■優勝インタビュー
＜内海HC＞
--4年連続15回目の優勝、おめでとうございます。
「ありがとうございます。」
--激しいゲームでしたが、今日の試合を振り返って。
「トヨタさんもいいチームで、粘りのあるチーム。決勝を戦えてよかったです。」
--4クォーターの1点差からの試合展開、お見事でした。
「選手がよく頑張ったからです。」
--今シーズンを振り返って、4連覇の達成は、どうですか。
「チームにけが人が多く、苦労しました。選手が頑張って、ぼろぼろになって苦しいゲームを勝ち取りました。選手たちがすごいです。」
--今後はオリンピック最終予選もありますが。
「ロンドンを目指して頑張ります。うちのチームにも候補の選手がいるので、ファンの皆さんのためにも頑張ります。」

＜レン＞
--おめでとうございます。
「ありがとうございました！」
--キャプテンとして、4年連続の優勝、いかがですか？
「すごく嬉しい、それだけです。」
--チームの選手も、田中選手もそうですが、万全の状態の選手が少ない中、どのように戦いましたか？
「全員バスケで頑張りました。チームみんなをほめてあげてください。」

＜メイ＞
--22得点、8リバウンド、今日は大活躍でしたね。
「ありがとうございます！」
--今シーズンはチームの主力として戦い、優勝しました。去年までとは違うと思いますが。
「チームの一員として頑張れたこと、今シーズンの経験はすごく大きいし、嬉しいです。」
--プレーオフの試合を振り返っていかがですか？
「あんまり覚えていません（笑）　自分のバスケ人生で貴重な試合になりました。」

＜リュウ＞
--おめでとうございます。
「ありがとうございます。」
--4年連続の優勝、振り返っていかがですか？
「自分が頑張れたのは、自分ももちろんそうですが、チームのみんなや会社の皆さん、ファンの皆さんのために頑張りました。でも、今シーズンは内海選手（ツキ）のために頑張ってやってきました。」
--4クォーターの1点差から連続ドライブ、あれで決めましたね。
「ハーフタイムのときに、スタッフからアドバイスをもらって、気持ちを出してドライブに行こうと思いました。また、インサイドに間宮（メイ）と木林（リン）がいたから助かりました。」
--4連覇を達成して、いかがですか？
「『今日負けたらビンタだよ』とキャプテンに言われていたので（笑）、優勝できてホッとしています（笑）」

■最後に3選手からひとこと

＜レン＞
「本当にありがとうございました。ここまでこられたのも、皆さんのおかげです。」
＜メイ＞
「個人的なことですが、今日は姉に優勝を見せられたのが嬉しかったです。ありがとうございました。」
＜リュウ＞
「開幕から皆さんの応援、熱い思いに支えられました。こういう結果を出せてうれしいです。ありがとうございました。」

一昨日の第3戦はトヨタの奇策を前に完敗、連覇を目の前にして
足踏みしてしまったサンフラワーズ。
本日も、船橋アリーナでファイナル第4戦を迎える。

第3戦の敗戦からの修正がどれだけ機能するか、またトヨタが勝ち星を並べて
第5戦にもつれ込むか。
引き続き大注目の一戦は、19:00 Tip-Off！
なお、この試合はBS 1にて生中継される。

ファイナル第4戦。
サンフラワーズのスタートは、＃２木林（リン）、＃８田中（レン）、＃９新原（アカネ）、＃１２吉田（リュウ）、＃１５諏訪（ロン）。
対するトヨタは、＃２川原、＃７小池、＃１４冨崎、＃１５池田、＃２５久手堅。

ティップオフはサンフラワーズボール。

ショットクロック間際、アカネのシュートは２４秒に認められず。
池田が正面でリュウをかわして決め、０−２。
アカネがドライブからレイアップ、２−２。

ゴール下の川原へのパスが合わない。
レンのジャンプショットはリングに嫌われる。
久手堅のドライブにアカネがファウルし２ショット。
２本目のみで、２−３。
スローインからプレスが厳しくボールを奪われると、小池が決めて、２−５。

リュウからゴール下へのパスがこぼれる。
ロンに替えて＃２１間宮（メイ）が入る。
池田からゴール下の久手堅につなげられ、２−７。
メイのパワープレイは不発、ルーズボールからレンがジャンプショットに持ち込むと
久手堅のファウルを誘ってバスカンゲット。

１ショットは決まらず、４−７。
池田のレイアップをメイがブロック。

３分経過。
メイとマッチアップの冨崎がファウル。
アカネからレンにパス、正面でジャンプショットを決め、６−７。
久手堅のドライブにメイがファウルし２ショット。
両方決められ、６−９。
＃１藤井、＃９金原、＃１２矢野、＃２２森、＃２３鈴木を入れる。
メイがオフェンスリバウンドからねじ込み、８−９。

鈴木のアウトサイドシュートは決まらず。
リバウンドを取られるが金原のシュートも落ちる。
鈴木がインターセプト。
メイがファウルし個人ファウル２つ。
レン、メイに替えて、＃１１本田（ユメ）、ロンが入る。

５分経過。
森がミドルショットを決め、８−１１。
ドリブルのリンに金原がファウル。
アカネに替えて＃７寺田（クゥ）が入る。
リュウからロンにボールを入れるがシュートは決まらず。

藤井のドリブルにユメがファウル。
厳しく守って、２４秒守りきる。

リンがボールをこぼす。
鈴木が３Ｐを狙うが決まらずリュウがリバウンド。
リンのジャンプショットも不発。
金原のジャンプシュートは苦しい。
フロントコートに持ち込むリュウに金原がファウル。
トヨタは全員交替、川原、小池、冨崎、池田、久手堅が入る。

残り３分を切る。
ショットクロック６秒、ユメのシュートも苦しい。
川原から池田、フェイダウェイを決められ、８−１３。
リンのミドルはエアボール。
ゴール下の池田にボールが入るがロンがカット。

クゥが左４５度からアウトサイドシュートを決める！　１０−１３。
ショットクロック１秒、久手堅のシュートをリュウがリバウンド。

残り１分を切る。
リュウが我慢のボール保持からリンに巧くつないで、１２−１３。

冨崎にゴール下を許し、１２−１５。
ユメのジャンプシュート、ロンのリバウンドショットも決まらず。
ドライブの久手堅がリュウにオフェンスファウル。
残り3.1秒、ロンに替えてメイが入る。
素早くパスをつないでクゥがブザービーターとなるジャンプショットを決め、
１４−１５で１Q終了。

２Q開始。
サンフラワーズは、リン、クゥ、ユメ、リュウ、メイ。
トヨタは、川原、矢野、池田、鈴木、久手堅。

トヨタボールで開始。
矢野の左４５度でのシュート、リバウンドの鈴木がファウル。
クゥからリン、ミドルショットを決め、１６−１５。
池田と鈴木に合わせを決められるがシュートがこぼれる。

メイがゴール下でセカンドショットを押し込み、１８−１５。

引き続きディフェンスが冴え、矢野がボールをこぼしてターンオーバーとなると
トヨタが１回目のタイムアウト。

残り８分２５秒、サンフラワーズのスローインで再開。
リュウがショットクロック間際にシュートを放つが決まらず。
矢野がハイポストでジャンプシュート、１８−１７。
メイが左からアウトサイドシュートを放ち、２０−１７。

３分経過。
川原が左４５度から３Ｐを狙うが
ユメ、リュウに替えてレン、アカネが戻り、池田に替えて＃１０天津が入る。
クゥがジャンプショット、２２−１７。
鈴木が左０度から３Ｐ、２２−２０。
ショットクロック間際、パスをもらったレンがすぐさま３Ｐを放ち、２５−２０。

矢野から鈴木へのパスをクゥがカット。
リンからメイ、ゴール下のパワープレイに天津がファウルしバスカンをもぎ取る！
川原に替わり小池が入る。
１ショットは決まらず、２７−２０。
リバウンドをリンとクゥで取る。
リンのドライブに鈴木がファウルし２ショット。
ここで、トヨタが前半２回目のタイムアウト。

残り５分２２秒、リンの２ショットで再開。
２本目のみで、２８−２０。

ショットクロックぎりぎりで川原が強気のジャンプショットを決め、２８−２２。
アカネが落ち着いて正面でジャンプシュートを返し、３０−２２。
川原にレイアップを許し、３０−２４。
クゥが左０度でドリブルからジャンプショット、３２−２４。

６分経過。
再び久手堅にレイアップを決められ、３２−２６。
レンが左４５度からロング３Ｐをたたき込む！　３５−２６。
小池が３Ｐを狙うがアカネがリバウンド。

残り３分を切る。
アカネがペネトレイトしジャンプショット、３７−２６。
川原が３Ｐを返し、３７−２９。
メイのフェイダウェイは不発、リンがリバウンドしジャンプボールシチュエーションに持ち込む。
小池に替えて鈴木が入る。
メイからアカネにつなぐがバックショットが決まらない。
アカネのディフェンスリバウンド。

クゥからメイへのパスが合わない。
アカネに替えてリュウが入る。
池田が正面でジャンプシュート、３７−３１。
クゥが右０度で返して、３９−３１。

池田から矢野へのパスをリュウがカット。
パスをもらうメイに池田がファウル。
池田に替わり森が入る。

残り１分を切る。
クゥのミドルは不発だが、メイがリバウンドを弾いてサンフラワーズボール。
リュウとメイの合わせは決まらず。
矢野がフェイダウェイをねじ込み、３９−３３で前半終了。

後半スタート。
サンフラワーズは、リン、クゥ、レン、リュウ、メイ。
トヨタは、川原、矢野、池田、鈴木、久手堅。

トヨタのスローインから。
矢野にボールが入るもリンがカット、しかしアウトオブバウンズ。
川原が左４５度から３Ｐ、３９−３６。
リュウへのパスがつながらない。
インサイドでボールをもらう池田だがトリプルチームで阻む。
メイがパワープレイからフェイダウェイ、４１−３６。

クゥがファウル。
池田に替えて森が入る。
再びの川原の３Ｐはメイがリバウンド。
リュウとメイの合わせ、久手堅のファウルで２ショット。
久手堅に替わり金原が入る。
メイの２スローは両方決めて、４３−３６。
森に替えて天津が入る。
川原のストップジャンプシュートはエアボール。
リュウが超速ドリブルからゴール下のリンにつなぐ、４５−３６。

鈴木が右０度からシュートを放つが不発。
天津とメイのリバウンド争いはアウトオブバウンズでトヨタボール。
矢野がドライブからフックシュート、４５−３８。
リンがドリブルからジャンプシュート、リバウンドももぎ取る。
再びリンのシュートだがこれも決まらず、リバウンド時にリンがファウル。
レンに替えてアカネが入る。

３分経過。
矢野が左０度からジャンプシュート、４５−４０。
メイがゴール下に切り込みバックショット、４７−４０。

川原をアウトサイドでフリーにしてしまい、３Ｐを決められる、４７−４３。
天津がファウル。

メイのゴール下は阻まれる。
インサイドの鈴木へのパスをクゥがカット。
パスがこぼれリンが拾うもエンドラインを踏んでしまう。
リュウに替えてレンが入る。
金原にドライブインを許すが、シュートが決まらず。

５分経過。
メイに厳しいディフェンスだが、ボールをつないでクゥが決める、４９−４３。

天津が返し、４９−４５。
金原がファウルし、久手堅と交替。
メイのアウトサイドシュートをリンがリバウンドすると、
左４５度のレンにパスして３Ｐを沈める、５２−４３。
レンのパスカット。
メイがリバウンドショットを押し込み、５４−４５とすると、
トヨタが後半１回目のタイムアウト。

残り４分０２秒、トヨタのスローインで再開。
トヨタはパスがこぼれターンオーバー。
アカネのドリブルがこぼれる。
トヨタは池田にボールを入れるが再びこぼしてしまう。
アカネに替えてリュウが戻る。
メイとリンがゴール下でコンビプレイ、５６−４５。

鈴木にゴール下を許し、５６−４７

残り３分を切る。
クゥが左４５度からジャンプシュート、

久手堅から矢野へのパスがまたもこぼれる。
リュウのワンハンドシュートは苦しい。
池田がアウトサイドシュート、５８−４９。

クゥのミドルは決まらず。
鈴木が３Ｐを狙うがリュウがリバウンド。
ショットクロック３秒、リュウがシュートを放つがこれも決まらず。
久手堅がドリブルからシュートを決め込み、５８−５１。

残り１分を切る。
リンからクゥへのパスがカットされる。
メイのディフェンスリバウンド。
残り4.8秒、リュウがフロントコートに持ち込み、リンにつなぐ。
リンのレイアップに鈴木がファウルし２ショット。
１本目のみで、５９−５１。
両チームブザービーターは決まらず３Q終了。

最終クォーター開始。
サンフラワーズは、リン、クゥ、レン、リュウ、メイ。
トヨタは、川原、矢野、池田、鈴木、久手堅。

サンフラワーズボールで開始。
レンのミドルショットは不発。
レンがパスカットするもボールがこぼれてしまう。
久手堅がジャンプショットを決め、５９−５３。

リュウがドライブで引きつけ、アウトサイドのクゥにパス、
応えて決めて、６１−５３。

ショットクロック２秒の久手堅のシュートをメイがリバウンド。
レンのジャンプショット、リンのリバウンドショットも決まらない。
池田がハイポストでジャンプシュート、６１−５５。

メイのゴール下のパワープレイに矢野がファウルしバスカンゲット！

リュウに替えてアカネ、矢野に替えて森が入る。
メイは１ショットも決めて、６４−５５。
川原の３Ｐ、森がリバウンドショットを決め、６４−５７。
池田に替えて矢野が戻る。
なぜかトヨタボールになり試合再開。
鈴木が回り込んでレイアップ、６４−５９。

３分経過。
メイのアウトサイドシュートは決まらず。
リバウンドにリンがファウル。
久手堅のゴール下にアカネがファウルし２ショット。
レンに替えてリュウが入る。
久手堅の２スローは両方決まらない。
アカネのシュートはブロックされる。

森のボール保持にリンが食らいつきジャンプボールシチュエーションに持ち込む。
ここで、トヨタが後半２回目のタイムアウト。

残り５分４２秒、サンフラワーズのスローインで再開。
リンのアウトサイドシュートをアカネがリバウンド。
リンとアカネの合わせは惜しくも決まらず。

５分経過。
川原が左４５度から３Ｐを決め、６４−６２とされると、
サンフラワーズが後半１回目のタイムアウト。

残り４分５６秒、サンフラワーズのスローインで再開。
アカネに替えてレンが入る。
メイのフェイダウェイに森がファウルし２ショット。
２本目のみで、６５−６２。
森がゴール下で決め、６５−６４。
リュウが渾身のドライブ、矢野からファウルを奪ってバスカンゲット！

矢野に替えて池田が入る。
リュウは１ショットは決まらず、６７−６４。

リンのリバウンドからレンのシュート、クゥがリバウンド。
リュウが闘志あふれるレイアップで、６９−６４。
メイのディフェンスリバウンド。
メイが粘り強くシュートをねじ込み、７１−６４。

残り３分を切る。
川原が決めて、７１−６６。
サンフラワーズはターンオーバー。
リュウがパスカット。
リュウのシュートはブロックされる。
川原が速攻からレイアップに持ち込むがリングからこぼれる。
リンが隙を突いてレイアップに持ち込み、７３−６６とすると
トヨタは後半３回目のタイムアウト。

残り１分３３秒、トヨタがスローインラインから再開。
アカネが入る。
久手堅がレイアップを狙うが阻む。
川原のシュートをアカネがリバウンド。
アカネのボール保持に久手堅がファウル。
続いて池田がファウルしチームファウル超過。
リンの２ショットは両方決めて、７５−６６。

残り１分を切る。
鈴木のシュートはリングに嫌われ、メイがリバウンド。
リュウのボールだしに久手堅がファウルしファウルアウト。金原が入る。
リュウの２ショットは両方決めて、７７−６６。

金原のアウトサイドシュート、リバウンドのリンがファウル。
川原の３Ｐは鈴木がリバウンド。
池田のアウトサイドシュート、リバウンド争いでリュウがファウル。
金原のシュートはエアボールとなり、７７−６６で勝利！
４年連続２冠を達成した。