ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

オフェンスの時、パスを回して攻めていきたいのですが、ドリブルを止めるな! と言われます。どういう意味かよくわかりません…

ぽたぽた(プレイヤー/中学2年生/女性)

オフェンスでパスを回して動くことはディフェンスを崩すには非常に有効な手段です。なぜならドリブルを多用しているとボールの動きが少なくなるのでディフェンスも動かずに済み、守り易くなるからです。
パスをする相手が明確になっているならドリブルを止めてもすぐにパスができるのですが、パスをする相手が定まらないままドリブルを止めてしまうとディフェンスにプレッシャーをかけられて、パスミスや5秒オーバーバイオレーション、パスインターセプト等、苦しいオフェンスになる可能性が高くなります。そのため、一旦ドリブルを始めたらパスする相手が見つかるまではドリブルを止めないようにすることが大切です。「ドリブルを止めるな!」と言うのはそういう意味です。
またドリブルをする場合はリングに向かってレイアップをするつもりで強くドリブルするようにします。そうすれば周りのディフェンスがヘルプに来るのでパスも楽になりますし、ディフェンスはより大きく動かなければなりません。意味のないドリブルをするとディフェンスは動かずにすむためオフェンスの先回りができて、より圧力を掛けることができるようになります。

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