VS.デンソー 第78回皇后杯 ALL JAPAN 優勝!


2012 第78回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会、4年連続17回目の優勝!

【内海HCの優勝インタビュー】

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ーおめでとうございます。
「ありがとうございます。」
ー立ち上がりから厳しい守りで圧倒しました。今日の試合を振り返ってどうでしょう。
「非常にゲームの入り方がよかった。先手を取れたのが非常によかったと思います。」
ー選手たちも集中しているように見えましたが。
「こういう大舞台で集中できた選手たちが、非常にすばらしいと思います。」
ーケガの選手も多くいて、やりくりも大変だったと思いますが。
「いろんなアクシデントもあったんですが、チーム全員で戦った勝利だと思っています。」
ーその中で木林選手、本田選手など、若手の成長というのもありましたね。
「今シーズン、リーグ戦も含めて非常に成長してきた選手たちなので、これからまたリーグ戦の連覇も目指して頑張っていきたいと思います。」
ー各チームから目標にされる中での4連覇、難しいことだと思いますが、一番の要因はどんなところでしょう。
「選手たちがよく頑張ったということだけですね。」
ーこの後のリーグ戦4連覇に向けて意気込みをお願いします。
「リーグも4連覇目指して頑張っていきたいと思いますので、是非応援していただければなと思います。」

【レンのインタビュー】

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ーキャプテンとして、今日のチームの雰囲気はどうでしたか。
「最初から気持ちを出していこうと言っていて、出だしからいい入りができたのがよかったと思います。」
ー特に厳しい守りが目立ちましたが、このあたりは自分たちらしいプレイだったでしょうか。
「はい、そうだと思います。」
ー田中選手も大事なところでシュートを決めましたけれども、ご自分のプレイについては。
「与えられた時間の中、どれだけチームの流れを変えられるかが課題だと思っていたので、それが今日はできてよかったと思います。」
ー4年連続の優勝というのは難しいことと思いますが、それを勝ち取れたのはどういうところでしょうか。
「一人一人が自分のやることをしっかりできたことが、この勝ちにつながったんだと思います。」
ーその中で田中選手自身もコートで活躍しての優勝。特別な思いはあるのではないでしょうか。
「はい、すごくうれしいです。」
ーこの後もリーグの優勝などもありますが、今後に向けてお願いします。
「今後も4年連続2冠を目指して頑張ります。ありがとうございました。」

【リュウのインタビュー】

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ー今日もリバウンドやルーズボール、積極的に取りにいきましたね。
「そういうプレイで少しでも流れがJXに傾けばいいなと思って、今日は精一杯やりました。」
ー4連覇を目指す中で、チーム全体の雰囲気はどうでしたか。
「ALL JAPANに入ってからすごくいい雰囲気でした。選手たちもアグレッシブにプレイできていたので、最後こういう結果になってすごくうれしいです。」
ー吉田選手より若い選手の成長もあって、若い選手を引っ張っていくという役割もあったと思いますが。
「そうですね(笑)。若い選手が試合に出て活躍するのはすごくいいことだと思いますので、私自身ももっと成長して、もっと引っ張っていかないといけないなと思います。」
ーこの後リーグ戦もあります、今年に向けての意気込みをお願いします。
「ALL JAPAN優勝できたので、すごくよかったと思います。またリーグに向けて、チーム一丸となって頑張りたいと思います。」

【シンのインタビュー】

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ー優勝の瞬間、同期の田中選手と抱き合っていましたが、どんな思いでしたか?
「うちのキャプテンは何回もケガをして、それでもコートに戻ってくる心強いキャプテンなので、今日は一番最初にハグしたいと思っていました。」
ーその田中選手も活躍しての4連覇、今年のチームの強さはどんなところですか?
「私たちも11年目なので、若い選手に負けないようにと必死に食らいついてくような毎日ですので(笑)。練習から雰囲気もいいですし、みんなのパワー、若さに負けないように必死です。」
ー大神選手もケガで準決勝からの出場となりましたが、それを吹き飛ばすような今日のプレイでしたね。
「コンディション不足というのは自己管理の問題なので、チームにはたくさん迷惑をかけました。コートに立つときには、自分の役割をしっかり果たしたいという気持ちでいました。」
ー今日の試合も序盤から相手を突き放す連続得点というのがありましたね。
「トーナメントは勢いが大事だと思います。昨日の準決勝に向けて、内海HCから気持ちを入れろと渇を入れられていたので、その準決勝の流れのまま決勝に持って行けたのが、チームとしても自信になったと思います。」
ー今年はオリンピック予選もあって、日本のバスケットボールにとって大事な年になります。最後に一言お願いします。
「2012年はオリンピックという大事な大会があり、昨年8月には取れませんでしたが、みんながつないでくれた最終予選の切符です。オリンピック出場は、みんなの目標ですから、必ずオリンピック出場を報告できるようにみんなで頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。」

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【第78回皇后杯 女子ベスト5】
 大神 雄子 (JX # 1) 8年連続8回目
 渡嘉敷 来夢(JX #10) 2年連続2回目
 吉田 亜沙美(JX #12) 3年連続3回目
 高田 真希 (デンソー #8) 初
 矢野 良子 (トヨタ #12) 3年ぶり5回目

VS.デンソー 代々木第1体育館

昨日の準決勝でシャンソンに快勝し、5年連続での決勝戦に駒を進めた我らがサンフラワーズ。
いよいよ本日は4連覇をかけて、トヨタを下し決勝に上がってきたデンソーとの決戦。

初めてファイナルに進出したデンソーは、トヨタ打倒を果たした勢いに乗っている。今期のリーグ戦では僅差での勝利を重ねているが、星を一つ落とすなど手強い相手。
オールジャパンの連覇、そして4年連続二冠へ向けての戦いが始まる。

注目のゲームは代々木第1体育館にて14:00 Tip-Off!
なおこの試合は、NHK Eテレで生中継される。

VS.デンソー 第1クォーター

ALL JAPAN決勝戦。
サンフラワーズのスタートは、#1大神(シン)、#2木林(リン)、#11本田(ユメ)、#12吉田(リュウ)、#15諏訪(ロン)。
対するデンソーは、#8高田真、#9牛田、#10藤原、#14大庭、#35小畑。

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ティップオフはサンフラワーズボール。
ショットクロック間際、シンがジャンプショットを決め先制、2−0。

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藤原のシュートはエアボールでロンがリバウンド。
ロンのフェイダウェイはリングに当たる。

高田真にマッチアップのロンがファウル。
高田真のアウトサイドシュートは決まらず。
シンが正面でジャンプショットを決め、4−0。

デンソーはシュートが決まらずユメがリバウンド。
リンのドライブに牛田がファウル。
シンがフェイダウェイを決め、6−0。

インサイドの服部にパスが通らない。
シンからロンへのパスも通らず。
高田真をロンとリュウのダブルチームで阻む。
リンからロン、フックシュートを決め、8−0とすると、
デンソーが1回目のタイムアウト。

残り7分18秒、デンソーのスローインで再開。
牛田のレイアップも決まらない。
リュウとシンがパスを回すがシュートは決まらず。
ショットクロック間際、高田真がターンショットを決め、8−2。
ロンからアウトサイドのシン、シュートはこぼれるがリュウがリバウンド。
再びユメが3Pを狙うが決まらず。

4分経過。
リンのディフェンスリバウンド時に牛田がファウル。
リンに替わり#10渡嘉敷(タク)、牛田に替わり#12服部が入る。
リュウがドライブイン、タクがリバウンドショットを決め、10−2。

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藤原の右45度からの3Pは不発。

5分経過。
ユメのアウトサイドシュートも決まらない。
高田真の3Pライン上からのシュートは決まらないがリバウンドが取れない。
デンソーはプレッシャーからパスミス。
リュウのカットインからタクに合わせて決める、12−2。

高田真がパワープレイ、12−4。
サンフラワーズは3秒バイオレーション。
シンがスティールからレイアップ、14−4。

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高田真がトラベリング。
ユメ、ロンに替えて#8田中(レン)、#21間宮(メイ)が入る。

残り3分を切る。
シンがハイポストでジャンプシュート、16−4。
リバウンドの攻防で服部がファウル。
メイがインサイドを回り込みフックシュート、18−4。
藤原が左0度から3P、18−7。
レンがすぐさま速攻に持ち込み大庭からファウルをもらってバスカンゲット。
1スローも決めて、21−7。

リュウがパスカット、そのままハイポストでジャンプシュートを決め、23−7とすると、
デンソーが早くも2回目のタイムアウト。

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残り1分49秒、デンソーのスローインで再開。
高田真のシュートは落ちるが服部がリバウンドを押し込み、23−9。
サンフラワーズはインサイドへパスが通らずターンオーバー。
藤原が右45度から3P、23−12。

残り1分を切る。
シンが左45度からジャンプシュートを沈め、25−12。
リュウの執拗なディフェンスで大庭のトラベリングを誘う。
ラストオフェンスは好調シンがターンショットを決め、27−12で1Q終了。

VS.デンソー 第2クォーター

2Q開始。
サンフラワーズは、シン、レン、タク、リュウ、メイ。
デンソーは、高田真、藤原、服部、大庭、小畑。

デンソーボールで開始。
高田がレイアップに持ち込むがシュートは決まらず。
藤原の左45度からのアウトサイドシュートはタクがリバウンド。
レンがパスをもらいざまシュートに持ち込み決める、29−12。

小畑が返して、29−14。
インサイドでパスをもらうメイに服部がファウル。
リュウからシン、左0度でジャンプショット、31−14。

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高田真がミドルを返し、31−16。
シンのドライブインに大庭がファウルし2ショット。
服部に代えて#5大沼が入る。
シンの2スローは両方決めて、33−16。

高田真から大沼へのパスをメイがカット。
メイがターンショットを決め、35−16。

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タクのディフェンスリバウンド。
メイのシュートは不発。

3分経過。
高田真と大沼の合わせが決まり、35−18。
レンのロングシュートは不発。
小畑がミドルショットを決め、35−20。

ゴール下のメイに大沼がファウル。
タク、リュウに替えてリン、ユメ、大沼に替えて牛田が戻る。
リンがミドルレンジでターンショットを決め、37−20。

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メイのディフェンスリバウンド。
シンからレン、右45度から3Pを決め、40−20。

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大庭のドライブにリンがファウルし2ショット。
両方決められ、40−22。

5分経過。
パスをもらったレンが左0度でシュートを決め、42−22。
大庭がジャンプシュートに持ち込むが決まらず。
レンのアウトサイドシュートはリングに弾かれる。

大庭が粘ってゴールに持ち込むがシュートは決まらず。
ディフェンスに戻る際、ユメが小畑にファウル。
レンに替えてリュウ、#41伊藤が入る。

残り3分を切る。
ユメのアウトサイドシュート、リバウンドの攻防でリンがトラベリング。
シンがファウル。
高田真とマッチアップのメイがボールを奪う。
ユメとリンがうまく合わせて、リンがレイアップ、44−22。

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牛田のシュートをユメがブロック。
メイに替えてロン、牛田に替えて大沼が入る。
大沼の3Pは不発、リバウンドの伊藤にリュウがファウル。
伊藤が3Pを狙うがロンがリバウンド。
縦パスをつなぎゴール下のユメにつなぐがシュートは決まらず。
デンソーも急ぎオフェンスに持ち込むがターンオーバー。

残り1分を切る。
時間を使ったオフェンスからゴール下のロンにパスを出すが通らず。
リュウのパスカット。
シンが左45度から3Pを狙うが決まらず。
シンのブザービーターは決まらず、44−22のまま前半終了。

VS.デンソー 第3クォーター

後半スタート。
サンフラワーズは、シン、タク、ユメ、リュウ、ロン。
デンソーは、スタートと同じメンバー。

サンフラワーズのスローインから。
リュウからゴール下のタク、牛田のファウルを誘ってバスカンゲット。
牛田に替えて服部が入る。
タクの1スローは決まらず、46−22。
高田真のシュートは苦しく、シンがリバウンド。
すでにゴール下でパスを待つロンにつないで決める、48−22。

高田真もゴールに向かうがシュートは苦しい。
藤原がハイポストでジャンプシュート、48−24。

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ユメもハイポストでシュート、リバウンドのタクに高田真がファウル。
スクリーンのロンがオフェンスファウル。
藤原がゴールに切り込むがシュートは決まらず。

小畑に速攻を許すがシンが防ぐ。
小畑のドリブルにシンがプレスをかけトラベリングを誘う。
リュウからタク、高さを活かして決め、50−24。

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ロンのディフェンスリバウンド。
シンからタクへのパスが通るがシュートがこぼれる。

3分経過。
ロンとマッチアップの服部がトラベリング。
ユメが右45度からロング3Pを決め、53−24。
服部をダブルチームで守りリュウがパスカット。
ユメのドライブインに藤原がファウル。
ここで、デンソーが後半1回目のタイムアウト。

残り5分58秒、ユメの2ショットで再開。
シンに替えてレンが入る。
両方決めて、55−24。
高田真のフェイダウェイをタクがリバウンド。
タクからレンへのパスを大庭にカットされる。
タク、ロンに替えてリン、メイ、服部に替えて大沼が入る。
大沼のシュートをメイがリバウンド。
レンのシュートは不発。

5分経過。
デンソーのオフェンスに対し執拗に守りパスミスを誘う。
リンがボールをこぼしターンオーバー。

再びデンソーはプレッシャーに対して攻めきれない。
デンソーも厳しく守って24秒オーバータイム。
大庭に替えて伊藤が入る。
伊藤と大沼の合わせが決まるがシュートは決まらず。

残り3分を切る。
レンがドライブインし決め、57−24。

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小畑が返し、57−26。
メイのフェイダウェイは不発。
メイのディフェンスリバウンド。

サンフラワーズもターンオーバー。
リュウのディフェンスリバウンド。

残り1分を切る。
レンがリンがオフェンスファウル。
リュウ、メイに替えてシン、ロンが戻り、高擶に替えて服部が入る。
大沼が決め、57−28。
ユメがドライブし決め、59−28。

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シンからレン、ブザービーターは決まらず3Q終了。

VS.デンソー 第4クォーター

最終クォーター開始。
サンフラワーズは、シン、リン、レン、ユメ、ロン。
デンソーは、大沼、高田真、藤原、小畑、伊藤。

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デンソーボールで開始。
高田真のアウトサイドシュートは不発。
ユメも3Pを狙うが決まらず。
伊藤が右45度から3P、59−31。
再びユメのシュートだがこれも決まらず。

リンのディフェンスリバウンド。
シンが左0度からジャンプシュート、61−31。

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高田真がパワープレイで決め、61−33。
ロンから右0度のシン、しかしシュートは決まらず。

小畑が正面でミドルショット、61−35。
ユメのレイアップは苦しい。
伊藤がゴール下でフリーとなるがパスが合わない。
リン、ロンに替えてタク、メイが入る。
レンの外角シュートは不発。
大沼のドライブにメイがファウルし2ショット。
ユメに替えてリュウが戻る。
大沼の2スローは2本目のみ、61−36。

3分経過。
メイがパワープレイで返し、63−36。

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大沼が左45度から3P、63−39。
シン→タク→レン、ジャンプシュートを決め、65−39。

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大沼が返し、65−41。

タクとメイの合わせが決まり、67−41とすると
デンソーは後半2回目のタイムアウト。

残り5分49秒、デンソーのスローインで再開。
高田真からのパスをメイがカット。
メイがボールをこぼす。
伊藤からのパスをタクがカット。
オフェンスに走るメイに大沼がファウル。

5分経過。
メイのフェイダウェイはリングに嫌われる。
大沼のシュートもリングに嫌われる。
メイがゴールに走り、リュウからのパスをもらってレイアップ、69−41。

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大沼を右45度でフリーにし、3Pを決められる、69−44。
レンのドライブインに高田真がファウルし2ショット。
大沼に替えて#6浦島が入る。
レンの2スローは2本目のみ、70−44。

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リュウのディフェンスリバウンド。
メイのゴール下に浦島がファウルし2ショット。
シン、レン、タクに替えて、リン、#5岡本(レア)、ユメが入る。
メイの2スローは2本目のみ、71−44。
藤原が決め、71−46。

残り3分を切る。
ショットクロックぎりぎり、リュウの苦しいシュートをレアがリバウンド。
ユメとメイの合わせを決めて、73−46。
リュウのディフェンスリバウンド。
レアが右45度から3Pを狙うが不発。

リン、ユメ、リュウ、メイに替えて、#7寺田(クゥ)、#9新原(アカネ)、#13糸井(サン)、#14山田(テン)。
クゥが左45度からジャンプシュート、75−46。
藤原が3Pを決め、75−49。
テンのゴール下は阻まれる。
浦島のシュートを藤原がリバウンド。

残り1分を切る。
テンのディフェンスリバウンド。
アカネのジャンプショットは決まらず。
大庭が左45度から3P、75−52。
サンの正面での3Pは不発だがアカネがリバウンド。
レアが正面で3Pを決め、78−52。

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ディフェンスリバウンドのアカネに大庭がファウル。
そのまま試合終了。
4年連続17回目の優勝を果たした。