JX-ENEOS
69
16
22
13
18
VS
トヨタ紡織
44
11
8
15
10
1月5日(金) 12:00 さいたまスーパーアリーナ
JX-ENEOS
69
16
22
13
18
VS
トヨタ紡織
44
11
8
15
10
STARTING MEMBER
#0 吉田 |
#3 山田 |
#7 林 |
#10 渡嘉敷 |
#11 岡本 |
#21 大崎 |
#23 大沼 |
#25 石原 |
#29 中村 |
#32 宮崎 |
#33 梅沢 |
#52 宮澤 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 0 | 2 | 20 | 0 | 18 | 5 | 2 | 0 | 0 | 2 | 16 |
得点源の長部と日本代表候補に選出された川原を擁し、勢いのあるトヨタ紡織。リーグ戦では2戦2勝と勝ち越しているが、どの様な試合展開になるのか。
川原をマークする岡本のDEFが勝利へのカギとなるか。5連覇へ向けた戦いが遂に始まる。
皇后杯準々決勝、JX-ENEOS対トヨタ紡織TIP-OFF!
JX-ENEOSボールからスタート。
#10渡嘉敷のシュートが落ちるも#21大崎がリバウンドに飛び込みシセカンドショットを決める。トヨタ紡織の1本目のOFFはシュートが決まらなかったが2本目のOFFで3PTSを決められ、そこから互いに得点を取っては取り返すシーソーゲームに。
JX-ENEOSのOFFは動きの中でシュートチャンスが何度も訪れるが、放つシュートがリングに嫌われ得点が伸びない。フリースローなどで加点するも、開始6分を過ぎた時点で10点しか取れず重たい展開が続く。慣れない体育館のせいか、一発勝負の緊張からか、1Qは思い通りにOFFを展開できず16点と少なめの得点となったが、失点は11に抑え2Qへ。
2Qが始まる前にJX-ENEOSのOFFをもう一度全員で確認し、スターティングメンバーがコートイン。
開始直後渡嘉敷が決めたシュートを皮切りにDEFリバウンドから速い展開でシュートを2本連続で決め、開始1分で6点を奪ったところでトヨタ紡織タイムアウト。再開後も良い流れを保ちたかったが、シュートが再びリングに嫌われ始めさらに大崎・渡嘉敷が立て続けにOFFファウルを取られてしまい流れに乗ることができない。3分間無得点だったが、#23大沼の飛び込みOFFリバウンドからコーナーにいる#52宮澤へ2ポイントのアシスト。しかしその後も#33長部のドライブを止められずたびたびフリースローでの得点を許してしまう。
残り4分を切り厳しくDEFされる中でも渡嘉敷が得点を重ね、一気に相手との点差を広げる。
なかなか点差を広げられずスターティングメンバーがコートに立ち続ける状況が続いたが、2Qのスコアは22-8と後半に繋がる良いバスケットが展開できた。
後半はDEFからスタート。宮澤がブロックショットで長部のシュートを阻止。後半開始から強気なOFFで内外バランス良く得点を重ね、この試合初めての3PTSも決まりOFFの良い流れがDEFにも繋がっていき、3Q開始から5分間トヨタ紡織を無得点に抑える。
30点差をつけたところでメンバーを入れ替えて試合に臨むもターンオーバーと失点が続き、今度は逆にJX-ENEOSの得点が伸びず5分間で2得点と不甲斐ない試合展開を修正できないまま3Qが終了。51-34で最終Qへ。
勝つことが絶対条件だが、次に繋がる試合内容を展開したい。
スターティングメンバーに戻して戦う4Q、開始直後にピック&ロールで岡本が渡嘉敷のシュートをアシストするも、トヨタ紡織#19池田が3PTSですぐさま応戦。点差はついているがOFFの手は緩めず、渡嘉敷の高さを活かしたプレーで加点し、相手のファウルも誘いフリースローも獲得。#0吉田のアシストの数も増えていく。
残り6分30秒、吉田・岡本に代え♯23大沼・♯32宮崎を投入。6分を切りツインタワー2人も下げ♯29中村・♯33梅沢をコートへ。全員DEFでトヨタ紡織のOFFを封じ、5分経過の時点で取られた点数は3点。宮澤もベンチへ下げ、最後の5分は2Qでの反省を活かしベンチメンバーが奮闘。
岡本がこの試合鉄壁のDEFで川原の得点を0に抑え、最終スコア69-44でトヨタ紡織を下し準決勝へ駒を進めた。
文:藤田マネージャー
※氏名の漢字表記においては便宜上JIS規格の文字コードを使用しております。