VS.デンソー 第81回皇后杯 ALL JAPAN 優勝!

2015 第81回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会、2年連続19回目の優勝!

150111_5_sato.jpg

【佐藤HCの優勝インタビュー】
ーおめでとうございます。
「どうもありがとうございます。」

ー楽な試合はなかったと思いますが、連覇を達していかがですか?
「ほっとしているというのが正直な気持ちです。今シーズンはリーグ戦からあまりいい状態ではなかったものですから、この大会で優勝できて本当に嬉しく思っています。」

ーあまり良くないという状態の中で、今日も勝負所の第4クォーターは27ポイントです。その勝負所の強さ・力を出せる秘訣は何ですか?
「経験のところもあると思うのですが...。前半から第4クォーターのような動きをして欲しいなというのがこちらの気持ちでした。」

ー今大会は吉田選手の復帰などがありましたが、ヘッドコーチの胸の内はどうだったのですか?
「点差が離れるまでは吉田を使っていこうと思っていたので。あと本人が無理だというのであれば、その時に対応という感じでやっていました。」

ーこれでリーグ戦も連覇を続けるという夢が待っています。手応えはいかがですか?
「まだまだ去年のような形になっていないので、これからも鍛えていかないとなと思っています。」

ーおめでとうございました。
「ありがとうございました。」

150111_5_taku.jpg

【タクのインタビュー】
ー今日の試合は16ポイント、21リバウンドです。いかがですか?
「オフェンス面ではゴール下などでシュートを外してしまったので、これからリーグ戦を迎えるに当たっての課題かなと思います。」

ー喜びはいかがですか?
「めちゃくちゃ嬉しいです。やりました!!」

ー今大会は今日の21リバウンドに象徴されるように、リバウンド、特にオフェンスでも積極的に行く姿勢が見られました。ご自身の意識はいかがでしたか?
「ポストアップなどでダブルチームに来られるので、どこで点を取るかとなったときに、オフェンスリバウンドかなと自分で考えていたので、積極的にリバウンドに入ろうと考えていました。」

ー今日もかなり激しいダブルチーム・トリプルチームに遭いました。相手のディフェンスをどう感じ、どう対応しようと思っていたのですか?
「プレッシャーがすごかったので...。仲間を信じてパスを出すしかないと思っていました。」

ーおめでとうございました
「ありがとうございました!!」

150111_5_ryu.jpg

【リュウのインタビュー】
ー皆さんを代表して...「お帰りなさい!」
「ただいま!!」

ーいつものこの位置に帰ってきた、気持ちはどうですか?
「最高に楽しかったですし、またこの仲間とバスケットをできることで毎日すごく充実していました。この瞬間のためにみんなで頑張ってきて良かったなと思います。」

ー足の状態もある中で、出場時間が増えた試合もありました。実際の足の状態はどうだったのですか?
「約束していた時間よりもちょっと多いかなと思ったのですが...優勝するためなら自分は我慢して、みんなに勝ってもらいたかったので、どうしても自分が試合に出たいと。今日も後半へろへろでしたけど頑張りました。」

ー今日の試合は吉田選手らしい得点に加えて、7リバウンド、6アシスト、全ての面で活躍しました。今大会はまだ制限もかけているのかなと思いましたが、今日は吉田選手らしいドリブルからのフィニッシュ・いいディフェンスもありました。今日への意識はどうだったのですか?
「とにかく勝ちたい、優勝したいという気持ちでいました。前半は少しチームに迷惑をかけてしまったのですが、後半は優勝するために全力でやろうと気持ちを切り替えて入れたので、最終的に結果になって良かったと思います。」

ー今大会を無事に終えての気持ちを聞かせてください。
「チームの仲間にもファンの方にも家族にもすごく感謝していますし、この気持ちを忘れずにまた突き進んで行きたいと思います。ありがとうございました。」

150111_5_end.jpg

【第81回皇后杯 女子ベスト5】
 渡嘉敷 来夢(JX-ENEOS #10) 5年連続5回目
 吉田 亜沙美(JX-ENEOS #12) 2年連続5回目
 高田 真希 (デンソー #8) 3年ぶり2回目
 伊集 南  (デンソー #13) 初
 長岡 萌映子(富士通 #0) 初

VS.デンソー 代々木第1体育館

昨日の準決勝で富士通に勝利し、8年連続で決勝戦に駒を進めた我らがサンフラワーズ。
いよいよ本日はALL JAPAN 2年連続優勝をかけての、トヨタを下し決勝に上がってきたデンソーとの決戦。

デンソーは3年ぶりに決勝戦に進出。昨日の準決勝ではトヨタを後半から突き放し勝利した。
サンフラワーズも富士通との接戦から勝ち上がった勢いをそのままに、今日の試合にぶつけ勝利したい。

注目のゲームは代々木第1体育館にて14:00 Tip-Off!
なおこの試合は、NHK Eテレで生中継される。

VS.デンソー 第1クォーター

ALL JAPAN決勝戦。
サンフラワーズのスタートは、#10渡嘉敷(タク)、#11岡本(レア)、#12吉田(リュウ)、#21間宮(メイ)、#52宮澤(アース)。
対するデンソーは、#8高田真、#9牛田、#13伊集、#31高田汐、#41伊藤。

ティップオフはサンフラワーズボール。

140301-1-01-start.jpg

リュウのダブルクラッチは決まらず。
高田真のシュートは決まらず。
リバウンドのメイに高田真がファウル。

ポストアップのアースが3人がかりに守られトラベリング。
伊集がドライブからレイアップ、0−2。
アースのミドルは決まらず。
リバウンドの攻防でファウル。
高田汐の3Pはタクがリバウンド。
タクのアウトサイドシュートをリュウがリバウンド。

140301-1-02-ryu.jpg


レアの3Pも決まらず。
高田真のフェイダウェイをタクがリバウンド。
リュウとメイの合わせは決まらず。
レアの3Pをタクがリバウンド。
アースがジャンプシュートを決め、2−2。

140301-1-03-earth.jpg

高田汐が左45度から3P、2−5。

3分経過。
アースが左0度から返し、4−5。

140301-1-04-earth.jpg

伊藤が右45度からロング3P、4−8。
メイがゴール下の隙を突き、6−8。

140301-1-05-mei.jpg

伊集が正面で3Pを決め、6−11。

リュウの3Pをメイがリバウンド。
アースが左0度からジャンプシュート、8−11。

140301-1-06-earth.jpg

伊集が左45度からシュート、8−13。
サンフラワーズはパスが繋がらずターンオーバー。

5分経過。
牛田のミドルをタクがブロック。
アースとメイの合わせが決まらない。
伊集のドライブからのパスをレアがカット。
リュウのミドルは不発。
高田汐の3Pはエアボール。

レアからのループパス、シュートのタクに牛田がファウルし2ショット。
2本目のみで、9−13。

140301-1-07-taku.jpg

リュウに替えて#9新原(アカネ)が入る。
アカネがスティール、アースのハイポストでのシュートは決まらず。
高田真にメイがファウル。

残り3分を切る。
伊集に左0度でジャンプシュートを決められる、9−15。
レアからタクへのパスが合わない。
高田真からのパスを出させない。
タクがダブルチームに阻まれ、トラベリング。

高田汐のドライブにアースがファウル。
伊集のアウトサイドシュートをアースがリバウンド。
レアがドライブからアースにパス、しかしシュートが入らない。
レアがスティールからレイアップに持ち込むが決まらない。
リバウンドからのアースの速攻もシュートがこぼれる。

残り1分を切る。
伊藤のミドルをメイとアースでリバウンド。
レアからアース、フェイクを入れてシュート、11−15。
牛田・高田汐のシュートは決まらず1Q終了。

VS.デンソー 第2クォーター

2Q開始。
サンフラワーズは、アカネ、タク、レア、メイ、アース。
デンソーは、スタートと同じメンバー。

デンソーボールで開始。
高田真にゴール下で決められ、11−17。
タクのパワープレイは決まらないがリバウンドをつなぐ。

140111-2-01-taku.jpg

高田汐がファウル。

レアがダブルドリブル。
アカネ、レアに替えてリュウ、#23大沼(リト)、伊集に替えて#20阿部が入る。
高田真のミドルはタクがリバウンド。
メイのレイアップは決まらず。

高田真がアウトサイドシュートを決め、11−19。
リトのジャンプシュートは入らず。
高田汐のミドルをタクがリバウンド。

3分経過。
メイのフェイダウェイ、タクのリバウンドショットに高田真がファウルし2ショット。
両方決めて、13−19。
牛田に替えて#11吉田が入る。
吉田のジャンプショットをタクがリバウンド。
伊藤がファウル。
リュウのジャンプシュートは決まらず。
リトがインターセプト。

メイのレイアップは苦しい。
伊藤の左45度からの3Pをタクがリバウンド。
サンフラワーズはシュートが決まらない。

5分経過。
タクのディフェンスリバウンド。
カットインの吉田がファウル。
デンソーは、高田真、#10藤原、吉田、伊集、伊藤。
リュウに替えてアカネが入る。
アカネがジャンプショット、15−19。

140111-2-05-akane.jpg

パスをもらう吉田にアカネがファウル。
伊藤にレイアップを許し、15−21。
ここで、サンフラワーズが1回目のタイムアウト。

残り4分15秒、サンフラワーズのスローインで再開。
ショットクロック間際のタクのシュートは苦しい。
伊集が左45度から3P、15−24。
アースがゴール下に切り込み、17−24。

140111-2-02-earth.jpg


吉田の3P、リバウンドのアカネに藤原がファウルしチームファウル超過。
リトに替えてレアが戻る。
アカネの2ショットは、1本目のみ、18−24。

140111-2-03-akane.jpg

藤原のロング3Pをレアがリバウンド。
メイが高田真のディフェンスをかいくぐり決め、20−24。

残り2分を切る。
高田真のインサイドはタクがリバウンド。
タクからアースにつなぐがシュートが入らず。
アースがパスカット。

残り1分を切る。
メイのゴール下がトラベリングとなったところで、
デンソーが1回目のタイムアウト。

残り59.1秒、デンソーのスローインで再開。

140111-2-04-all.jpg

吉田がダブルドリブル。
レアの3P、リバウンドをタクが押し込む、22−24。
ここで、デンソーが2回目のタイムアウト。

残り25.7秒、デンソーのスローインで再開。
アカネに替えてリュウが戻る。
伊集のシュートはゴールに届かず、22−24のまま前半終了。

VS.デンソー 第3クォーター

後半スタート。
サンフラワーズ、デンソーともスタートと同じメンバー。

サンフラワーズのスローインから。
リュウからタクに鋭いパス、牛田のファウルを誘ってバスカンゲット。

1ショットも決めて、25−24。
高田真のフェイダウェイ、牛田にリバウンドを取られるがサイドラインを割る。
レアの3Pをタクがリバウンド。
リュウの3Pを自らリバウンド。
タクのフェイダウェイ、リバウンドショットのメイに牛田がファウルし2ショット。
1本目のみで、26−24。

150111_3_02_mei-f.jpg

高田汐のアウトサイドシュートをタクがリバウンド。
レアのアウトサイドシュートをタクとリュウでリバウンド。
アースのカットインは決まらない。
伊集のシュートをタクがリバウンド。

リュウからメイへのパスが合わない。
ショットクロック間際の伊藤のシュートはエアボール。
伊藤がファウル。
パスをもらうメイがボールを奪われる。
アースがパスカット。

3分経過。
カットインのタクに牛田がファウル(個人ファウル4つ目)。
牛田に替えて吉田が入る。
スローインからタクが決め、28−24。

150111_3_03_taku.jpg

伊集のドライブにメイがファウル。
伊集のシュートを吉田がリバウンド。
高田真のシュートは苦しくリュウがリバウンド。

レアの3P、リバウンドからメイが決め、30−24。
高田真がフェイダウェイ、30−26。
伊集のスティール、リュウが良く守るがファウル。
伊集の3Pはリバウンドが取れない。

5分経過。
デンソーはインサイドの高田真にボールが入れられない。
アースがトラベリング。
吉田が正面で決め、30−28。
リュウのドライブイン、リバウンドショットのメイに高田真がファウルし2ショット。
両方決めて、32−28。
吉田に替えて藤原が入る。
高田真がフェイダウェイを返す、32−30。

リュウの正面でのジャンプシュートは決まらず。
伊集のジャンプシュートをアースがリバウンド。
リュウが3Pを決める、35−30。

150111_3_04_ryu.jpg

タクのディフェンスリバウンド。

残り3分を切る。
サンフラワーズはターンオーバー。
伊藤に替えて阿部が入る。
高田真が決め、35−32。
リュウからメイ、きっちり決めて、37−32。
吉田のロング3Pはリュウがリバウンド。

レアとアースの合わせを決め、39−32。

150111_3_05_earth.jpg

伊集の3Pはリングに嫌われタクがリバウンド。
リュウに替えてアカネが入る。
レアのアウトサイドシュートは決まらず。
伊集が中央突破、39−34。

残り1分を切る。
サンフラワーズはシュートに持ち込めない。
伊集がドライブイン、39−36。
アカネからタクへのパスは通らず。
伊集がドライブインに持ち込み、39−38で3Q終了。

VS.デンソー 第4クォーター

最終クォーター開始。
サンフラワーズは、スタートと同じメンバー。
デンソーは、高田真、藤原、吉田、伊集、伊藤。

サンフラワーズボールで開始。
リュウからタク、3人がかりで守られ3秒バイオレーション。
高田真へのパスは苦しくアースがカット。
レアの3Pをメイがリバウンド。
リュウが右45度からジャンプシュート、41−38。

150111_4_01_ryu.jpg

藤原の3Pをメイがリバウンド。
リュウがハイポストでジャンプシュートを決め、43−38とすると、
デンソーが後半1回目のタイムアウト。

残り8分36秒、デンソーのスローインで再開。
伊集のアウトサイドシュートをリュウがリバウンド。
アースのストップジャンプシュート、リバウンドの攻防でリュウがファウル。

伊集のドライブインをリュウが良く守って決めさせない。
高田真のジャンプシュートはリングに嫌われタクがリバウンド。
タクがパワープレイでシュートをねじ込む、45−38。

レアがスティールから一人旅、47−38とすると、
デンソーが後半2回目のタイムアウト。

150111_4_02_timeout.jpg

残り7分07秒、デンソーのスローインで再開。
牛田が戻る。
高田真からリュウがボールを奪うとレイアップに持ち込み、49−38。

150111_4_04_ryu.jpg

伊藤から牛田へ鋭いパスだがシュートは決まらず。
リュウからタクにつなぎ、51−38。

4分経過。
伊集のシュートをメイがリバウンド。
アースがターンショット、53−38。

150111_4_05_earth.jpg

ここで、デンソーが後半最後のタイムアウト。

残り5分42秒、デンソーのスローインで再開。
リュウに替えてアカネが入る。

150111_4_06_akane.jpg

高田汐に決められ、53−40。
高田汐が3Pを狙うがメイがリバウンド。

5分経過。
高田真のフェイダウェイをタクがリバウンド。
サンフラワーズは再びターンオーバー。
高田汐が右45度から3P、53−43。
ここで、サンフラワーズも後半1回目のタイムアウト。

残り4分08秒、サンフラワーズのスローインで再開。
アカネに替えてリュウが戻る。
レアがドリブルからレイアップに持ち込むがこれは決まらず。
高田真のフェイダウェイをリュウがリバウンド。
リュウが勢いよくドライブインに持ち込むと高田真がファウルし2ショット。
(高田真は個人ファウル4つ目)
リュウの2ショットは1本目のみ、54−43。

150111_4_07_ryu-f.jpg

タクがリバウンドを押し込み、56−43。
高田真が返し、56−45。

残り3分を切る。
レアからアースにナイスパス、ゴール下で決め、58−45。
高田汐が3Pを決める、58−48。
サンフラワーズは時間を使ったオフェンス。
リュウのドライブインからのメイへのパスが合わない。
リュウからのスローインをもらったタクだがシュートが入らない。
吉田が正面から3P、58−51。
ここで、サンフラワーズが後半2回目のタイムアウト。

残り2分10秒、サンフラワーズのスローインで再開。
フルコートプレスのデンソーだが、縦パスをつなぎアースが決める、60−51。

150111_4_08_earth.jpg

伊集の3Pをタクがリバウンド。
レアが右0度から3Pを叩き込み、63−51。
吉田のドライブインをタクが決めさせない。
メイがファウル。

残り1分を切る。
高田真がセカンドショットを決め、63−53。
ドライブに持ち込むリュウにデンソーがファウル。
続いて吉田がファウル。
メイにボールをつなぎ、シュートを持ち込むとファウルを誘ってバスカンゲット!

150111_4_09_mei-bc.jpg

1ショットも決め、66−53。
吉田の3Pをタクがブロックし試合終了。
2年連続19回目の優勝を果たした。

150111_4_10_end.jpg