JX-ENEOS
91
28
21
24
18
VS
三菱電機
68
23
14
19
12
3月2日(土) 13:00 大田区総合体育館
JX-ENEOS
91
28
21
24
18
VS
三菱電機
68
23
14
19
12
STARTING MEMBER
#1 藤岡 |
#5 藤本 |
#7 林 |
#10 渡嘉敷 |
#11 岡本 |
#12 吉田 |
#13 西山 |
#23 大沼 |
#25 石原 |
#29 中村 |
#32 宮崎 |
#33 梅沢 |
#52 宮澤 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8 | 0 | 3 | 16 | 13 | 11 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 12 | 22 |
いよいよ始まる20th Wリーグプレーオフ・ファイナル。Wリーグレコードとなる11連覇をかけたファイナルは、初のファイナル進出を決めた三菱電機と3戦2先勝方式で戦う。
内外バランスの良い布陣から織りなすチームプレーでセミファイナルの激戦を勝ち抜いてきた三菱電機は勢いに乗せると止められない相手。
相手に気持ちよくプレーさせない徹底したチームDEFで流れを掴み大事な初戦をとりたい!
JX-ENEOS対三菱電機、ファイナル第1戦TIP-OFF!
2-3ゾーンDEFでインサイドを重点的に守る三菱電機に対し、JX-ENEOSは三菱電機のエース#45渡邉を#11岡本が徹底的に封じるマンツーマンDEFでゲームスタート。
三菱電機#8川井にジャンプショットで先制を許し、インサイド#24王・#16西岡にゴール下を決められるものの、初めてスタメンとしてファイナルに出場する#1藤岡が落ち着いてジャンプショットを決め返すと、今季急成長を遂げたセンター#33梅沢も相手のマークをものともせずバスケットカウントを決める強さをみせ、点の取り合いの立ちあがりとなる。
中盤、先にリードを奪いたい状況で#52宮澤がゲームの流れを掴む連続3PTSを決め5:00を19-12で折り返すと、交代で入った#12吉田が巧みなゲームコントロールを見せながらも自ら得点にも絡み、28-23、6点リードで1Q終了。
リードを広げたい2Q。開始早々に三菱電機#4根本にフリースローで得点を許すが、その後4分間相手を無得点に抑える堅いチームDEFで流れを掴むと、岡本の1on1・吉田の針の穴を通すようなアシストから宮澤・#10渡嘉敷が得点、#23大沼の3PTSも決まり39-25と一気に14点のリードを奪うことに成功。
その後、三菱電機#6櫻木に3PTSやインサイドで#1竹原に1on1を許すが相手に流れを渡しそうな場面でエースの一角を担い始めた宮澤が連続得点をねじ込み二桁リードは譲らない。
終盤、三菱電機に追い上げを許すが49-37、12点のリードで後半へ。
もう一度集中をしなおし戦う3Q。開始早々、渡嘉敷が粘りのDEFでボールを奪うと、藤岡がそれに応じる速攻を決め先制。
その後もマンツーマンDEFとゾーンDEFを併用する三菱電機に対して、パスやドライブインでDEFを崩し、動きのあるOFFから内外バランスのとれた得点をあげるJX-ENEOS。相手に的を絞らせないOFFを展開しJX-ENEOSペースで得点を重ね、3:00には岡本・宮澤の連続3PTSで67-47とリードを20点に広げることに成功。
終了間際、三菱電機川井に3PTSを許すが最後までDEFの足も止めることなく、三菱電機の得点源の渡邉をエースキラー岡本が完全に封じ73-56、17点のリードで勝負の最終Qへ。
勝利まであと10分。圧倒的なDEFでの運動量をみせながらも根っからの点取り屋、岡本が3PTSを決めOFFでもチームに貢献。三菱電機のDEFがアウトサイドにプレッシャーをかけるとすかさず吉田がインサイドに切り込むドライブインでファウルを誘いフリースローで加点し6:50には78-57と再びリードを20点にのせる。中盤には吉田-渡嘉敷の会場全体がどよめくホットラインからの得点も飛び出し波に乗るサンフラワーズ。
終盤コートインしたベンチメンバーもそれぞれの役割を果たし戦い、#7林の3PTSや#29中村のフリースローで最後まで得点を重ね、最終スコア91-68の大勝で大切なファイナル第1戦を勝利し、優勝に王手をかけた。
文:山崎マネージャー
※氏名の漢字表記においては便宜上JIS規格の文字コードを使用しております。