VS.デンソー 第82回皇后杯 ALL JAPAN 優勝!

2016 第82回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会、3年連続20回目の優勝!

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【佐藤HCの優勝インタビュー】
ーおめでとうございます。
「ありがとうございます。」

ー今大会を通じて、完勝と言える試合が多かったように見えましたが、戦っていていかがでしたか?
「この大会を迎えるに当たってディフェンスを強化していこうと思っていたのですが、大会を通じてそれができたのが非常に良かったと思います。」

ー今日も差がある中でも早め早めのタイムアウトで手を打っていきました。
「20点差をひっくり返された経験もありますので、しっかりやっていきたいなと思い、早めのタイムアウトになりました。」

ーWNBAを経験した渡嘉敷選手の成長、見ていてどうでしたか?
「うちの大黒柱で、非常にいい活躍をしてくれました。他のメンバーも一所懸命努力してくれた結果が出て、非常に良かったと思います。」

ー毎回優勝している中で、選手のモチベーションを保つ秘訣はどこにあるのですか?
「毎試合必死にやっているだけです。」

ーこの後も期待しています。
「ありがとうございます。」

【タクのインタビュー】

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ー試合中、足をずっとマッサージしていましたが、大丈夫ですか?
「出だし飛ばしすぎて、身体が気持ちについていかなかったです。すみません。」

ーそれだけ気持ちが入っていたというのは、どんな心境だったのですか?
「絶対に出だしから自分たちのバスケットをやって圧倒的な勝利をしたいと思っていたので、今日はこういう形で勝利できて良かったなと思います。」

ー世界を経験して、WNBAを経験して、ご自身の成長を見せられたというところは?
「自分ではまだまだかなと思うので、もう少し頑張りたいと思っています。」

ー今日も外からのドライブや速攻で先頭を走ったり、いい動きが多くありましたよ。
「ありがとうございます。これを毎試合できるように頑張らないといけないなと思うので、今日だけでなくリーグ戦でもしっかり見せられるように頑張ります。」

ーその先にさらに高い目標があると思います。そこに向けてはいかがでしょう。
「まずは今日優勝できたことを喜んで、その次にリーグ戦を優勝して、それが終わってから気持ちを切り替えてゆっくり考えます。」

ー今一言だけ考えてもらっていいですか。
「世界の渡嘉敷になります!」

【メイのインタビュー】

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ーおめでとうございます。
「ありがとうございます。」

ー間宮選手にとってこの3連覇はいかがですか?
「年々、優勝したいというよりも意地とプライドで負けられないという気持ちの方が強くなり、今年もしっかりタイトルを取れて安心している気持ちが一番です。」

ー今日の赤穂選手など、年下の選手とのマッチアップも増えました。どうでしたか?
「身体の強い選手ですが、私も7年目になったので絶対に負けられないという気持ちでマッチアップしました。」

ー今大会はゴール下、リバウンドにフリースロー、大活躍しました。
「私はあまり運動神経がなく、派手なプレイというよりは地道なプレイでこつこつとやるタイプなので、ALL JAPANを通して自分らしさがずっと出た大会になったなと思います。」

ーリーグ戦連覇が目標になると思いますが、その先のオリンピックでは世界で勝つためにはどんなことをしていきたいですか?
「オリンピックを見据えて、リーグ戦でもプレイの幅を増やしたりだとか、チーム力をつけていくということを頭に置いて、リーグ戦をしっかり戦っていきたいと思います。」

ー女子バスケット界を代表して、ファンの皆さんに一言、オリンピックに向けてお願いします。
「2016年はバスケット界にとっても大きな一年になると思います。自分たちも一所懸命頑張るので、一緒になって盛り上げていってくれたら嬉しいなと思います。」

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【第81回皇后杯 女子ベスト5】
 吉田 亜沙美(JX-ENEOS #0 ) 3年連続6回目
 渡嘉敷 来夢(JX-ENEOS #10) 6年連続6回目
 岡本 彩也花(JX-ENEOS #11) 初
 間宮 佑圭 (JX-ENEOS #21) 2年ぶり2回目
 高田 真希 (デンソー #8) 2年連続3回目

VS.デンソー 代々木第1体育館

昨日の準決勝でシャンソンに勝利し、9年連続で決勝戦に駒を進めた我らがサンフラワーズ。
いよいよ本日はALL JAPAN 3年連続優勝をかけての、富士通を下し決勝に上がってきたデンソーとの決戦。

デンソーは2年連続で決勝戦に進出。今シーズンWリーグでは4位、リーグ緒戦での対戦はサンフラワーズが快勝している。その後上位チームと接戦を繰り広げており、調子を戻しつつある。
ALL JAPANの連覇、そして3年連続二冠へ向けての戦いが始まる。

注目のゲームは代々木第1体育館にて14:00 Tip-Off!
なおこの試合は、NHK Eテレで生中継される。

VS.デンソー 第1クォーター

ALL JAPAN 決勝。
サンフラワーズのスタートは、#0吉田(リュウ)、#10渡嘉敷(タク)、#11岡本(レア)、#21間宮(メイ)、#23大沼(リト)。
対するデンソーは、#8高田真、#12赤穂、#13伊集、#31高田汐、#41伊藤。

ティップオフはサンフラワーズボール。

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リュウからタクへのホットラインで先制、2−0。
伊集のドライブインを赤穂がリバウンド。
しかしシュートに持ち込めず24秒オーバータイム。
再びのリュウからタクへのパスは繋がらない。
伊集の速攻を伊藤がリバウンド。

高田汐のフェイダウェイはタクがリバウンド。
タクのドライブインは実らず。
高田真がディフェンスをかいくぐり決める、2−2。
タクが左0度からジャンプシュート、4−2。

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伊藤の右45度からの3P、タクのリバウンドはボールがこぼれる。
伊藤がハイポストでジャンプシュート、4−4。
高田汐がパスカット。速攻のパスをメイがカット。

3分経過。
メイのカットインに伊藤がファウルし2ショット。
両方決めて、6−4。
レアに替えて#32宮崎(ユラ)が入る。
リュウがインターセプト。
タクのハイポストでのシュートはリングに弾かれる。
高田真のシュートは決まらず。
リトの速攻も決めきれない。
伊藤がファウル。
伊藤に替えて#14大庭が入る。
タクがゴール下で決める、8−4。

レアからゴール下のメイ、ジャンプショットを決め、10−4。

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タクのディフェンスリバウンド。
タクがドライブインに持ち込み、12−4とすると、
デンソーが1回目のタイムアウト。

残り5分15秒、デンソーのスローインで再開。
高田汐に替えて#10藤原が入る。
高田真のミドルはレアがリバウンド。

メイとタクの合わせはダブルチームに阻まれる。
高田真の左0度からのミドルはリュウがリバウンド。
リトのアウトサイドシュートに藤原がファウルしバスカンゲット。
1ショットも決め、15−4。

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大庭の右45度からの3Pは決まらず。
タクが速攻に持ち込む、17−4。

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6分経過。
高田真がゴールに切り込む、17−6。
メイのミドルは不発。
高田真のアウトサイドシュートをリトがリバウンド。
タクのアウトサイドシュートはリングに弾かれる。

残り3分を切る。
パスをもらう藤原がサイドラインを踏む。
藤原に替えて#11吉田が入る。
メイが隙を突きレイアップ、19−6。

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高田真のフェイダウェイをタクがリバウンド。
レアの正面での3Pは決まらず。

伊集のドライブをリュウが守りきる。
伊集に替えて伊藤が戻る。
メイのレイアップは苦しい。
トランジションの速い展開。
リトがファウル。
リトに替えて#52宮澤(アース)が入る。
タクのディフェンスリバウンド。

残り1分を切る。
レアが左45度から3P、22−6。

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高田真のドライブにタクがファウル。
デンソーはシュートに持ち込めず1Q終了。

VS.デンソー 第2クォーター

2Q開始。
サンフラワーズはスタートと同じメンバー。
デンソーは、高田真、吉田、赤穂、大庭、伊藤。

デンソーボールで開始。
大庭と高田真の合わせを決められ、22−8。
リュウが正面で3P、25−8。

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高田真の突破はタクがリバウンド。
リトのミドルを高田真がリバウンド。
メイのディフェンスリバウンド。
リュウのアウトサイドシュートは決まらず。
リトがスティール。攻防でリトがファウル。
リトに替えてアースが入る。

大庭の3Pは決まらず。
吉田、大庭に替えて伊集、高田汐が入る。
リュウがゴール下に切り込む、27−8。
リュウがインターセプト。

3分経過。
レアがレイアップに持ち込む、29−8。

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メイのディフェンスリバウンド。
ショットクロック間際のレアの3Pは決まらず。

赤穂のミドルはリュウがリバウンド。
伊集がスティールからレイアップ、29−10とされると、
サンフラワーズが1回目のタイムアウト。

残り5分37秒、サンフラワーズのスローインで再開。
タクがオフェンスファウル。
伊集のアウトサイドシュートは自らリバウンド。

伊集のハイポストでのシュートはリングに届かず。
メイの正面でのアウトサイドシュートをタクがリバウンド。
パスを回すサンフラワーズ、24秒シュートに持ち込めない。
レアに替えてユラが入る。
大庭が右45度から3P、29−24。

6分経過。
アースのドライブインに高田汐がファウルし2ショット。
両方決めて、31−13。

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ショットクロック2秒の大庭のドライブインは決まらず。
高田真がファウル。
リュウの右45度からのジャンプシュートは決まらず。

残り3分を切る。
ユラがスティールから一人旅、33−13とすると、
デンソーが2回目のタイムアウト。

残り2分45秒、デンソーのスローインで再開。
タクに替えて#22中村(ニニ)が入る。
高田真がハイポストでジャンプシュート、33−15。
ユラが同位置で返す、35−15。

大庭の3Pをユラがリバウンド。
ニニがトラベリング。
高田汐に替えて吉田が入る。
アースがパスカット、ユラが併走しレイアップ、37−15。

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高田真のゴール下をメイが決めさせない。

残り1分を切る。
ショットクロック間際にアースがジャンプショットを決める、39−15。
高田真のレイアップはこぼれるがリバウンドが取れない。
高田真のミドルをアースがリバウンド。
ユラの3Pは決まらず、39−15のまま前半終了。

VS.デンソー 第3クォーター

後半スタート。
サンフラワーズ、デンソーともスタートと同じメンバー。

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サンフラワーズのスローインから。
タクがターンショット、41−25。
高田真がフックシュート、41−27。
メイがフェイダウェイ、43−17。

高田真のゴール下、リバウンドの赤穂だがトラベリング。
リュウの右45度からのジャンプシュート、リバウンドに飛び込んだメイに赤穂がファウルし2ショット。
両方決めて、45−17。
赤穂、伊藤に替えて、#9牛田、大庭が入る。
伊集が正面で3P、45−20。

メイのミドルをリュウがリバウンド。
リトのミドルはリングに嫌われる。
伊集のドライブインをタクがブロック。
牛田が左0度からジャンプシュート、45−22。
ショットクロック間際、逆サイドからのリュウのパスからレアが3P、48−22。

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3分経過。
牛田のアウトサイドシュートをリトがリバウンド。
牛田がファウル。
レアのレイアップは決まらず。
伊集のアウトサイドシュートをタクがリバウンド。

リトの正面でのアウトサイドシュートは決まらず。
高田真のミドルはリングに嫌われリュウがリバウンド。
リュウのハイポストでのジャンプシュートに伊集がファウルし2ショット。
両方決めて、50−22。

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ダブルチームからリュウがスティール、レアの速攻に高田汐がファウルし2ショット。
2本目のみで、51−22。
リュウに替えてユラが入る。

5分経過。
高田真のアウトサイドシュートをメイがリバウンド。
リトのドライブインはトラベリング。
リトに替えてアース、高田汐に替えて藤原が入る。
大庭のドライブインにレアがファウルし2ショット。
レアに替えてリトが戻る。
両方決められ、51−24。
サンフラワーズはミスでターンオーバーとなると、
サンフラワーズが後半1回目のタイムアウト。

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残り4分06秒、デンソーのスローインで再開。
大庭からアウトサイドの高田真、シュートは決まらずメイがリバウンド。
カットインのタクに牛田がファウルし2ショット。
ここで、デンソーが後半1回目のタイムアウト。

残り3分36秒、タクの2スローで再開。
2本目のみで、52−23。
大庭の左45度からの3Pをタクがリバウンド。
ユラからのバウンズパスに応えメイが決める、54−24。

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大庭のドライブインにリトがファウルし2ショット。
両方決められ、54−26。
ドライブのリトに大庭がファウルしチームファウル超過の2ショット。
2本目のみで、55−26。
大庭がドライブインからバックショット、55−28。

残り2分を切る。
すぐさまタクが返し、57−28。

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高田真がトラベリング。
ユラが右45度から3P、60−28。
高田真にメイがファウルし2ショット。
両方決められ、60−30。
高田真に替えて赤穂が入る。

残り1分を切る。
ユラのアウトサイドシュート、アースがリバウンドを押し込み、62−30。

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伊集が3Pを決め、62−33。
タクのドライブイン、アースがリバウンドを押し込み、64−33で3Q終了。

VS.デンソー 第4クォーター

最終クォーター開始。
サンフラワーズはスタートと同じメンバー。
デンソーは、高田真、赤穂、伊集、大庭、伊藤。

デンソーボールで開始。
高田真のシュートを赤穂がリバウンド。
伊集のハイポストでのシュートを赤穂がリバウンド。
しかしパスがつながらない。
サンフラワーズはインサイドのメイへのパスが通らない。
伊藤のストップジャンプシュートをレアがリバウンド。

タクがパワープレイ、66−33。

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高田真のパスをタクがカット。
レアからゴール下のメイ、ディフェンスをかわし決め、68−33。

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大庭のドライブインをタクがブロック。

ゴール下の赤穂にリトがファウルしバスカン献上。
1ショットは決まらず、68−35。
リトに替えてアースが入る。
レアのレイアップは決まらない。
リュウに替えてユラが入る。
大庭のミドルをタクがリバウンド。
ショットクロック間際にタクがハイポストから決める、70−35。

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ここで、デンソーが後半2回目のタイムアウト。

残り7分01秒、デンソーのスローインで再開。
タクに替えてニニ、伊藤に替えて#21加藤が入る。
高田真のセカンドショットにニニがファウルし2ショット。
1本目のみで、70−36。
ニニが左45度からミドルショット、72−36。

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高田真の正面でのミドルは決まらず。

4分経過。
アースのハイポストでのシュートは決まらず。
赤穂のゴール下、カバーに入った高田真にニニがファウルしバスカン献上。
1ショットは決まらず、72−38。
レアに替えて#3山田(ウミ)が入る。
ショットクロック間際のウミのシュートをメイがリバウンド。
ボールを奪う伊集にウミがファウル。

5分経過。
デンソーはターンオーバー。
メイに替えて#2木林(リン)が入る。
ユラがレイアップに持ち込み、74−38。
アースに替えて#13西山(リョク)が入る。
高田真にゴール下を許し、74−40。

ドライブインのウミがファウルを誘って2ショット。
両方決めて、76−40。

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ユラがインターセプト。
リョクが左45度から3P、79−40。

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残り3分を切る。
赤穂のシュートをリンがリバウンド。
再びのリョクの3Pは決まらず。
伊集の正面での3Pをリンがリバウンド。
リョクの左0度からの3Pは決まらず。

大庭から赤穂にパスを通され、79−42。
リンがゴール下で決める、81−42。
ユラのディフェンスリバウンド。
ウミのアウトサイドシュートをリンがリバウンド。
ニニがトラベリング。
加藤のストップジャンプシュートをリンがリバウンド。

残り1分を切る。
ニニが豪快にレイアップに持ち込む、83−42。

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加藤が右0度からミドルショット、83−44。
高田真がスティール。
伊集が3Pを放つがリングに嫌われニニがリバウンド。
ここで試合終了。
出場選手全員得点で快勝、3年連続20回目の優勝を果たした。

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