ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

チームプレーのことですが、いつもみんなそれぞれのプレーに走ってしまい、1対1が多くなってしまうのが現実です。うまく切り込んで行ったところに、パスを合わせるというのは、あまりありません。ごくまれにたまたま見られるくらいです。どうやって、息を合わせて、うまくパスを合わせながらシュートに運べるのでしょうか。あのようなかっこいいプレーをやってみたいです。それの練習方法などがあったら、教えてください。よろしくお願いします。(体育館を使える日は週に2日、それぞれ2時間くらいで、外を走るのは3日くらいです)

アレン・アイバーソンさん(プレイヤー/中学2年生 男性)

「アレン・アイバーソン」さんからご質問がいただけて大感激!?確かに本家アイバーソンも1対1を好むプレーヤーですね。

ドリブルを制限するドリルを、練習の中に取り入れてみてください。いきなり5対5で「流れるようなパスワーク」は無理ですが、2対2、3対3、4対4とだんだん人数を増やしていきます。例えば、

  1. ハーフコートで
  2. ドリブルなしで
  3. パスは5回以内で
  4. スクリーンもしない

という条件で2対2してシュートまで行くとすると、どうなるでしょう?ドリブルもスクリーンもなしとなれば、パスしてカットしてつなぐしか方法はありませんよね。次は同じ条件で3対3にしてみましょう。4対4では?4対4くらいになると人数が多いので、みんなが何も考えずにカットしてしまえば中がせまくなってしまいますから、誰かがカットしたら他の2人(ボールマン以外)はスペースを作ってやる、ということを「考えること」が必要になってきますよね。

この「考えること」がとっても大事。初めは多少合わないことがあっても、続けると「あうんの呼吸」みたいなタイミングがチームの中に出てきます。練習の合間合間に「あの時カットしてほしかった」「あの時カットしたんだけど、見えてた?」なんて話がちょっとずつできるようになれば尚良し。

全員が忍者みたいに、ヒタヒタと、アイコンタクトしながら意のままにボールを操るチームオフェンスを目指してみてください。アイバーソン+忍者的要素…無敵過ぎます。

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