ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

1対1を部活の時にアップとして毎回やるのですがその時に前までは恐れず出来たのですが最近後ろに下がる時に転びそうというか転ぶのを恐れて自分のやりたいことができません。腕一本の間合いを意識してやっているのですがオフェンスが走ってきたらどうしても転ぶことを恐れてしまって離れてディフェンスをしてしまいます。とてもこのことを悩んでいます。もと通りにしたいので意識したら良いこと練習方法など教えてください!また私は身長が小さいのでディフェンスをマスターしたいです。方法があれば教えてください!自主練は何でもやります!

ぱんだまるさん(プレイヤー/中学2年生/女性)

ディフェンスをしていて後ろに下がるときに転びそうになるのは、体重が後ろにかかってしまっているのだろうと思います。つまり、かかとに体重が乗っているのです。

ディフェンスはオフェンスの予想外の動きに対応しなければなりませんから、足の裏全体が床に着いた状態では素早く動き出すことができません。素早く動くためには常につま先で体重を支えるような姿勢をキープするようにすることが理想です。

この基本姿勢は「パワーポジション」といって、両足を肩幅より少し広めに開き、ひざ頭が正面を向くようにします。ひざ頭が極端に外側や内側を向かないようにして、動きやすい程度にひざを曲げ低い姿勢を保ちます。その時両ひざを結ぶ線の中心点の真上に自分の頭が位置する状態で構えます。これは前後左右に動ける姿勢で、自然と体重がつま先の方にかかってきます。その姿勢のまま動くようにするよう訓練してください。

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