ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

どの試合でも20点は取れるような選手になるために…

  1. スリーポイントを極めて、一試合で7本程度決めれるようになる。
  2. ドライブなどのスピード&スキルを上げ、2点シュートを10本程度決める。
  3. スリーもドライブもある程度通用するくらいになり、両方をバランスよく使用する。
正解はないと思うし、相手や状況などによって変わってくると思いますが、どれが最も正解に近いと思いますか?

のりさん(プレイヤー/高校2年生 男性)

「のり」さんがどんなプレーが得意なのか、見ていないのでわかりませんが、1試合20点取れる選手を目指すという目標は大いに良いことです。ここで、「良い選手の条件」ということに主眼を置いて考えてみましょう。

チームの中に毎試合20点取れる選手がいて、その選手が軸になっていると非常に心強いことです。しかし、例えばスリーポイントを毎試合7本程度は入れるとしましょう。相手のディフェンスは、勝とうとすれば「のり」さんのスリーポイントをフェイスガードして止めようとするかもしれません。そして、3本しか入れられなかったとすれば、チームの得点は大幅に落ちてしまいますね。"計算外"となるわけです。

「良い選手の条件」としては、相手のディフェンスによって、できるだけ得点パターンの幅があることです。また、それでもディフェンスに完全にシャットアウトされることも考えられます。自分より相手のほうが力が上回るようなときです。そんなとき、得点するだけでなく、ルーズボールやリバウンド、味方にスクリーンをかけてノーマークを作ったり、ディフェンスで自分の相手を抑えてしまうような仕事をしてくれる選手が「良い選手の条件」となるのです。

バスケットボールは得点することだけでなく、色々な役割がたくさんあります。ときには20点取るより、相手を0点に抑えることが必要なときもあるかもしれませんね。今は色々なことができるように挑戦してください。

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