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第74回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会 ALL JAPAN

準決勝 vs トヨタ

1月12日(土)

JOMO

79

19
11
17
20
12

VS

トヨタ

76

21
8
19
19
9

STARTING MEMBER

大神
田中
吉田
山田

三浦
櫻田
榊原
池田
角井

個人得点
#1
大神
#6
内海
#8
田中
#12
吉田
#14
山田
#15
諏訪
#53
24 20 15 1 14 1 4

勝負所でのリバウンドと粘りのDEFを得点に繋げ、
延長戦にもつれる大激戦を制し、4年ぶりの決勝進出を決める。

オールジャパン準決勝はリーグ戦での対戦成績1勝1敗のトヨタ自動車との戦い。
今シーズン勢いのあるトヨタは手強い相手だが一発勝負のオールジャパンは負けるわけにはいかない。
ファイナルへ向け、JOMO対トヨタTIP-OFF。

1st Quarter

両チーム、マンツーマンDEFでスタートし、相手の得点源に的を絞った激しい守りをみせる。
JOMOは♯53林のミドルシュートで先制すると♯8田中の鋭くパワー十分なドライブインでバスケットカウントを得るなど、果敢にリングに攻め込み得点。
対するトヨタはペイント内でのJOMOの寄りの早いDEFに苦しみながらも、♯8榊原・♯櫻田らの3PTSが決まり、お互いに集中したバスケットを展開し一進一退の時間が過ぎる。
わずかながらもJOMOがリードを保っていた1Q終了間際、DEFがヘルプに寄りノーマークとなった♯23鈴木に3PTSを決められ19-21とトヨタにリードを許し1Qを終える。

2nd Quarter

JOMOボールのスローインで始まった2Q開始直後、♯1大神がスローインで受けたボールをそのままリングまで持ち込み21-21の同点とする。
このプレイで流れをJOMOに引き寄せたいところだったが、その後トヨタのDEFの前にボールをリズムよく回せず得点が伸びない。
DEFは相手のシュートを落とさせる激しい守りで、このクォーターの得点を8点におさえる。守りあいとなった2Qは30-29とJOMOがリードを奪い返し、お互いにロースコアで後半へ。

3rd Quarter

後半は持ち味であるスピードを発揮し、点を取りにいきたいサンフラワーズ。
DEFではトヨタの特徴である3ptsに注意したいところだったが、開始早々♯8榊原にロング3ptsを決められ逆転を許してしまう。それに対し高さで勝るJOMOは♯14山田がインサイドで奮起しバスケットカウントを得るなど、インサイド対アウトサイドのプレイで一進一退の攻防が続く。DEFリバウンドをもぎ取った♯12吉田からトヨタDEFを置き去りにするパスが♯1大神に通り、このゲーム1本目の速攻が決まり、スピードに乗ったサンフラワーズにベンチ・観客席が沸く。その1本の速攻でこれまで重かったコートの雰囲気がやっとJOMOらしくなってきたように感じたが、トヨタ♯8榊原も高いバスケットセンスで3pts、ポストプレイで加点。大事な場面でトヨタにOFFリバウンドを許し得点され、リードを守りきれず3Qを47-48の1点ビハインドで勝負の最終クォーターへ。

4th Quarter

序盤、♯6内海の3ptsがリングに吸い込まれると、トヨタのシュートミスを確実に得点に結びつけ、最大得点差10点のリードを奪う。
このまま波に乗って離しにかかりたいJOMOだったが、プレッシャーをかけ続けてくるトヨタのDEFの前にシュートを決めきれず、逆に♯8榊原がバスケットカウントを奪い追い上げムードのトヨタは、残り2分♯8榊原・♯6田代・♯1三浦の連続3ptsが決まり一気に差を縮めると、残り17秒トヨタ♯3櫻田にインターセプトからレイアップに持ち込まれ67-67の同点となる。4Q残り17秒のラストオフェンスを♯1大神にかけるが、放ったジャンプシュートはリングに弾かれここで4Qが終了。67-67の同点となり、勝負は今シーズン初の延長戦に持ち越された。

延長

お互いに速い展開からシュートを決めあい、手に汗握る攻防を繰り広げるが、残り1分、激しいDEFでトヨタのミスを誘うと♯6内海、♯1大神が加点しリードを奪う。
トヨタの猛攻を受けながらも最後の大事な場面で♯53林がルーズボールに食らいつきボールキープしたJOMOが79-76で勝利し、4年ぶりのオールジャパン決勝の切符を勝ち取った。

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