JX-ENEOS
84
15
25
22
22
VS
デンソー
62
16
13
12
21
1月7日(日) 11:00 さいたまスーパーアリーナ
JX-ENEOS
84
15
25
22
22
VS
デンソー
62
16
13
12
21
STARTING MEMBER
#0 吉田 |
#3 山田 |
#7 林 |
#10 渡嘉敷 |
#11 岡本 |
#21 大崎 |
#23 大沼 |
#25 石原 |
#29 中村 |
#32 宮崎 |
#33 梅沢 |
#52 宮澤 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 4 | 1 | 17 | 6 | 16 | 5 | 0 | 0 | 4 | 2 | 19 |
思い出されるのは5年前の皇后杯決勝戦。その時の相手はトヨタ自動車だったが、5連覇を目前に大差で敗れた。
もう一度掴んだ5連覇への挑戦。一試合通して走るバスケットを展開し、今度こそチームの歴史に新たな1ページを。
皇后杯決勝戦JX-ENEOS対デンソーTIP-OFF!
#10渡嘉敷の最初のシュートは入らず、決勝の先制点を決めたのはデンソー。#52宮澤が試合開始からアクセル全開でファウルを貰うプレーをしかけ、獲得したフリースローを2本とも決めるも、立て続けにデンソー#8高田に得点され開始3分、2-8とリードを許す。
流れの悪いOFFを打開する#11岡本のドライブが決まる。DEFにも良い流れを呼び込みスティールやDEFリバウンドから得点に繋げ、残り5分を切ったところで#0吉田の3点プレーで逆転するも、この試合まだ一度もシュートを外していない高田にミドルショットを2本連続で決められふたたび逆転される。JX-ENEOSの3PTSは未だゼロ。
終了間際、#21大崎がシュートを決め15-16と1点差に迫り2Qへ。
スターティングメンバーでDEFから始まる2Q。
最初のOFFは両チームともにシュートが外れる。シュートミスとターンオーバーからデンソーに点を取られ、開始2分を待たず15-20とリードを広げられる。次のOFFもパスミスでデンソーボールとなり、たまらずJX-ENEOSがタイムアウト。この際大崎に代え岡本をコートに戻し宮澤を4番にコンバート。
再開後、吉田の2PTS・宮澤のローポストでの1on1・吉田の3PTSと畳みかけ、一気に22-20と逆転。対するデンソーも高田を中心にOFFを組み立て内外バランス良く攻めてくる。
JX-ENEOSは1Qには0本だった3PTSを3本沈めるなど、大崎を下げスモールラインナップにしたことで流れを変え逆転に成功。40-29と11点差をつけて後半へ。
後半も勢いを落とさず勝利を確実なものにしたい。
大崎のフリースローや岡本のスティールから渡嘉敷に繋げ得点するも、この試合高確率でシュートを決めている高田のミドルショットが決まる。
前半でデンソーのOFFをアジャストし、後半は相手の思い通りにプレーをさせないDEFを展開。OFFでは渡嘉敷と大崎のツインタワーを中心に攻め得点を伸ばす。
失点はあるもののそれよりも多く得点し、62-41とさらに点差を広げ最終Qへ。
最終Qの先制点はサンフラワーズ。
ここまで0点に抑えていたデンソーのルーキー#88赤穂ひにドライブを許し初得点を献上するも、岡本がすぐさま取り返す。宮澤も3点プレーで続き点差を26点に広げ、残り7分30秒あたりでJX-ENEOSがタイムアウト。吉田・岡本・宮澤に代え#7林・#23大沼・#32宮崎がコートへ。
再開早々に宮崎が大崎へのシュートをアシスト。その後も互いに点を取り合い残り5分を切ったところで大崎を下げ#25石原がコートに。デンソーのOFFはミスが続く。残り3分30秒、JX-ENEOSが2回目のタイムアウト。
渡嘉敷を下げ#33梅沢がコートに入り5人全員がベンチメンバーとなる。デンソーのOFFは4番と5番を中心にファウルをもらうようなプレーを仕掛け、JX-ENEOSのDEFは相手の思うつぼとなってしまい、残り2分30秒の間に4回フリースローを献上。
失点が多くなるも短い時間の中で#3山田・梅沢も得点を決め84-62でデンソーを下し、5連覇達成。22回目の優勝を成し遂げた。
文:藤田マネージャー
※氏名の漢字表記においては便宜上JIS規格の文字コードを使用しております。