ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

「シェービング」とは、どういうものなのか。ミートとは何が違うのか教えてください。

部長(プレイヤー/中学2年生/女性)

シェービングというのはミートしてボールを貰う際の足の使い方、身体の向きおよびピボットフットについて数種類に分類したもので、ボールを受ける際の基本です。
ボールを貰う際、ディフェンスの付き方によって貰い足を使い分けたり、ターンの方向を変えることによってより有利な状態でボールを貰おうとするものです。

ではシェービングドリルについて説明します。
フリースローレーンとエンドラインが交差する2地点に並びます。いずれかのサイドの選手はボールを持ち、ボールを持っていないプレイヤーはフリースローラインの中央辺りまで走り、反対サイドからボールを受けます。これでミートする態勢が整います。
ボールをキャッチして以下で説明する貰い足、身体の向きを正確にやって出て来た方向にドリブルし、適当な場所でミートしてキャッチした方法と同じようにストップし、貰い足、身体の向きを正確に行いますが、次は逆サイドのプレヤーが同じようにしてタイミングを合わせドリブルしてストップしたプレーヤーからミートしてボールを受けるようにし、左右で同じことを繰り返します。
フリースローラインからそのままゴールに向かってレイアップシュートを行っても良いと思います。

次にその時のボールの貰い方、ターンのやり方、身体の向きを整理して説明します。
①進行方向の後ろ側の足をピボットフットしてワンツーストップ(インサイドピボット)。ストップしたらリングを見るようにして次にフロントターン(前回り)しフリースローレーンに沿ってドリブルし、適当な場所でインサイドピボットでストップ。フロントターンをして次のプレーヤーにパスをします。
②インサイドピボットでワンツーストップし、リングを見てリバースターン(後ろ回り)。
③進行方向の足をピボットフット(アウトサイドピボット)としてリングに背中を向けてストップしフロントターン(前回り)。
④進行方向の足をピボットフット(アウトサイドピボット)としてリングに背中を向けてストップしリバースターン(後ろ回り)
⑤進行方向の足をピボットフット(アウトサイドピボット)としてその足でしっかりストップし、逆方向へドリブル。
※①と同様②以降もドリブルして適当な場所で止まり同じようにやって行きます。

コーチに聞きたいこと大募集中!

バスケットのこと、練習のやり方、コーチに聞きたいさまざまな質問を募集します!
寄せられた質問と、回答も紹介していきます。

質問はこちらから

TOP