JX-ENEOS
83
22
17
25
19
VS
デンソー
44
6
9
18
11
1月10日(日) 14:00 国立代々木競技場 第1体育館
JX-ENEOS
83
22
17
25
19
VS
デンソー
44
6
9
18
11
STARTING MEMBER
#0 吉田 |
#2 木林 |
#3 山田 |
#10 渡嘉敷 |
#11 岡本 |
#13 西山 |
#21 間宮 |
#22 中村 |
#23 大沼 |
#32 宮崎 |
#52 宮澤 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | 2 | 2 | 19 | 9 | 3 | 14 | 4 | 4 | 11 | 8 |
オールジャパン決勝は2年連続の顔合わせとなるデンソーアイリスとの対戦。
日本代表のセンター高田真を擁し内外バランスの良い布陣を組むデンソーに、JX-ENEOSは準決勝シャンソン戦で見せた堅いDEFを再び体現できるかがカギとなる。
試合前のミーティングでは佐藤HCから「勝っても負けても試合後に絶対に悔いの残らないゲームを」と送り出されたサンフラワーズ。
日本一まであと1勝。JX-ENEOS対デンソー、TIP-OFF!
TIP-OFF直後からJX-ENEOSはパワー全開のバスケットボールを展開する。
開始10秒で#0吉田-#10渡嘉敷のホットラインが決まり先制すると、守ってはデンソーOFFの要である#8高田真を渡嘉敷が徹底的にマークする。全員が自分のマークマンに対しプレッシャーをかけ続けデンソーに苦しいシュートを選択させると、DEFリバウンドを取った瞬間にフォワード陣がリングに向かって全力疾走しJX-ENEOSペースでOFFを展開し点を重ねる。
5:00には渡嘉敷がDEFリバウンドを自らゴールまで持ち込む圧巻のプレイを魅せ12-4となりデンソーがタイムアウトを請求。TO後もDEFを緩めることなく、このQデンソーを6得点に抑えることに成功。終盤には#11岡本の3PTSも決まり、内外バランスの良いOFFで22-6、16点のリードを奪い1Q終了。
堅いDEFを継続するJX-ENEOS。先制こそデンソー高田真にインサイドで得点を許すが、その後3分間デンソーを無得点に抑えている間にJX-ENEOSは吉田の3PTSや岡本のドライブインで一気に畳みかけ、6:00には29-9とリードを20点に。ベンチスタートの#32宮崎も持ち前のスピードを活かしスティールからの速攻やドライブからジャンプショットで得点を重ねさらにリードを広げる。
最後までプレッシャーDEFを続けデンソーに付け入る隙を与えず39-15、24点リードで前半終了。
ハーフタイムで佐藤HCから「何度も、何度も言うが20点差から逆転負けをしたこともある。一瞬たりとも気を抜くな!」と送り出されたサンフラワーズ。その言葉を胸にスタメンがコートイン。
立ち上がりからJX-ENEOSのストロングポイントである渡嘉敷・#21間宮のインサイドにボールを集め安定したOFFを展開すると、#23大沼がOFFリバウンドに飛び込む献身的なプレイ、岡本の2本目の3PTSで得点を重ねる。
このQ、デンソー高田真のポストプレイや#13伊集の3PTSを許し点の取り合いとなるが、終了間際#52宮澤が2本のリバウンドショットを沈め64-33、さらにリードを広げ最終Qへ。
最後ブザーが鳴るまで自分たちのバスケットボールを展開したいJX-ENEOSは、再び吉田・岡本・大沼・渡嘉敷・間宮の布陣に戻し最終Qスタート。序盤、渡嘉敷がアウトサイドからドライブインを仕掛け得点すると、間宮もインサイドでパワープレイを決め加点。
7:00には渡嘉敷がミドルショットを沈め70-35としベンチメンバーがコートイン。どのメンバーが出てもやるべきことは変わらない。成長株の#22中村が身体を張ったDEFをみせると、怪我から復帰した#3山田の力強いドライブイン・#13西山も3PTSを決める活躍をみせ最後までチーム全員で集中して戦ったJX-ENEOS。
最終スコア83-44で勝利し3年連続20回の「日本一」を掴んだ。