バスケットボールクリニックコーチ陣による、スキルアップのためのクリニックです。
すぐに練習に取り込めるテクニックや、選手に必要な「エネルギー・水分」の補給ポイントなどを紹介します。
テクニックのこと、身体のこと、バスケットボールを行う上で基本的なことをもう一度見返して、基礎力アップを目指しましょう!
ストップの重要性
今回はバスケットボールをする上でストップの重要性について取り上げていきたいと思います。
前回は基本姿勢の重要性を紹介しました。基本姿勢(スタート、準備)とストップ(ボールを受けるときや止まり方)がいかに大切なのかを理解することができれば、さらにレベルアップにつながっていくと思います。
バスケットボールは走ることはもちろんですが、走りながらボールを受けること、あるいはボールを保持している人が、ドリブルを手段として移動できるスポーツです。したがって、動いている状態からディフェンスや自分の状態によってどのようなもらい方をするか、またどんなストップをするかの判断が最も重要になってきます。そして状況によっていかに正確なストップをして良いバランスをキープし、次のプレーにスムーズに移行できるかがスキルアップのカギになります。
今回は、ボールを保持した人がドリブルをしている状況でのストップ(止まり方)を2種類紹介していきます!!
ジャンプストップは、両足を同時に床につくようにします(大きくジャンプして止まる、という意味ではありません)。オフェンスはボールを保持している状況でどちらの足もピボットフットにできるのでストライドストップよりも有効的な止まり方です。
○良い例
×悪い例
○良い例
×幅が狭い
×幅が広過ぎ
ストライドストップは、特にスピードのある場合に用いられることの多い止まり方です。1、2(ワン、ツー)のリズムで止まりますが、1(ワン)の一歩目の足で前方へ行こうとする力を吸収し、2(ツー)の二歩目の足は幅を肩幅くらいにし、一足分前後にずらした状態で止まる止まり方です。
○良い例
×悪い例
最後は止まり方を意識して一連のシュートまでを紹介します。
○良い例
×悪い例