ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

パワー・ポジション(パワースタンス)という用語があり、スリー・スレットとは違うようですが、どのような場面、ディフェンスまたはオフェンスにはどのように使ったらよいか判りませんので、教えて下さい。

バスケ好きのチューちゃんさん(指導者/指導対象:ミニバス 男女両方)

「パワーポジション」というのは、「レディーポジション」という表現をする人もいます。トリプルスレットポジションも、基本的にはパワーポジションということになります。つまり、足を肩幅より少し大きめに広げて、動きやすいように膝を曲げた(低く構える)状態で、広げた両膝のちょうど真ん中に頭が位置する状態を、パワーポジションといいます。

この形は最も余計な動作をせずに動き出せると同時に、前後左右から力が加わったとしても、簡単にバランスが崩れない形です。人間の身体の中で最も重いのは頭ですが、その重い頭が最も上にあるので、身体の中心に頭をおいておくことで身体のブレを防ぐようにするための形になります。したがって、ディフェンスのスタンス、ボールを受けた瞬間のスタンス、スクリーンをかけるときなど、身体をしっかり固定させるときに心掛けるスタンスです。

例えば、エンドラインから軽いランニングをさせ、フリースローライン、ハーフライン、フリースローライン、そして反対側のエンドラインでジャンプストップやストライドストップをさせて、そのパワーポジションを取らせるような訓練をたくさん練習させると身についてきます。

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