僕は4番や5番を任されています。
相手が2-1-2のゾーンディフェンスのとき、どう動けばいいのでしょうか?
恋次さん(プレイヤー/中学1年生 男性)
ゾーンディフェンスに対するオフェンスの動き方は、基本的にマンツーマンのときの考え方と大きな違いがない、と考えてください。
とくにゴールの近くにポジションを取っているセンター陣には、ゾーンであってもマンマッチするケースがほとんどです。
ただゾーンディフェンスはボールとエリアを、マンツーマンの場合はボールと人を守ることになりますので、若干考え方が違うことを頭に入れておいてください。
これは一つの例ですが、ウィングにボールがあるときに、同じサイドのローポストにポジションを取っているとします。そこからボールが逆サイドへ展開されたとき、ディフェンスの付き方はマンツーマンとゾーンでは異なってきます。
マンツーマンの場合はローポストマンから少し離れてボールとマークマンが両方見られる場所にポジションを取ります。ヘルプサイドのポジションです。
しかし、ゾーンの場合はエリアとボールを守ることが主になりますから、エリアを移動して多くの場合ボールを見るように守ります。
5人の動きが同期しますから、ディフェンスがボールウォッチャーになっていることが多いのです。インサイドだけではなりませんが、そのときに大きなチャンスがあるわけです。
つまり逆サイドのローポストにいる恋次さんから一瞬目が離れるときをよく見ていて、ディフェンスの背後からボールに対して動くようにします。ブラインドサイドを突く動きをするようにしてください。
バスケットのこと、練習のやり方、コーチに聞きたいさまざまな質問を募集します!
寄せられた質問と、回答も紹介していきます。
いただいた質問すべてに回答しているわけではありません。ご了承ください。