ENEOSバスケットボールクリニック

スキルアップ!バスケットボールクリニックコーチの身体とテクニックの基礎クリニック

バスケットボールクリニックコーチ陣による、スキルアップのためのクリニックです。
すぐに練習に取り込めるテクニックや、選手に必要な「エネルギー・水分」の補給ポイントなどを紹介します。
テクニックのこと、身体のこと、バスケットボールを行う上で基本的なことをもう一度見返して、基礎力アップを目指しましょう!

大山コーチの「テクニックの基礎クリニック」第8回 ボールハンドリング・ドリブル

大山コーチからひとこと

大山コーチ みなさん、こんにちは! エースです。
今月から、WEBクリニック動画配信を再スタートさせます。
今回は、2010年4月からクリニック専任コーチとなった山口コーチと共に「仲間と楽しくできる練習方法(ドリル)」等を紹介していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。

それでは、山口コーチお願いします。

山口コーチからひとこと

山口コーチ 今回は、ボールハンドリングなど、友達と楽しくできる練習方法(ドリル)の紹介をします。
「ボールと仲良くなる」ことがバスケットボールの上達の第一歩です。どんな状況でもボールを失うことなく、しっかりとコントロールできるようになりましょう。
これらは、どんな場所でもチームメートが二人、三人とそろったらできるドリルばかりです。ぜひ、チャレンジしてみてください。ドリルを行うときは、そのドリルのポイントを正確に理解して、徹底することを心がけましょう。

◎ボールハンドリング

目的:ボールを自由自在に移動させられる。しっかりとキープしながらコントロールができるようになる。
*時間を決めて行います。(20秒〜30秒)

●ボールタッチI

2人組でボール1個を準備します。
ボールを持つ人(A)、ボールを追いかける人(B)を決めます。
(A)は両足を床につけたままボールだけを動かして、(B)にボールを触れさせないようにします。
(B)は、どの方向からでも自由に動いて、ボールを追いかけ触るようにします。

●ボールタッチII

「ボールタッチI」と同じような方法で行います。
今度は、(A)は足を動かしながらボールを守ります。ただし、トラヴェリングにならないように、軸足を決めてピヴォットをふみましょう。

顔を起こして相手を見ること。ボールを自由自在に動かせること。
ピヴォットをしっかり固定して、フリーフットをディフェンスから避けるように動かします。
ボールを相手から遠いところにキープして、身体でボールを守ることを身につける。
ボールを持ったときにディフェンスが近くにいる場合は、「ボール—自分—相手」の関係を作ることを覚えておきましょう!

◎ドリブル

目的:楽しみながら、ドリブルのスキルアップをはかる。

●ドリブル鬼ごっこ

1人1個、ボールを準備します。
サークルを使用します。(サークルがなければ、エリアを決めて行いましょう。)
サークルの中で、お互いに相手のボールをねらいます。サークルの中から、相手のボールを出すか、身体を押し出した方が勝ちとなります。

ドリブル鬼ごっこは、体をぶつけながらドリブルをするので、パワードリブルが上手になります。
また、自分のドリブルを意識していると相手のドリブルに集中できませんから、ドリブルの上達が早くなります。
パワードリブルを覚えると、ディフェンスにプレッシャーをかけられてもドリブルをキープできるようになります。パワードリブルは、ディフェンスとボールの間に身体を入れて(ボール—自分—相手の関係)、ボールを守るために腰を落としてスタンスを広くとります。押されてもバランスをくずさないようにしましょう。

仲間と「真剣に楽しく」チャレンジしてみてください!

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