JX
73
15
12
26
20
VS
富士通
68
13
15
23
17
1月9日(日)
JX
73
15
12
26
20
VS
富士通
68
13
15
23
17
STARTING MEMBER
大神
寺田
吉田
渡嘉敷
諏訪
畑
鈴木
篠原
名木
中畑
#1 大神 |
#2 木林 |
#7 寺田 |
#10 渡嘉敷 |
#12 吉田 |
#15 諏訪 |
#21 間宮 |
---|---|---|---|---|---|---|
12 | 2 | 5 | 21 | 19 | 12 | 2 |
JXとして初の日本一をかけたオールジャパン決勝は、準決勝で第2シードのトヨタ自動車を接戦の末破り3大会ぶりの優勝を狙う富士通との戦いとなった。
絶対に勝たなければならない重責に負けること無く、全員バスケットで3連覇へ! JX‐富士通オールジャパン決勝TIP‐OFF!
JXはマンツーマンDEF、富士通はマンツーマン、得点後のDEFを2-3ゾーンに変えJXのインサイドに重点においたDEFを展開する。
先手を取りたいJXはインサイド♯10渡嘉敷、♯15諏訪にボールを集めるが富士通はダブルチームでそれを防ぎにかかる。対する富士通は♯51中畑のドライブを起点に♯12篠原・♯45名木のミドルショットで得点。
足の良く動いたゾーンDEFを敷く富士通に対し、攻めあぐむ場面も見られるが要所での♯12吉田の3PTS、渡嘉敷のインサイドの得点でリードを守り15-13で1Q終了。
序盤、JXはインサイドを狙いすぎるが故に動きが止まり、ターンオーバーでシュートに持ち込めない時間が流れる。対照的に富士通は内外から積極的にリングに攻め込み得点を狙う。
富士通の勢いにのまれそうな状況で仕事をするのが、頼れるベテラン♯1大神。3PTS、スティールからのバスケットカウントとなる気迫の速攻をねじ込み、価値ある連続6得点で2:35、27-22と5点リードを奪う。
しかし富士通がタイムアウトを請求すると、その流れを断ち切られ♯5畑・♯22立川にアウトサイドショットを許し27-28とリードを奪われ前半終了。
後半は積極的なOFFで得点を伸ばしたいJXは、諏訪のミドルショットで先制すると、直後のDEFで相手のミスを誘い吉田が超高速ルーズボールでボールを奪い、そのままリングに持ち込み得点。気迫のプレイに会場が沸く。
最高のスタートで奪ったリードは譲らない。富士通は篠原のミドル、♯1三谷の連続3PTSでピタリと喰らいついてくるが、JXは吉田の高確率3PTS、ミドルショットで加点し、終了間際大神も技あり1on1でファウルを誘い、得たフリースローを確実に沈め53-51で勝負の最終クォーターへ。
開始早々、渡嘉敷のインサイドで得点を挙げると、それに続けと諏訪が奮起しDEFに囲まれながらもパワープレイで得点を重ね7:55、61-54と7点リードを奪ったところで富士通がタイムアウトを請求。すると息を吹き返した様な富士通に連続得点を許し6:00には61-61の同点に。
何度突き放しても、諦めない富士通は名木の果敢なドライブで得点を挙げるが、JXも吉田の値千金の3PTS、吉田‐渡嘉敷のホットラインが決まり富士通の追撃をかわす。
残り9秒、ファウルゲームで得たフリースローを吉田が2本とも決め73-68とリードを広げ勝負あり。勝ちたい気持ちがぶつかり合う激戦を制し、3年連続大会最多の16回目の優勝を決めた。