ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

自分の息子がいるチームでコーチをしています。息子ですが、小さな頃からバスケをやっており、ベストメンバーに入っておりますが、オフェンスに自信がなく、他の子からパスもなかなかもらえません。初心者にディフェンスをつかれてもなかなか攻めれません。シュートに自信がないようで、運動神経も良いほうではないように感じます。
指導者として自信をもたせたいのですが、指導者というのが邪魔して息子優先にはできないと自分では思っています。
自分の声がけや指導法、息子に自信をつけさせるにはどのようにすれば良いか悩んでいます。

メンタル(指導者/指導対象:ミニバス 男性)

自分に自信をもつというのはどの年代でも難しいですね。
広辞苑には自分の能力や価値を確信すること、自分の正しさを信じて疑わない心とあります。
すでにご存じのこともあると思いますし、方向性が違うかもしれませんが、ご指導のきっかけづくりになれば幸いです。

少し前に、手に取ったスポーツ心理学の本に「自信」について記述がありました。
自信とは、自分の能力や価値を信じること
自信には、「よい結果がでて自信がついた(結果予期)」と、「勝つために必要な訓練を行う過程に伴い自信がついた(効力予期)」の2種類あるそうです。後者は、もし結果が出なくても、努力し続けた経験で得たものは必ずあって、その経験が自信となり次に使っていけるという考え方というものでした。
また、カナダの心理学者のアルバート・バンデューラ氏が「人が行動を起こす際に大きな影響を及ぼす要素に「自己効力感」があると提唱したそうです。
このあたりを少し調べていただき、なにか指導者さんのお悩みにそえる何かがあるといいのですが。

個人の意見となり恐縮ですが、バスケットボールでナイスプレー(チームスタイルにもよると思いますが)ができた(出た)時などは、「誰が」を気にせず、いいプレーはいいプレーとして声がけをしてあげたいと私は考えています。

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