ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

やはり、レギュラーの選手とくらべると試合や練習での試合の経験が少なく、あまり5対5の実戦練習ができません。このような実戦練習の差を埋めるにはどのような練習が必要でしょうか?

サユ(プレイヤー/大学生以上/女性)

5:5の経験が少ないということですが、そもそも5:5というのは1:1、2:2、3:3のプレイの組み合わせです。オフェンスの原則はリングを中心に片サイドが3:3、反対側のサイドが2:2になっています。

もし相手より自分達の力が方が上でである場合、ほとんど1:1で突破することができるでしょう。しかし、相手の力が自分たちと対等あるいはそれ以上の場合、1:1での突破が難しくなってきます。その場合その1:1にもう一人が加わって2:2で突破を計ります。それでも難しい場合はもう一人加わって3:3になります。それが5人の中でフロアバランス(攻められるスペースを保つ)を取りながら繰り返されるのです。そのため、4:4、5:5というのはオフェンスプレイでは存在しません。

とにかく、まずは1:1で相手を突破する力を磨き、その次に2:2(パス&ランやオンボールスクリーンなど)。その次は3:3(ボール保持者の1:1とボールも持たない2:2)となっていきますので、それらのことが正しい状況判断の上でできるようになれば、必ずしも5:5をやる必要はありません。

コーチに聞きたいこと大募集中!

バスケットのこと、練習のやり方、コーチに聞きたいさまざまな質問を募集します!
寄せられた質問と、回答も紹介していきます。

質問はこちらから

TOP