JX
84
20
21
17
26
VS
富士通
67
15
16
21
15
2月21日(火) 19:00 秋田県立体育館
JX
84
20
21
17
26
VS
富士通
67
15
16
21
15
STARTING MEMBER
#1 大神 |
#2 木林 |
#8 田中 |
#12 吉田 |
#15 諏訪 |
#21 間宮 |
---|---|---|---|---|---|
21 | 7 | 16 | 12 | 1 | 27 |
1勝1敗で迎えたセミファイナル第3戦。選手達は緊張感を持ちながらも、普段通りリラックスした状態でウォーミングアップを行い戦いに備える。勝つのはJX! それだけを信じ、JX-富士通セミファイナル第3戦TIP-OFF!
JXはハーフコートマンツーマンDEF、富士通は1・2戦同様ゾーンとマンツーマンを組み合わせたDEFでゲームを展開。
出だし、富士通#45名木・#7中畑のアウトサイドショットで7:11、2-8とリードを許すが、JXは#12吉田が積極的にドライブを狙いDEFを引きつけ#2木林の得点をアシスト。さらに#8田中がスクリーンをうまく使いDEFのマークを外しジャンプショット、3PTSを冷静に沈め、3:40には10-10と振り出しに戻す。富士通はインサイド#12篠原にボールを集めるが、JXは素早いヘルプDEFで得点を阻止し、奪ったボールをインサイド#21間宮の確実な6連続得点に繋げ波に乗る。
残り15秒、#1大神が2on2からドライブを決める。相手のスローインミスで奪ったボールを再び大神がペネトレイトからブザービーターとなるジャンプショットを沈め20-15、2Qに繋がる最高の終わり方で1Q終了。
開始直後、富士通ベテラン#1三谷に隙をつかれ3PTSを許すが、その1本でJXの闘志に火が付く。富士通を3分間無得点に抑えるプレッシャーDEFをみせると、田中・間宮が身体を張ったOFFでファウルを得てフリースローで加点。
7:00には大神のジャンプショットで27-18とリードを広げ富士通がタイムアウトを請求。TO後も攻撃の手を緩めないJXは木林がOFFリバウンドに喰らいつきチャンスを広げ、インサイド間宮を起点としたバスケットを展開する。
終盤相手のチームファウルで得たフリースローを間宮が確実に沈め41-31、10点リードで前半終了。
10点リードは考えず集中した表情でコートに向かうJX。序盤間宮がインサイドでパワーを見せつけると、アウトサイドからは田中が高確率なジャンプショットでリズム良く得点を挙げる。
しかし富士通もアウトサイドから小気味良く放つ3PTSが連続で決まり6:30には47-42の5点差に詰められる。勢いづく富士通ベンチだが、DEFに囲まれてもねじ込む間宮の強烈なインサイドプレイで流れは渡さず、終了間際には吉田のドライブも決まり58-52、6点リードで最終Qへ。
ファイナルへ、残り10分の戦い。序盤、JXの高速ガード吉田・大神が疲れを見せないOFFで次々と得点を重ね流れを作ると7:15、吉田がスティールから速攻を決め68-58、リードを10点に広げたところで富士通タイムアウト。
TO後、アウトサイドにDEFが広がると、インサイドで間宮がバスケットカウントを奪い、相手に的を絞らせない理想のバスケットを展開する。3PTSで逆転を狙う富士通だが、DEFリバウンドに全員で飛び込み勝利への執念をみせたJXが戦いを制し、最終スコア84-67で6年連続ファイナル進出を決めた。