ENEOSバスケットボールクリニック

スキルアップ!バスケットボールクリニックコーチの身体とテクニックの基礎クリニック

バスケットボールクリニックコーチ陣による、スキルアップのためのクリニックです。
すぐに練習に取り込めるテクニックや、選手に必要な「エネルギー・水分」の補給ポイントなどを紹介します。
テクニックのこと、身体のこと、バスケットボールを行う上で基本的なことをもう一度見返して、基礎力アップを目指しましょう!

大山コーチの「テクニックの基礎クリニック」第12回 パワープレイ・ドリブル&フットワーク

山口コーチからひとこと

山口コーチ今回は、個人のスキルアップドリルを紹介します。
自分の身体とボールを上手にコントロールできるようになるとプレイの幅が広がります。ポイントをしっかりと意識しながら取り組んでみてください。
ナイスプレイにつながる第一歩になるといいですね!

(1)パワープレイ&ボールハンドリング

目的:
  • パワープレイ(基本姿勢)の習得
    ※パワープレイ…ディフェンスのプレッシャーに負けない力強いプレイのこと
  • ボールハンドリングのレベルアップ
練習方法:

広くスタンスをとり、膝を曲げて上体を起こします。顔をしっかりとあげて、両足の間でパワードリブルをつき、ボールをキャッチして、身体の周りを回します(左右回す)。

  • ※パワープレイは、ディフェンスに押され負けない強さが必要です。接触するときは、低く、強くドリブルをつく必要があります(重心を上下させないためにドリブルは膝の高さ以上にならないようにする)。
    パワープレイではボールハンドリングが難しくなるので、パワードリブルからキャッチ、キャッチからボール回しの一連の動作の中で、しっかりと指を開いてボールを強く掴むようにしましょう。

(2)パワープレイ&ボールハンドリング&パス

(1)からステップアップしたドリルです。

練習方法:

2人組になり、(1)と同じようにパワードリブルからボール回しをします。その後に、足を踏み出しながらパスを出します。
踏み出す足は、右左交互に行います。パスを出した後は、手の平をボールに向けて、ターゲットハンドを作ってキャッチの準備をしましょう。

  • ※ボールのコントロールを失わないよう強くボールハンドリングします。姿勢が高くならないように、膝を曲げて、低い姿勢をキープしたまま行います。
    足を踏み出しながら、強くて正確なパスを出すようにしましょう。

(3)ドリブルとフットワーク

目的:
  • ドリブルとフットワークが同時に行うことができるようになる。
  • ステップを踏んでも、ボールのコントロールを失わない技術をつける。
練習方法:

膝を曲げて、顔をしっかりとあげて、上体を起こします。その状態から、片足を前に踏みだします。
ドリブルは、踏み出した足の中を通して戻すようにします。ドリブルは強く低く突くことで跳ね返りも強くなり、ボールがコントロールしやすくなります。

最初は、ゆっくり。慣れてきたら、スピードアップにチャレンジしてみてください。

TOP