ENEOSバスケットボールクリニック

スキルアップ!バスケットボールクリニックコーチの身体とテクニックの基礎クリニック

バスケットボールクリニックコーチ陣による、スキルアップのためのクリニックです。
すぐに練習に取り込めるテクニックや、選手に必要な「エネルギー・水分」の補給ポイントなどを紹介します。
テクニックのこと、身体のこと、バスケットボールを行う上で基本的なことをもう一度見返して、基礎力アップを目指しましょう!

大山コーチの「テクニックの基礎クリニック」第2回 1on1 の抜くポイント!

大山コーチからひとこと

大山コーチ 1on1 の足の出し方について
以前までのWEBクリニックの中では、1on1の基本姿勢、3方向を使ったボールのもらい方などを紹介してきましたが、クリニックのQ&Aや実際にクリニックなどに行って、共通してよく聞かれることが多くあります。それは、「どうやったら1on1で上手く抜けますか?」という質問です。今回は、実際に1on1でディフェンスを目の前にしたときの抜き方のポイントを紹介したいと思います。
今までやってきた3方向を使ってボールミートをすることや、フェイクを使ってディフェンスのバランスを崩すことなどは自分の技術として確実に習得した上で、今回の「1on1の抜くポイント!」を取り入れてみてください。

●ディフェンスの出ている方の足を抜く

●基本編その1足の動かし方・ターン

これは、実際にディフェンス側からしてスタンスの前足が出ている方を抜かれると、ディフェンスはその分足を引かなければならなくなるので、体重が後ろに掛かり、反応が遅くなります。

※その際にオフェンス側が注意する点は…

  1. ディフェンスを抜くときは、基本姿勢から素早く低く相手の真横、肩すれすれを抜く。
  2. ドリブルは、突き出す足のできるだけ前の方に。
  3. ドリブルをする前に軸足が浮いてしまうとトラベリングになるので、軸足を意識しましょう。

●ドリブルを突く位置

ドリブルを突く位置が自分の身体の真横だとディフェンスに取られる可能性は低いが、抜ききっていないため、ディフェンスが素早く横に動けるので抜けない。

●肩すれすれ

低い姿勢のまま、肩すれすれで相手の真横を抜いている良い抜き方。

●大回りし過ぎ

大回りし過ぎると、せっかく抜いたディフェンスも追い付いて来てしまう。

●肩を入れないで抜く

肩を入れないで抜くと相手にぶつかってしまい、自分のスピードを殺してしまったり、チャージングになってしまう。

以上のことをプラスして1on1に役立ててください!!

TOP