ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

こんにちわ!

僕は132センチしかないので、ディフェンスをがんばららないとレギュラーも奪われてしまうかもしれないって、いつも思ってます。

でも、背の高い相手だと、苦しめられません。

粘り強くディフェンスしたいのですが、抜かれてしまいます。

前に質問したときに、アドバイスもらったのですが、その答えがわかりません。

小さい奴がやれることってなんですか?

フェイクして、相手を混乱させることですか?

少し前までは、立つ位置が少し離れていたようにおもったんで、近づいて、包み込むようにディフェンスしていますが、やっぱり腕を上げられて、高いパスで抜かれます。

コーチからは、もっと頭を使え!!と言われてしまうのですが、自分でもわかりません。

あと、ラインを味方に!!といいますが、

あれはライン際に追い詰めるディフェンスなのはわかってるんですけど、相手が出そうとするボールラインに対して、体を半身にして、相手をラインと挟み込む位置に立つことでしょうか?イマイチずれてる気がしてるので、確認したいのですが、相手に直角か、ラインに平行に立ってはいけないんですよね。

夢に出てくるほど悩んでるんで、僕にもわかるように教えてください!!

お願いします!!!!

ミニバス命さん(プレイヤー/ミニバス 5〜6年生 男性)

まず、ミニバス命さんが大きい選手と比べて勝ることは何ですか?おそらく足が速いのではないですか?

大きい選手をゴールに近づけたら、圧倒的に高さで不利になってしまいますので、できるだけゴールから遠い所にいさせるようにすればよいのです。

相手を包み込むように近づいてディフェンスするのは良い考え方です。頭の上をパスされてしまうのは仕方のないことですが、同じパスをさせるにしても、少しでもレシーバーから遠い所でパスをさせることで距離が長くなりますので、パスミスが発生しやすくなります。

次に「ラインを味方にする」と言うのは、追い詰めるのではなくサイドラインの方向へドリブルさせる、ということです。オフェンスはラインの外へ出たくありませんので、どうしてもスピードが上がりませんし、ゴールから遠ざかることになります。

例えば、極端になりますが、サイドラインと平行に守っているとします。するとオフェンスはミドルライン(コートの中央方向)へはドリブルできません。したがって、どうしてもサイドラインの方向へドリブルせざるを得なくなります。そのとき、相手がサイドライン方向へドリブルした場合、サイドラインのどこか一点、自分がついて行って間に合う場所を探しながらついて行くのです。それが「ラインを味方にする」と言う意味です。またディフェンスは一人で守ろうとすることはほとんど不可能ですから、他の4人の選手達といかに協力しながら守るか、ということがディフェンス成功のカギになります。

悩まないで、いろいろ工夫をしながらやってみてください。考えるよりまずやってみることです。

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