ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

中学校でバスケ部の顧問をしています。臨時休校が終わり、学校が再開されると部活動も始まりますが、次の2点が心配です。①3ヶ月間ほとんど動いていない状態での活動再開。②接触が多いもの密接になる競技や練習は控えるようにとの指導が入っている。この2点を踏まえ、どのような練習を重点的に行えばいいでしょうか。

ちなみに、4月当初1週間だけ取り組めたときは、ハンドリングとシュート練習のみ行いましたが、今度は新入部員もいる形になります。

めい(指導者/指導対象:中学生 女性)

新型コロナウィルスの流行はまだ収束していませんが、緊急事態宣言も解除され徐々に普段の生活に戻ろうとしています。そんな中、学校の授業も再開され部活も再開しているようですね。子どもたちは約3ヶ月間「ステイホーム」で余り身体を動かしていないと思います。

こういった状況は誰も経験のないことなので、いかにして進めていけば良いかは全く手探り状態だろうと思われます。さらに練習のやり方自体や時間の制限もあるでしょうから指導者の先生方はかなり苦慮されるのではないでしょうか。

公式戦の予定も各カテゴリーでまだ明確にされていませんので、チーム作りを具体的に考える時ではないでしょう。

そこで、新一年生を迎えていることからチーム作りは全く度外視し、子どもたちにバスケットボールの基本を徹底的に習慣化させるさせるようにしてはいかがでしょうか。

この時期だからこそやるべきことは、やはりボールを扱ったスキル(パス、シュート、ドリブル)の向上ではないかと考えます。特に今の時期でないとできないのはシュート練習だと思います。シュートのドリルはたくさんありますが、ドリルそのものに意味を持たせ、そして時間をかけることが良いのではないでしょうか。またパスの能力を高めることも重要だと思います。正確に強いパスが長い距離でも届くように訓練することでシュートチャンスを作り出すことを覚えるかもしれません。

JBAから「バスケットボール活動再開に向けたガイドライン」が発信されていますから、それを参考にしながら色々工夫した練習やトレーニングをやってみてください。

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