ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

3年女子の母です。娘が軽く足首の内側?の靭帯を痛めました(病院へは行きました)。軽いので1週間ほど運動禁止ですみました。今は病院でしてもらった厚手の伸縮性の包帯で固定しています。治ったら今後はスポーツ用品店で売っている靴下みたいな柔らかいサポーターをしてバスケをした方が良いですか?

教えてください。よろしくお願いします。

チップのママさん(プレイヤー/ミニバス 3〜4年生 女性)

軽い捻挫で良かったですね。怪我の予防とアフターケアというのは成長期に差し掛かる子供にとってとても大切なことです。

まず、痛みがあるうちは決して練習をさせないでください。痛みがあるうちはまだ障害があるということです。今はまだ無理が利きますが、将来大人になってからいろいろ不都合が出てくる可能性があるからです。

そして完全に痛みが取れたとしたら、なるべくサポーターをしたり、テープで固定しないようにするべきだと考えます。何か補助道具を使った場合、どうしてもバランスが崩れることがあり、それが次の怪我に繋がる可能性があります。

また、専門のドクターの中には、特に子供の頃の補助道具は靭帯や筋肉の発達に悪影響を与える、と言われる方もいます。従って、完全に痛みが取れるまで練習はしないほうがよいのです。

それからこれは子供にとってとても大切なことですが、怪我をした直後の処置(基本はRICEといいますが)と治った後のフォローについては、怪我をした本人が最も理解しているはずです。どうやったら痛みを最小限にするか? 治った後どういうふうにアフタケアするかを自ら考えさせることです。

お母さんとしてやはりお子さんが怪我をするとどうしても心配で仕方がないのだと思いますが、いずれは大きくなって自立していくときの準備として、「どうしたらよいか」を自ら考える習慣もつけるようにしたいですね。

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