ENEOSバスケットボールクリニック

クリニックQ&A寄せられた質問にクリニックのコーチ陣が回答します。

先日、中学地区選抜大会へ子供が出場しました。ミニ選抜から毎回、スキルや育成やチームでのあり方を勉強させて頂き、県強化練習会で教わった事もチームの仲間にも伝達して頑張ってます。しかし、先日の地区選抜大会でうちの地区は「勝ちにはこだわらない、県の選抜選手を出すための試合」と地区コーチは言っていて、その試合で頑張っていた子達を出さず、結果を出していないビッグマンの子達を全試合出し続けました。他の子も背もあるのに個人の持ち味も規制をされて、結果を出し切れない大会になりました。今まで県代表を目標にチームでも頑張ってきましたが、自分達の本来のプレイを見せるためのはずの地区選抜大会ではないのでしょうか?最初から地区コーチが売りに出したい子供のみを見せる大会なのでしょうか?勝敗関係ない試合なんてあるのでしょうか?ミニバスの選抜コーチや県の選考強化コーチは「地区を代表して背負って戦えて!」と教わり今まで挨拶やマナー思いやりなど生活面でもそうゆう気持ちでやってきました。補足:去年も地区選抜から県の選考に上げた選手1人は選抜試合2日間サボった子です。とても残念な内容でしたが、みんなチームの方で頑張ってもらいたいと願っています。

バスケ応援大好き!さん(プレイヤー/中学2年生/男性)

お子さんが選抜チームに選ばれたのでしょうか?

今「育成」を目的とした選抜チームの活動がさかんになっています。それは日本全体のレベルアップを目的としたものです。その対象は当然選手ですが、実は指導者のレベルアップも視野に入れたものです。したがって、勝つことも大切ですが選手育成が大きな目標になります。選手が伸びれば、それがひいては県のレベルアップ、さらに日本のレベルアップにつながるからです。

指導者の細かい考え方はわかりませんが、県の選抜につなげようと考えているなら、それは正しい考え方だと思います。ただ、子供たちに勝たなくてもよいというような表現をしているとしたらそれは間違いで、選手を試合で伸ばそうとするなら目標はあくまでも「勝利」です。

選抜チームでの考え方としてあるべき論からすると、集まった選手たちを育成して伸ばし、母体チームに帰してさらにレベルアップしてもらえれば母体チームの強化になります。そしてまた集まった時に選抜チームでその力を発揮してもらう。そういったキャッチボールをすることによって、地域、県、ブロックで選手のレベルが上がっていきます。そのように日本のレベルアップにつながっていくことが理想であると考えます。そういった視点で見ていただければよいのではないでしょうか。

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