲームは代々木第1体育館にて14:00Tip−Off!

2010年01月10日

VS.トヨタ 第1クォーター

いよいよ決勝戦が始まる。
サンフラワーズのスタートは#1大神(シン)、#8田中(レン)、#12吉田(リュウ)、
#15諏訪(ロン)、#53林(イソミ)と今大会通じての不動のメンバー。
対するトヨタ自動車も、#3櫻田、#6田代、#12矢野、#15池田、#25久手堅と変わらず。

ティップオフはサンフラワーズボール。

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レンの3Pがこぼれるがリュウがリバウンド。ファウルを貰う。

パスが乱れ櫻田の速攻、0−2と先制を許す。

リュウが3Pで返す、3−2。

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ロンが矢野とのマッチアップから決められないが、リュウがパスカットから攻める、ジャンプショットで5−2。

シンがミドルで続いて7−2。

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ディフェンスリバウンドはイソミが踏ん張る。

レンのミドルは失敗。
トヨタの速攻、だがバイオレーション。
サンフラワーズの攻撃が続く。
ロンのショットはWチームに阻まれる。

ロンが矢野とのマッチアップを制してようやく決める。9−2。

トヨタは池田に替え鈴木投入。

田代の3Pが決まる。9−5。

久手堅の突破にロンがファウル。

矢野の3Pが外れるがリバウンドをとりきれず。
ジャンプボールシチュエーションとなりトヨタボール。
鈴木の3Pも外れる。
5分経過。

ロンがインサイドで決めて11−5。

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レンがファウルし、#6内海(ツキ)と交替。
トヨタは矢野を下げ、池田を戻す。

鈴木のショットをイソミがブロック。

ツキからロンへ、だが決まらず。

大きなボール回しから櫻田の3Pが決まる。。

イソミのミドルはわずかに短い。

ツキがファウル。

トヨタは鈴木に替えて矢野を戻す、
サンフラワーズはイソミに替わって#21間宮(メイ)が入る。
残り3分を切る。

ロンからツキへのパスがカットされ、櫻田の速攻を許す、11−10。

ツキが右からミドル、13−10。

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ロンがファウルし、イソミと交替。
リュウとレンが交替。

池田の2ショットは2本目のみ、13−11。

レンのミドルは決まらず、アウトオブバウンズで引き続きJOMOボール。

メイがうまく運んだかに見えたがバイオレーション。

田代にミドルを決められ、同点。

レンがうまくスティールして、相手の速攻をつぶす。、

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鈴木が入る。
ロンが決められず矢野とメイとのリバウンド争い、メイがファウルを受ける。

双方ターンオーバーとなり、得点が伸びない。
ショットクロック以内に決めきれず、トヨタの速攻、メイが鈴木にファウル。
鈴木の2ショットは両方決まって13−15。

ここで1Q終了。

2010年01月10日

VS.トヨタ 第2クォーター

2Q開始。
シン、レン、ツキ、イソミ、ロン。
久手堅、櫻田、鈴木、池田、田代。

サンフラワーズボールから。

ツキからロンへナイスパス、15−15。

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鈴木が右45度から3P、15−18。

レンからツキへ、ショットがこぼれるがロンがカバーし決める、17−18。

鈴木に代わって矢野、レンに替わってリュウが入る。

ロンからイソミへのパスが通らず。
櫻田の3Pはエアーボール。

サンフラワーズの速攻も決まらず。
矢野のフェイダウェイは落ちてリュウがリバウンド。

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レンの3Pも決まらない。

トヨタのゆっくりしたディフェンス、ショットクロック間際にイソミがファウル。
メイと交替。
池田の2ショットは2本目のみ、17−19。

メイが決めて19−19。

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久手堅のオフェンスファウル。

スローインからツキが田代にボールを奪われる。

リュウのショットがこぼれルーズボールに行くツキがファウルをとられる。

シンが入る。
メイがファウル。

5分経過。
櫻田の3Pはこぼれルーズボール、。

久手堅にボールを奪われ速攻、19−21。

シンが個人技で返す、21−21。

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お互い一歩も譲らない攻防。

メイがパワープレイで決める。23−21。

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矢野が鈴木と交替。

鈴木の3Pはツキがリバウンド。
ターンオーバーが続く両チーム。
櫻田の3Pも決まらず。

シンがリズムを作る、チェンジオブペースからジャンプショット、
25−21。

ロンが3つのファウルをとられ、イソミに交替。
ここでトヨタがタイムアウト。残り1分51秒。

チームファウル超過で田代の2ショットで再開。
両方決まって25−23。

イソミのパスは池田がブロック。
スローインから、リュウ⇒シン、シンが右からミドルを決めて27−23。

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トヨタにショットを打たせず、24秒守りきる。
残り1分を切る。

トヨタは池田に替えて矢野。

リバウンドに入ったメイが鈴木からファウルを貰って2ショット。
1本目のみだがボールを保持。
シンが3Pを見事に沈めて31−23。

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鈴木も負けじと3P、31−26。

JOMOターンオーバーからトヨタの速攻はパスが通らず、ここで前半終了。

2010年01月10日

VS.トヨタ 第3クォーター

後半開始。
サンフラワーズはシン、レン、リュウ、イソミ、ロン。
トヨタも試合開始と同じ、久手堅、櫻田、田代、矢野、池田。

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トヨタボールで開始。

櫻田のボールにリュウが手を出す。
パスミスを誘い、サンフラワーズボール。

シンがフロントコートで奪って打つが決め切れない。
リュウがリバウンドを取って攻める、レンがショットに行き田代のファウルを貰う。
2ショットを両方決めて33−26

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池田から矢野に突破され、33−28。

イソミのフックは鈴木にブロックされる。

シン、リュウと惜しいショットがこぼれたところ、ロンがカバー、35−28。

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池田のショットをブロックし、24秒守ってボールを奪う。
ここでトヨタが、後半1回目のタイムアウト。

サンフラワーズのスローインで再開。
池田に替わって鈴木が入る。

田代の3Pをイソミがブロック、リュウとのコンビでボールを奪う。
ロンが左45度から長めのミドル、きれいに決まって37−28。

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シンがディフェンスリバウンドから速攻、ショットがこぼれリュウが飛び込む、
惜しくもファウル。

イソミがファウルし、櫻田の2ショット。
両方決まって37−30。

イソミの3Pがこぼれるがリュウがリバウンドを奪取。田代のファウルを誘う、

トヨタは田代に替えて川原、
サンフラワーズはイソミに替えてツキを入れる。
久手堅がファウル。

落ち着いたボール回しから、シンからレンへ、レンが正面から3Pを決めて40−30。

田代が戻る。

ショットクロック間際の鈴木の3Pで40−33。

5分経過。
再び同じ位置から鈴木が3P、40−36。

ロンが決めたかと見えたがトラベリングの判定。

鈴木から矢野へ、ツキがファウル。
レンに替えてイソミが入る。

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矢野のゴール下は決まらず。
リュウの突破に櫻田がファウル。
2ショットは1本目のみ。41−36。

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オールコートマンツーで守るサンフラワーズ。
久手堅にうまく決められ41−38。

リュウがミドルで返す、43−38。

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イソミがファウルして久手堅の2ショット。
両方決まって43−30。

リュウが右45度から3P、見事決まって46−40。

鈴木がねじ込まれ、46−42。

イソミのショットは失敗。
トヨタも決まらず。

シンの突破も決まらない、
久手堅がシンにファウル。
ロンはメイと交替。

チームファウル超過でシンが2ショット。

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1本目のみで47−42。

久手堅の速攻は決まらず、シンがリバウンド。
メイのミドルもダメ。

メイが弾いたボールをシンが拾って超速ドリブル⇒レイアップ、
49−42。

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矢野に返され49−44となったところで、3Q終了。

2010年01月10日

VS.トヨタ 第4クォーター

最終クォーター。
シン、リュウ、ツキ、イソミ、メイ。
久手堅、櫻田、田代、矢野、鈴木。

サンフラワーズボールから。

メイがいきなり決めて51−44。

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トヨタのパスが乱れサンフラワーズボール。

矢野の3Pが決まって51−47。

シンがハイポストからジャンプショット、53−47。
矢野得意のフェイダウェイは決まらず。
シンのフェイダウェイもダメ。
シンのディフェンスリバウンドから攻める。

シンが再びジャンプショット、55−47として
たまらずトヨタが2回目のタイムアウト。

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トヨタボールで再開。リュウに替わってレンが入る。
久手堅のドリブルはシンへのオフェンスファウルとなる。
久手堅は4つ目。

3分経過。
右アウトのメイからローポストのシンへ、しっかり決めて57−47。

櫻田が3P、57−50。

レンのミドルは失敗。
櫻田の攻撃にツキが4つ目のファウル。
ここでサンフラワーズが後半1回目のタイムアウト。

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櫻田の2ショットで再開、2本決まって57−52。

シンの3Pは決まらず。
相手3Pはメイがリバウンド。

5分経過。
イソミのパスがカットされ田代の速攻、
イソミがファウルし2ショット献上。
2本決まって57−54。

イソミが正面から3P、60−54。

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相手攻撃もリュウがリバウンド。
ショットクロックをうまく使うがターンオーバー。

トヨタの攻撃もうまくつぶす。

残り3分を切る。
メイが打つがダメ、鈴木のロング3Pが決まる60−57。

シンが正面から3Pを返す、63−57。

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残り2分を切る。
田代の3Pは失敗。
リュウが落ち着いてボールを保持、だが攻めきれず、

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残り1分、ジャンプボールシチュエーションとなりトヨタボール。
ここでトヨタが3回目のタイムアウト。

トヨタスローインで再開。
鈴木の3Pがこぼれるが田代に決められ63−59。

ゆっくり攻めるサンフラワーズ、
シンが持ち込んで65−59。

ディフェンスリバウンドをリュウががっちり。
矢野のファウルを貰って、サンフラワーズがタイムアウト。
残り時間は9.2秒。

サンフラワーズボールで再開、トヨタのプレッシャーディフェンスにも落ち着いてボールを回し、
最後にロンが打ったところで終了ブザー!
見事、皇后杯連覇を飾った。

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